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苦しみ続ける動物達のために❤さっち~のブログ❤№2

動物達の苦しみから目を背けさせようとアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してから5年。そのブログが容量いっぱいとなりましたので、こちらのブログを新しく作りました。宜しくお願い致します。旧ブログ→http://amour918.blog.fc2.com/

海上保安庁の世にも奇妙な茶番劇と税金の無駄遣い「太地町イルカ追い込み猟についての報道まとめ」日本の皆さま。真実を見極める目を持ちましょう。 #太地町イルカ追いこみ猟反対 #捕鯨利権 #海上保安庁 @JCG_koho 

えっと、それまだやりますか?
santatyaban.jpg

太地町で毎年恒例の、しつこく茶番な訓練が今年も行われた。
このアホのニュースが流れると、今年もイルカ追いこみ猟の時期が近づいてきたんだなと感じる。
今年はまた記事内容のバカっぷりがどんどんパワーUPしてるし、
言ってる事がなにもかも滅茶苦茶過ぎて草。
カメラでイルカ猟の様子を撮影する事と、生簀の網を切ることを同列に語ってんじゃないよ。
過去に妨害活動を行ったとされる外国人もコロナ禍で来てないし、これまで何度も言ってきてる事だが、太地町で船での妨害活動なんて1度も行われたことなどない、シーシェパードが南極海で船で妨害活動を行った事を太地町に持ち込むなよっていうね。
つうか、実際太地町で同じ事をやろうとしたって到底そんな事が行えるはずがないんだけど、、、。
ほんとしつこく被害者ぶって恥ずかしい&税金の無駄遣い過ぎて許されない。
しかも今年は空からの訓練も足されてて超笑った、、、
何なんだこの頭おかしいやつらは、、、
ヘリコプター代上乗せしてんじゃね~よ!!!
この茶番劇プラン考えた人ってAB型ですかね?
私もそうだけどAB型って妄想好きだから、笑
でも流石に華麗なる妄想族の私でも妄想止まりだよ。

2021-08-19 (6)
「反捕鯨の妨害に対処 和歌山・太地町で訓練」
https://www.news24.jp/nnn/news92j1rjcqycdwcdpeb4.html
2021.08.19
 くじらの町で知られる和歌山県太地町で19日、
反捕鯨活動家の妨害行為に対処する警備訓練が行われた。

 太地町では、2010年にイルカ漁を隠し撮りし、批判的に描いたドキュメンタリー映画がアカデミー賞を受賞したことをきっかけに、
反捕鯨団体が漁を監視したり、生簀を切断したりするなどの妨害行為が相次いでいる。

 来月から、映画でも取り上げられた追い込み漁が解禁されるのを前に19日、海上保安庁と漁協の関係者ら約40名が参加し、
対処訓練が行われた。

 不審者を海と空から追跡し確保する手順を確認するなど、参加者は本番さながらの訓練に真剣な表情で取り組んでいた。
太地町では漁の期間中、24時間体制で監視を行うという。

~転載終了~

またこんなニュースも流れてたけど、今年は言ってる事がやっぱり更におかしい、笑
デモ行進とかお前ら警察が許可出した抗議活動に備えるって一体どーゆーこと?笑
外国人がすっかり来なくなってこれまでのネタ使えなくなった上に、
活動する日本人の出入りが増えてるから焦って何言ってるのか解らなくなってるみたいな?笑
太地町はしつこく被害者アピールしたくてたまらないんだろうけど、もう無理なんですよ、いい加減現実を受け入れろよ。

太地町のイルカ漁前に現地警戒所 和歌山県警、抗議に備え(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c25c9fba61583d67195e36f69da7dfb2bb904dc
8/20(金) 16:33配信
2021-08-21 (2)

 和歌山県太地町で9月から始まるイルカなど小型鯨類の追い込み漁を前に和歌山県警は20日、反捕鯨団体の抗議活動を監視する特別警戒本部現地警戒所を開所した。漁期が終わる3月末ごろまで警察官が交代制で24時間常駐し警戒に当たる。

 県警によると昨年は新型コロナの影響で国外の活動家を除いて、昨年4月~今年3月、国内で活動する約70人の動物愛護や反捕鯨の活動家を確認。「イルカに自由を」などのプラカードを持って町内をデモ行進したり、出漁の様子を撮影し、インターネットに流したりする事例があった。

 県警は追い込み漁が行われる畠尻湾近くに2011年から臨時交番を設けていた。
~転載終了~

昨年4月~今年3月、国内で活動する約70人の動物愛護や反捕鯨の活動家を確認。
この部分に関してはデータ集めてくれてありがとうって感じだった、笑
昨シーズンは太地町にイルカ追いこみ猟に反対する日本人が70人も訪れたんだね。
いや~~、ほんと増えたね!!!^^
しかし、アレだね。太地町に出入りする日本人をしっかり監視してるあたりは相変わらず本当に怖い町ですね。
この人達、本人に直接聞いた訳でもないのに活動で出入りしてる人達全員の住所と電話番号も全部おさえてるからね。
太地町にはそこら中に監視カメラも設置してあるし、おかしな動きあったらすぐ警官駆けつけるから、入り江になんて、しかも船で妨害行為とか絶対無理だっつ~の。
こんな茶番劇に騙される日本人がいるとか信じたくないけど、まだいるんだよね、、ほんま恥ずかしいの極みだわ。

海上保安庁の気持ち悪い訓練を取り上げたニュースについて、LIAのヤブキ氏が、ライブ中継行ってたけど、
これがまた笑えること、、、、爆
長過ぎて最初の1時間くらいしか見れてないけど、まだ見てない人は絶対観ておいた方がいい。
特に、海上保安庁には絶対見て置いてもらわないとだから、おかしな茶番劇を止めてほしいことを求めたついでにこの動画の情報も送っといた。
海上保安庁の世にも奇妙な茶番劇と税金の無駄遣いを止めさせるために皆さんもドシドシ意見お願いします。

【海上保安庁】
意見先メール→ jcg-goiken@mlit.go.jp
ハガキ宛先→ 〒100-8976 東京都千代田区霞が関2-1-3

海上保安庁には特に絶対観ておいて貰いたい注目の動画はこれです↓
流石にブラジャー被るとかそこまでしなくてもいいとは思うけど、、^^;笑
「え?イルカ追い込み猟解禁を前に海保が訓練?!」



また、8月27日、太地町イルカ追いこみ猟の準備を行っていた漁師がこんな犯罪行為を犯していた件。
警察はどうしてこういうリアルな犯罪者を捕まえようとしないのでしょうか?


そして、ついに今年も解禁日を迎えてしまった太地町イルカ追いこみ猟。
なんたることか、、、
今年も去年と同じく初日からハンドウイルカ達が水族館用に生け捕りにされてしまった、、、泣
メディアのいくつかが初日のイルカ追いこみ猟について報じていたが、
伝統文化と片付ける恒例のパターンから脱却してると感じたこと。
それは去年と違って、水族館販売用としっかり伝えていることだ。
去年は水族館販売用に生け捕りしたハンドウイルカを競りにかけたとか超絶クレイジーな報道をしていた事を鑑みると、進歩と言えるだろう。


が、しかし、、、それだけでは終わらないのがこの国。
今年もメディアのいい加減な報道がやっぱり際立つ。
今年も現地に入り初日からイルカ追いこみ猟の様子をチェックしていたLIAによると、生け捕りにされたのは7頭だったそうだが、
ニュースでは約10頭捕まえたという事になっている。
これは太地町漁協組合の貝良文専務理事にマスコミが聞き取り調査をしての報道だろうという事だが、何故そんないい加減なことをいうのか。
僕たち初日からこんなに捕まえましたよアピールで四捨五入して10頭にしたとかですか?笑

(右寄りで捕鯨推進勢力の一味である産経新聞の記事)

イルカ追い込み漁解禁 太地町、初日は約10頭
https://www.sankei.com/article/20210901-CAZJQ3I2CBNGVNHTPOIPVZU2AI/
2021/9/1 10:18 産経WEST

和歌山県太地町で1日、イルカやゴンドウクジラなどの小型鯨類の追い込み漁が解禁された。反捕鯨団体の抗議行動を海上保安庁や県警が警戒する中、地元の漁業協同組合に所属する「太地いさな組合」の漁船12隻が夜明け前に太地漁港を出発し、バンドウイルカ約10頭を捕獲した。組合によると、体長は2・7メートル前後で、水族館に販売する予定

午前6時20分ごろ、沖合約7キロで群れを見つけ、入り江へ追い込んだ。漁協の貝良文専務理事は「漁獲があって安心した。出足から幸先が良い」と喜んでいた。

追い込み漁は、複数の漁船で、沖合の群れを入り江に誘導して捕獲する手法。来年の春まで続く。期間中、太地町内に第5管区海上保安本部(神戸)が臨時駐在所を開設。県警も警戒所を設け、警察官を24時間常駐させる。

(上と似たような報道だが共同通信社は、産経と違って抗議活動があった事は伝えている)
イルカの追い込み漁が解禁 和歌山・太地町、初日は約10頭
http://a.msn.com/01/ja-jp/AANXeK0?ocid=st
共同通信社 2021/09/01 10:17

 和歌山県太地町で1日、イルカやゴンドウクジラなどの小型鯨類の追い込み漁が解禁された。反捕鯨団体の抗議行動を海上保安庁や県警が警戒する中、地元の漁業協同組合に所属する「太地いさな組合」の漁船12隻が夜明け前に太地漁港を出発し、バンドウイルカ約10頭を捕獲した。組合によると体長は2.7メートル前後で、水族館に販売する予定

 午前6時20分ごろ、沖合約7キロで群れを見つけ、入り江へ追い込んだ。漁協の貝良文専務理事は「漁獲があって安心した。出足から幸先が良い」と喜んでいた。

 漁港では数人が「イルカを自由に」などと書かれたプラカードを掲げ、抗議の意思を示した。

(一方、関西テレビは抗議活動がなかったと言うことにしたいらしい、笑 しかも水族館へ販売される事も隠したいようだ。)
イルカ・クジラ追い込み漁が解禁 コロナ「渡航制限」の影響で目立った抗議活動なし 和歌山・太地町
https://www.ktv.jp/news/common/php/amp.php?id=f3b72e16_d097_4386_83bd_272eaeab16b1&__twitter_impression=true&fbclid=IwAR2d4l3ma_EFWdbupsj6rKuV853Ohf0m8JbUU3bzUifD0rUokJ3x0RKCXq8
9月1日 13:19

和歌山県太地町ではイルカとクジラの追い込み漁が解禁されました。
解禁初日の午前5時、太地町の漁港から追い込み漁の船12隻が出港しました。
約1時間半後、7キロほどの沖合で「バンドウイルカ」を見つけた漁師たちは、船のヘリを鉄で叩いて畠尻湾に追い込み、約10頭を捕獲しました。
例年、解禁初日は来日した反捕鯨団体が、出港の様子をインターネットで配信したり、抗議活動をしたりしますが新型コロナウイルスの影響で渡航が制限されているため今年は目立った混乱はありませんでした。

【太地町漁協・貝良文専務理事】
「天候も良くて良いなぎだったので本当に良かったです。しかも出初めでうまいことバンドウイルカとれたので最高です」

追い込み漁はこれから半年間続く予定です。

(読売テレビの報道が1番シンプル。※褒めてはない)
和歌山・太地町 イルカの追い込み漁が解禁
https://www.ytv.co.jp/press/kansai/111467.html
2021.09.01 11:53

和歌山県太地町で1日、イルカなどの追い込み漁が解禁された。午前5時過ぎ、地元漁協に所属する漁船12隻が漁港を出港し、沖合で発見したバンドウイルカの集団を船で取り囲みながら、約1時間かけて入り江に追い込んでいった。

 捕獲されたのは体長2.7m前後の10頭で、水族館に販売される予定だ。1日は漁の解禁に合わせて、反捕鯨団体が駆け付け、海上保安庁や警察が警戒していた。追い込み漁は来年4月まで行われる。

~転載終了~

そして今年も太地町では8月29日にイルカ追いこみ猟廃止を求めるデモ行進が行われた。
今年は日本人による抗議活動がこれまでにないほど盛り上がっているし、
今年もマスコミがデモ行進を取り上げてくれるはずだろうと意見を送っていたが、
どういう訳か、今年は報じられることはなかったという何これ珍百景。
今年は右翼?による妨害行為が更に過激化していて超絶えげつない状況となり
マスコミ的には良いネタであったにも関わらずだ。
恥を知るのはお前だよ。


私も太地町で過去に活動した際、同じように暴言を吐かれ罵られ活動妨害されたことがあるが、その当時の事がまだ可愛かったと思えるほど、汚らわしさを増してる捕鯨擁護活動。
(これを可愛いということにしないといけないとかどんな状況なんだ、笑)

対峙の町 from 合同会社adg-ethics 【エーディージーエシックス】 on Vimeo.



警察は、許可を取ってマナー良く抗議活動してる人々を監視するとメディアで報じるくせに、
「殺すぞ!死ね!!」と殺気立ってるこういうヤバイ捕鯨推進勢力に対してはスルーを決めこむというね。
これまでもそうだったが、この輩の妨害活動については何故か一切メディアで報じられないという。
イルカ追いこみ猟の許可を出してる和歌山県知事や太地町長、太地町が地盤の大物政治家、二階も、マスコミも、この右翼らとみんなグルなんじゃないかと当然疑ってしまう。

デモ行進に参加した安ちゃんの投稿↓


(2018年8月4日放送動画)
この時は散々呼びかけても20人にも満たない参加者だったが、日本ではじめてテレビでアニマルライツ活動として取り上げられた記念すべき日。


2020年のデモ行進の時は朝日放送が取り上げてくれた。
私は太地町活動の主軸であるS氏との人間関係から太地町での活動その他から退いたが、参加者は増えてこの時は約30人による訴えとなった。
(2020年8月30日に報道された内容)

放送される気がしてテレビ前で待機してたら、キタ━(゚∀゚)━!
今日の太地町でのデモ行進、朝日放送のサンデーステーションが取り上げてくれた。
いきなり始まって間に合わず最初の一部録れなかったが8割は録れてるかと。
捕鯨反対活動と言うと、いつ...

太田 幸子さんの投稿 2020年8月30日日曜日


そして、今年、抗議活動もなかった事にしたい、水族館販売用とも伝えなかった関西テレビ。
よりによって、デモ行進が行われた日に、太地町くじらの博物館の宣伝をしていたからこれまた何これ珍百景。
最も信用できないテレビ局であることが容易に理解できる。
くじらの博物館が最も取り組んでいる「太地町イルカ追いこみ猟でイルカを誘拐すること」についての情報は隠すくせに何を学べるというのだ。

「クジラとの暮らし」学んだ記録を展示 和歌山・太地町立くじらの博物館で企画展
https://www.ktv.jp/news/articles/c096cdfb_a0c4_4cd6_9e68_51bd8e95537c.html
8月29日 18:30
和歌山県太地町では、小学生たちが捕鯨など地元の文化を学んだ記録を展示するイベントが開かれています。
太地町にある「くじらの博物館」は、2007年から地元の小学校と連携して、くじらの生態や捕鯨の歴史・文化などを
学ぶプログラムに取り組んできました。
今回の展示では、小学生たちがクジラなどについて学んだことを書き込んだノートや絵など、学習の記録を見ることができます。
【訪れた人】
「(捕鯨は)社会的に問題にはなっているので、どういうところが問題でどういうところがいいのか、小さい頃から考えられることはすごく良い勉強だなと思う」
この企画展は、来年8月31日まで開かれます。

~転載終了~

こんなおかしなニュースを未だ垂れ流すマスコミがいる一方で、真っ当な記事をあげてくれた出版社もある。
正に天と地の差。
「イルカ虐待と世界に逆行する日本の水族館」と題して、週刊女性が水族館でのイルカの拘束飼育の問題を取り上げてくれたのだ。
発信元はPEACEさん☆東代表の声も取り上げられ、イルカビジネスの裏側にある問題点にかなり踏み込んだ内容になっててほんと感激した😭
ここまでイルカ目線の真っ当な意見が誌面を飾ったのは日本で初めてではないかと思う。


その後、WEBニュースでも掲載され、更に広く知れ渡ることに^^

水族館の“イルカショー”に動物愛護団体が危惧「生け捕りの時点で虐待は始まっている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e1cf576654dc0b93b369c4d94cc1276a80f3968
8/26(木) 5:01配信 (週刊女性PRIME)

 コロナによって息苦しい生活を強いられている昨今。生活様式は一変した。しかし、そんな人間たちの欲のために生活様式を一変させられるものたちがいる。それは生活様式などという生ぬるい表現からはみ出すほどの“変化”。

【写真】苛立つトレーナーがイルカを“調教”する場面

《何気ない日常の裏側で、日本を支える人たちがいる。私たちの知らないところで、どんな働きをしているのか?》(番組HPより引用)を伝える、武井壮がMCを務める番組『BACKSTAGE』(TBS系)。

 8月8日の放送では、『しながわ水族館』のイルカショーの舞台裏を取り上げた。2歳のイルカ『ミント』に演技を教え、ショーデビューまでの3か月に密着。

狭いプールが死の原因になることも
 しかし、内容や水族館の施設について、動物愛護団体からだけでなく、SNSなどで一般人からも批判が相次いだ。その理由は。

「日本で最も水深の浅い最悪の施設」

 番組を見てそう話すのは、動物愛護団体『PEACE』代表の東さちこさん。

「鯨類を小さな水槽に閉じ込めて飼育すること自体、世界的に批判があるのに、まるでショーを宣伝するかのような内容で驚きました。深さ3・5メートル、面積約150平方メートルの“巨大プール”などと言っていましたが、こんなに浅いプールはほかではありえず、とても狭いプールです。

 イルカは100メートル以上深く潜ることができ、行動範囲は100平方キロメートル、 東京ドームの2000倍を超えます。とても本来の生態を発揮できる施設ではないことを、番組では視聴者にきちんと伝えるべきだと思いました」(東さん、以下同)

 水族館のイルカは野生を捕獲したものが多いという。

「海から捕獲され、水族館に入れられたイルカは、それだけで死ぬことがありますが、死因の1つに、壁への激突があります。まっすぐ泳げることはイルカにとってとても重要です。水族館でイルカを飼うこと自体、無理があるということをテレビ番組はもっと報じてほしいと思いました」

 問題はプールの大きさだけではない。

「ペンキははげ、サビも目立ち、老朽化が激しい施設で、廃止を考える時期であることは撮影スタッフも見てわかったはず。なぜこの水族館を取り上げたのか疑問です」

飼育環境の問題もあるが、イルカを飼育すること自体、世界的に禁止が進んでいる。

「飼育基準を厳しくしたイギリスで'93年にイルカの飼育がなくなったことをはじめ、世界各国でイルカの展示が廃止になったり法的に禁止されたりしています。

 これは欧米諸国に限らない世界的な流れで、インドはイルカを“人格を有する存在”と定め、飼育を禁止しましたし、韓国でも、新規に水族館にイルカを入れることが法的にできなくなりました。野生から捕獲したイルカを消費し続けているのは、日本と中国です」

生け捕りした時点で虐待は始まる
 しながわ水族館のイルカショーは今年1月、存続について品川区議会でも議論がなされた。世界的に批判されていることから、「長期的に継続するものではない」としながらも、「イルカは品川区のイメージキャラクターとして浸透しているため、代わりになるものを考えるのは難しい」と現在も継続中だ。

 東さんが代表を務める団体の職員は、番組に登場したしながわ水族館のトレーナーの“調教”を目撃していた。

「イルカを叩いているのに気がついたので撮りました」と話す動画では、トレーナーはイルカの口先を叩き、言うことを聞かないイルカに対し、苛立ち、あきれているような表情だ。

「力いっぱい殴っているわけではないですが、トレーナーの苛立ちは伝わってきます。番組にあるような、子どもをあやすような調教ばかりではないということ。キラキラと表面的に都合よく伝えるのではなく、現実としてイラついたり、そのような場面、感情もあることを伝えるべきだったと思います。

 また番組では、ミントの母親である『バニラ』は“推定14歳”と伝えられましたが、この“推定”は、野生のイルカだったことを意味します。金属音の恐怖で捕獲し、死んだ魚を強制給餌で食べさせ、長距離輸送のストレスにさらす。そして芸をしこむ。野生由来のイルカにとって生け捕りにされた時点で虐待は始まっているといえます」(『PEACE』職員)

MCの武井は番組でショーについて「イルカに無理をさせてない」と話した。

「ショーでさせている動作自体が、野生では行わない不自然なものばかりで、まさに“無理をさせる”ものです。浅いプールで、体長2~3メートルにもなるハンドウイルカに高いジャンプをさせたり、速いスピードで泳がせたりすること自体、イルカに無理を強いています。イルカたちは、床や壁に体を激突させないよう、体をくねらせたり無理なターンを強いられたりしています」(前出・東さん)

 しながわ水族館に虐待や今回の番組の件、ショーの継続などについて問い合わせたが、「すべての質問にお答えできません」という返答。

芸をしないことが「間違い」
 同様の質問を、番組を制作したCBCテレビにも問い合わせた。

「'15年に、WAZA(世界動物園水族館協会)の決議を受け入れ、JAZA(日本動物園水族館協会)は“会員施設への追い込み漁からのイルカの導入を禁止”しています。しながわ水族館はJAZAの会員であり、WAZAの決議に則り、また法律や協会のルールを順守し、イルカを含む動物たちの飼育、施設の管理を適切に行っていると認識しています。

『BACKSTAGE』は、さまざまな現場で働く人々の仕事への思いを伝えることを番組のコンセプトにしています。今回は、そのコンセプトのもと、上記でお伝えしたことを踏まえて取材を行い、番組を構成いたしました。放送をご覧になった方のさまざまな声については、貴重なご意見として承りたいと考えます」

 飼育や施設の管理を“適切”に行っているのであれば、水族館側はこちらの質問に、誠実に答えられるはず。両者に“認識”のズレがあるのだろうか……。

 番組HPには今回の放送について以下の紹介文が載せられている。

《言葉がわからないイルカに「演技を覚えさせる」だけでなく「間違いを直す」方法とは?》

《集中力が続かないミント君。根気よく向き合い「間違い」を正す方法とは?》

 イルカのミントは番組中、芸をしない場面で多数“間違い”とナレーションが当てられた。人間のために海で暮らすはずが水槽に入れられ、望んでもいない芸をしないこと、覚えないことははたして“間違い”なのか……。

~転載終了~

日本の皆さま。真実を見極める目を持ちましょう。
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