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苦しみ続ける動物達のために❤さっち~のブログ❤№2

動物達の苦しみから目を背けさせようとアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してから5年。そのブログが容量いっぱいとなりましたので、こちらのブログを新しく作りました。宜しくお願い致します。旧ブログ→http://amour918.blog.fc2.com/

太地町の定置網で続くミンククジラの殺害行為。HOPEが訴え続けている。「私の声を消さないで・・・」太地町だけではない。混獲で消されてゆく命の叫び。 #漁業反対 #捕鯨反対 #ホープの声を消さない #GoToVegan 

もちろん忘れるはずがない、忘れることができるはずがない。
2022年1月11日は、太地町の定置網で殺されたミンククジラのHOPEの1周忌だった。
想いを書き留めた1年前の記事。

2021.1.11 太地町の定置網に拘束されて19日目。世界中が震撼...衰弱した子供のミンククジラを殺害した真実の記録
「HOPEが遺したメッセージ」

http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-387.html
2021111minkhope.jpg
minkhope.jpg


しかし去年あれだけ抗議運動が盛り上がったにも関わらず、HOPEが遺したメッセージを語り続ける人は少ないと感じずにいられない。。。
1年経った今、HOPEに想いを馳せる人が少ない事を思い知らされた。
特に日本人は熱しやすく冷めやすい。。。
動物達の問題が解決に至らない理由のひとつである事を改めて突きつけられた日でもあった。

そして2022年1月6日にまた太地水産共同組合の定置網で起こっていたこと...
まるでミンククジラのホープが「私の声を消さないで…」と訴えてるかのようだ...悲
太地町で起こっている事、クジラたちの犠牲をどうにかしたいとちゃんと情報を追っている人なら知っていたかと思うが、
(私はkunitoさんの情報でミンククジラが混獲され解体場に運ばれていた事だけは知っていたが詳細がわからなかったので積極的に発信していなかった。)
https://www.facebook.com/kunito.seko.9/videos/1054870381726272

今年1月6日、また太地水産共同組合の定置網に入ったミンククジラが
ホープの時と同じように窒息死させるため殺されていたことが昨日LIAが記録していた映像と共に発信され明らかになった。
LIAのブログで詳細綴られているので観て欲しい。
2022.1.14「世界から批判されて1年、また太地町でミンククジラ殺害!」
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1997967.html

Twitterではその犠牲者であろうミンククジラが殺された肉を投稿してる人...
えげつない、、、。


HOPEの時は、年末年始を挟んだこと、そして世界中のメディアも取り上げるほどの大騒動になったから、
やつらは時間稼ぎした感あったけど、
今回は騒動にならないうちにサクッと殺したという感じか?
逃がす努力を微塵も見せることなく、いとも簡単にミンククジラを殺しやがった。
そしてこの行為が違法行為として問題視されることなく簡単に見逃されてしまう日本という国、、、

クジラ達は私たちと同じ肺呼吸で生きている。
水面に顔を出し息継ぎしなければ生きていけない生きもの。
しかし、クジラたちがいくら人間と同じ肺呼吸で哺乳類でも、彼らは海の生きもの。
だから、このような形で窒息死させて殺すという行為が、どれだけクジラに苦痛を与えるのかということ。。。
陸で生きる人間が同じ状況に置かれたらもっと早くに死に致るのは間違いない。
そんな事を考えては、あまりに辛過ぎて、、、最後まで動画を確認するのが非常に困難だった。。。
そして誰かがジワジワ殺されていく様子を船の上で平気で観察している、
実行犯である漁師達の精神がいかにイカれてしまっているのかということ。。。
そして漁業という凄まじく暴力的で破壊的な産業を支えている消費者も同類なのである。
ミンククジラが殺される様子を見て、少しでも痛む心が残っているなら、
そんなあなたは加害行為を止められるはずである。
もう言い訳は聞きたくない。
誰かをとことん苦しめていても自分が優位に立っていたい。
そんな自分自身をあなた自身で終わらせるべきだ。

1月6日にミンククジラが殺される様子を記録したLIAの動画ちゃんと観てください↓


そして今日1月15日に飛び込んできたまたもや悲しいニュース。。。
また太地水産共同組合の定置網に新たにミンククジラが混獲されたそうだ。。。
詳細はLIAブログで確認を↓(その後、このクジラにはシャインという名がつけられた)
「1月15日現在、ミンククジラが太地町の定置網に混獲しています!」
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1998050.html


「私の声を消さないで・・・」
HOPEの魂はずっと生きているのだ。
ホープが遺した最大のメッセージ。
「これは氷山の一角」
だという事を何度も突きつけられる。

どうやったら救えるのか?
加害行為に加わってる人間に考えを改めてもらうしかない。
まずはこの問題に向き合ってくれる人を増やすしかない。
情報を多くの人に伝え広めるしかない。
伝えるべきことを伝えて味方を増やす。
結局そこからしか始まらないのである。

「善きことはカタツムリの速度で動く」
そんなスピードじゃ困る!!!!!
この有名なマハトマ・ガンジーの言葉に活動をはじめてから何度悩まされたことか。。。
しかし今ではここに答えがあると思えるようになった。
沢山のカタツムリが集まったらどうなるだろうか?
小さく思えても、そんな小さな一歩の積み重ねがやはり重要なのである。。。
速度を追い求めるばかりに根本的な大切なことを忘れてはいないか?
そんな忠告でもあると今は受け止めている。

もちろん定置網による犠牲者は、太地町だけではない。
世界中のあらゆる場所で今この瞬間も凄まじい数の海洋生物達が苦しめられている。
前から言ってるように、例えば鯨類に関しては捕鯨で犠牲になる命よりも、混獲や漁網で殺される鯨類の方がはるかに多い現実。
漁業がある限りいつまでも続くのだ。
原因はどこに、誰にあるのか?
もうこれ以上説明させないでくれ。。。
(それにしても、もっと上手に殺せ!!(解体しろ!!)とは、なんて恐ろしい投稿なのか。。。)


HOPE20220106.jpg

【追記】
15日にまた定置網に入ってしまったミンククジラのシャインのその後。
思いもよらぬ展開になった。
15日に南太平洋に位置するトンガで大規模な海底火山噴火があり、日本にも津波警報が発生する事態に。
場所によっては避難が呼びかけられ15日の夜、太地町もサイレン等が鳴り響く状況となっていたとの事。


そして翌朝16日、太地町にも津波が到来。
その影響で、なんと、、太地町イルカ追いこみ猟で捕虜となったイルカ達が監禁されている太地漁港の生け簀7基が壊れるほどの事態に。
現場はパニック状態。。。


そしてこの日、本当なら定置網に入ったシャインは殺される予定だったであろうが、
津波が到来した不安定な状況下でこの日は放置される事となった。
そして本来なら土日は閉まっている役所関係だが、
津波のお陰で窓口が開いており時間稼ぎが出来たという展開になった。
動物達の声が徹底的に後回しにされるこんな日本でそれを叶えるのは困難を極めることは解っていても、
到底諦めることはできない、
これまでの太地水産共同組合の愚行を見ても、このままだと翌日17日の朝には殺されてしまうだろうと、
LIAが中心となって関係各所へミンククジラ解放を求める電話等を行うよう呼びかけられた。


そして迎えた17日朝。
やはり他者を思いやる意識の欠片もないこいつらにその声は届かない現実が迫る。
太地水産共同組合は定置網を上げてシャインを殺そうとしていた。
その様子を現地からライブ配信してくれていたLIA。
しかしここで、まさかの事態が起こった。
網をあげた最初の方はシャインの存在を確認したということだが、その後なんとシャインがカメラから消えたのである。
シャインは一体どこへ?
同じく太地町でイルカ達の犠牲をライブ配信してくれていたkunitoさんも、戻ってきた太地水産共同組合の船にミンククジラは乗っていなかったとのこと。
このような展開は非常に珍しい事だが、、、
結果シャインは助かった、、、。
なんと網が破れてシャインは脱出できたのだ。こんな展開は奇跡とも言える、、、。
去年殺されたホープの魂が、、、そうさせたのではないか、そんな妄想までしてしまった、、、。
16日にシャインを助けてと意見電話するつもりでいたが電話が繋がらなかったこともあり、意見しておきたいこともあったのでシャインの脱出を確認したあと和歌山県農林水産部に電話したが、その時はまだ報告はなく担当者も理解できていなかったようだ。
そして意外に収穫だったのは以前より電話対応が友好的な態度に変わっていると感じたこと。
これも県庁前で活動したり、沢山の人が意見を届けた結果かもしれない。
どんなちっぽけと思える行動でも意味のないことなどないのだと思った。


その後、kunitoさんが太地水産共同組合の理事と話して網を破って逃げたことが確認されている。
このようなパターンは本当に希なこと。
津波で1日殺される日が延びたことも影響したかもしれない。
https://www.facebook.com/kunito.seko.9/posts/3169615263364232
2022-01-23 (2)

しかし、そんな事は根本的な解決策には全くなり得ない事だと思い知らされる現実が続くのだった。。。
1月21日。また定置網にミンククジラが、、、
そしていとも簡単に殺されてしまったのである、、、
17日に網が破れた事で、網を修繕しないといけない状況となり漁に支障をきたしてラッキーと思っていたのに、
こんなに早々にまたクジラが殺害されてしまうなんて、、、
去年、ミンククジラのホープ救出を求めて、太地水産共同組合に行った時、
網を切ったら億単位の被害が出ると言われた私だが、、、
網が破れてもこんなに早々に漁を再開できるなら、
網を破ってミンククジラを助けることも簡単にできるのでは?と思わずにいられない、、、
結局あの日、太地水産共同組合が言ってたことは完全に相手を打ち負かすための嘘だったのだ。
そんな記憶を思い出して更なる悲しみ、悔しさに襲われる、、、。
結局、金儲けのために日常的に野生動物達を殺しまくってる漁師達にとって、
ミンククジラは金になる存在でしかないのだ。
そして何度も言ってるように、それを消費したがる消費者、漁業を支える人々がいる限り、
この残酷な現実を終わるに向かわせることは困難であることを、ただたた突きつけられる。。。

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