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- CATEGORY動物問題ニュース(転載記事)
全ての畜産農家の皆さまへ。永遠に語り継いで貰いたい素晴らしいニュース。「食肉処理に出すのは裏切り行為だったことに気づき、牛の飼育を廃業した農場経営者の気持ち。」
こんな素晴らしい畜産農家の方がいました。
永遠に語り継いでもらいたいニュースです。
肉の為に育てている家畜のことを、"家族だ。"と表面的に言う畜産農家の人は多いですが、
その気持ちが本当なら、ジェイさんを見習ってほしいと思います。
こんな記事が、普通にYahooニュースで発信されるようになってることも、
なんだかちょっと感動です。
肉用牛の飼育は廃業 心通わせた末の決断(BBC News) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-10001923-bbcv-int
7/4(火) 13:20配信
英中部ダービシャーの菜食主義の農場経営者が6月、牛を殺すのがこれ以上耐えられないと、肉用牛農家を廃業した。
食肉用に飼育していた牛63頭は、東部ノーフォークの動物保護施設に託した。
ジェイ・ワイルドさん(59)は25年来の菜食主義者。
2011年に父親が亡くなったのを機に、農場を引き継いだ。
「牛は記憶力がいいし、多彩な感情の持ち主だ。他者との関係性を築くし、泣くのを見たことさえある」とワイルドさん。
「最善を尽くして面倒をみた末に、おそらく恐ろしい死に方が待ち受ける食肉処理施設に送り出すのは、とても辛かった」
ノーフォーク・フレッテナム近くのヒルサイド動物サンクチュアリによると、
引き取った牛のうち30頭が妊娠していた。
どの牛も「ペットとして寿命をまっとうする」ことになるという。
*****************************************************************************:
Yahooニュースではここまで↑しか伝えられてませんが、元記事のBBCNewsではまだ続きがあります。
~以下続きより転載~
BBCニュース - 肉用牛の飼育は廃業 心通わせた末の決断 http://www.bbc.com/japanese/video-40477910
保護施設を立ち上げたウェンディ・バレンタインさんは、自分の家畜を寄付する農家はワイルドさんに限らないと話す。
「酪農農家を続けることが耐えがたく、サンクチュアリの支援を受けて牛をペットとして飼い続けた」カップルもいたという。
ワイルドさんは農場を相続した際に、酪農から有機肉用牛の飼育に転換したが、「動物を食べるのが正しいこととは思えない」ため、常に畜産業から手を引きたかったと話す。
酪農の場合は、牛の母子を引き離すのが牛にとって残酷なストレスになるはずで特に辛いとワイルドさんは言う。
「畜産業をやめる決断をしてホッとしている。ずっと心の負担になっていたので」
市場で売れば4万ポンド(約600万円)にはなる牛を寄付してしまうなど、「まったく狂ってる」とワイルドさんは親類に言われたという。
もっと早く畜産から耕作農業に転換しなかったのは、「想像力の欠如のせい」だというワイルドさんは、有機野菜農場に切り替える方針だ。
(英語記事 Vegetarian beef farmer gives herd to animal sanctuary)
(c) BBC News
動画がもしいつか消えてしまっても、ジェイさんのこの愛がずっと語り継がれますように。
動画より文字を書き写しておきます。
↓↓↓
肉用牛農家のジェイさんは
牛には感情があると考えている。
そして自分が殺されることを察知できるとも。
牛が満足しているか
悲しいか
退屈しているか
分かります。
目の奥に何かがあるのが分かるんです。
今日まで私は有機飼育の肉用牛農家でした。
たまたま菜食主義者です。
今日は牛の群れが農場を去る日です。
牛を動物保護施設に託して
生涯そこで面倒を見てもらうのです。
当然そこには強烈な利益相反がありました。
肉を食べないことと
食肉として牛を育てることに。
何年もの間に何百頭もの牛を
食肉処理に送ったはずです。
ジェイさんは父親が死去した2011年
農場を引き継いだ。
そして家業を続けなくてはという
プレッシャーを感じてきた。
農場を相続すると
それを将来に向けて続けるのが
自分の責任のように感じます。
動物を2~3年世話して
一頭一頭をよく知るようになってから
食肉処理に送り出すのが
難しいことに思えました。
まるで裏切りのように
感じたんです。
ジェイさんが牛を食肉用に売れば
650万円以上の売上になっていた。
ジェイさんはそれより
牛たちを自由にしてやりたかった。
完全菜食主義の有機野菜を育てる予定です。
もしかしたら肥料も
動物由来の原料は一切使わずに。
トラックが来たかな?
ジェイさんが牛たちに
さよならを言う時だ。
ちょっと感情的になってしまった。
ただやるべきことをやるだけです。
農作物の栽培が肉用牛の飼育ほど
利益になるかジェイさんには分からない。
けれども良心はすっきりしている。
保護施設に着いた牛たちが
トラックから野原に走り出て
「やった 休暇旅行だ」って
思ってくれたらと思います。
~転載終了~
【関連記事】
涙をボロボロ流す牛。その先に待っていたのは…。絶望を希望に変えていくために。 動物はゴハンじゃないと認めよう。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-27.html

永遠に語り継いでもらいたいニュースです。
肉の為に育てている家畜のことを、"家族だ。"と表面的に言う畜産農家の人は多いですが、
その気持ちが本当なら、ジェイさんを見習ってほしいと思います。
こんな記事が、普通にYahooニュースで発信されるようになってることも、
なんだかちょっと感動です。
肉用牛の飼育は廃業 心通わせた末の決断(BBC News) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-10001923-bbcv-int
7/4(火) 13:20配信
英中部ダービシャーの菜食主義の農場経営者が6月、牛を殺すのがこれ以上耐えられないと、肉用牛農家を廃業した。
食肉用に飼育していた牛63頭は、東部ノーフォークの動物保護施設に託した。
ジェイ・ワイルドさん(59)は25年来の菜食主義者。
2011年に父親が亡くなったのを機に、農場を引き継いだ。
「牛は記憶力がいいし、多彩な感情の持ち主だ。他者との関係性を築くし、泣くのを見たことさえある」とワイルドさん。
「最善を尽くして面倒をみた末に、おそらく恐ろしい死に方が待ち受ける食肉処理施設に送り出すのは、とても辛かった」
ノーフォーク・フレッテナム近くのヒルサイド動物サンクチュアリによると、
引き取った牛のうち30頭が妊娠していた。
どの牛も「ペットとして寿命をまっとうする」ことになるという。
*****************************************************************************:
Yahooニュースではここまで↑しか伝えられてませんが、元記事のBBCNewsではまだ続きがあります。
~以下続きより転載~
BBCニュース - 肉用牛の飼育は廃業 心通わせた末の決断 http://www.bbc.com/japanese/video-40477910
保護施設を立ち上げたウェンディ・バレンタインさんは、自分の家畜を寄付する農家はワイルドさんに限らないと話す。
「酪農農家を続けることが耐えがたく、サンクチュアリの支援を受けて牛をペットとして飼い続けた」カップルもいたという。
ワイルドさんは農場を相続した際に、酪農から有機肉用牛の飼育に転換したが、「動物を食べるのが正しいこととは思えない」ため、常に畜産業から手を引きたかったと話す。
酪農の場合は、牛の母子を引き離すのが牛にとって残酷なストレスになるはずで特に辛いとワイルドさんは言う。
「畜産業をやめる決断をしてホッとしている。ずっと心の負担になっていたので」
市場で売れば4万ポンド(約600万円)にはなる牛を寄付してしまうなど、「まったく狂ってる」とワイルドさんは親類に言われたという。
もっと早く畜産から耕作農業に転換しなかったのは、「想像力の欠如のせい」だというワイルドさんは、有機野菜農場に切り替える方針だ。
(英語記事 Vegetarian beef farmer gives herd to animal sanctuary)
(c) BBC News
動画がもしいつか消えてしまっても、ジェイさんのこの愛がずっと語り継がれますように。
動画より文字を書き写しておきます。
↓↓↓
肉用牛農家のジェイさんは
牛には感情があると考えている。
そして自分が殺されることを察知できるとも。
牛が満足しているか
悲しいか
退屈しているか
分かります。
目の奥に何かがあるのが分かるんです。
今日まで私は有機飼育の肉用牛農家でした。
たまたま菜食主義者です。
今日は牛の群れが農場を去る日です。
牛を動物保護施設に託して
生涯そこで面倒を見てもらうのです。
当然そこには強烈な利益相反がありました。
肉を食べないことと
食肉として牛を育てることに。
何年もの間に何百頭もの牛を
食肉処理に送ったはずです。
ジェイさんは父親が死去した2011年
農場を引き継いだ。
そして家業を続けなくてはという
プレッシャーを感じてきた。
農場を相続すると
それを将来に向けて続けるのが
自分の責任のように感じます。
動物を2~3年世話して
一頭一頭をよく知るようになってから
食肉処理に送り出すのが
難しいことに思えました。
まるで裏切りのように
感じたんです。
ジェイさんが牛を食肉用に売れば
650万円以上の売上になっていた。
ジェイさんはそれより
牛たちを自由にしてやりたかった。
完全菜食主義の有機野菜を育てる予定です。
もしかしたら肥料も
動物由来の原料は一切使わずに。
トラックが来たかな?
ジェイさんが牛たちに
さよならを言う時だ。
ちょっと感情的になってしまった。
ただやるべきことをやるだけです。
農作物の栽培が肉用牛の飼育ほど
利益になるかジェイさんには分からない。
けれども良心はすっきりしている。
保護施設に着いた牛たちが
トラックから野原に走り出て
「やった 休暇旅行だ」って
思ってくれたらと思います。
~転載終了~
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http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-27.html

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