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苦しみ続ける動物達のために❤さっち~のブログ❤№2

動物達の苦しみから目を背けさせようとアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してから5年。そのブログが容量いっぱいとなりましたので、こちらのブログを新しく作りました。宜しくお願い致します。旧ブログ→http://amour918.blog.fc2.com/

話題沸騰のドキュメンタリー映画。2048年には海から生きものが消える…「魚を食べるのを止めよう!」過去これほどまでに魚たちが搾取される問題に注目が集まった事はない。NETFLIXにて絶賛公開中【 #SEASPIRACY #偽りのサステイナブル漁業 】を観た人のTwitter反応まとめ 

もう観ましたか?
観ていないなら、どんな用事をほっぽり出してでも観なければならないであろう。
NETFLIXの会員ではないから観れないとか、そんな言い訳はまったく通用しない。
映画館でチケットを購入したと思って、ひとまず1ヶ月だけでいいから会員になって観るべきであろう。
後にも先にも、これだけの衝撃を与えるドキュメンタリー映画は出てこないのではないだろうか、、、
そこまでの気持ちにさせる作品だからである。
そして何よりもこれがリアルな現実であるということに誰しもが震えなければならない。
漁業の裏側が徹底的に暴かれたドキュメンタリー映画「SEASPIRACY」
命をかけて、この作品を世に送り出してくれた制作関係者の皆様に、感謝の気持ちが溢れる。。。
https://www.netflix.com/watch/81014008
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奴隷として働かされる人々の問題を除いては、すでに私も知っていたし何年も前から発信していた事ではあるが、
漁業の問題がここまで野放しにされてきたことへのショック、
そしてこの瞬間も漁業による凄まじい破壊行為が続いてるショック、、
これだけの情報がまとめられて伝えられる衝撃の大きさには、言葉を失うし例えようのない気持ちになった。

最初は、太地町のイルカ追いこみ猟が取り上げられるシーンからはじまる。
"また外国人にありがちな日本の捕鯨叩きかよ"と、最初は感じてしまう人がいるかもしれないが、そこで思考停止しないでほしい。
全体を通して見れば、入り口のそんな問題がいかにちっぽけな事になるのか理解できるはずだから。
太地町イルカ追いこみ猟の問題なんて、大したことない問題という事になってしまうのである。。。
それがこの作品の凄い所である。
というか凄いというより、漁業の在り方、実態が、例えようのないほど酷いということなのだが、、、。
この映画を観て以前紹介した海洋汚染問題を訴えるドキュメンタリー映画「BLUE」を思い出さずにいられなかった。
あの映画も鋭い視点で漁業の裏側にある現実問題、海洋汚染の深刻さを突きつける内容ではあったが、
「持続可能な魚を食べよう」で終わった最後の展開には落胆しかなかった。
海洋生物たちの搾取、その裏側にある問題点について一部訴えてる点では同じだが、
結論がまったく違う。
持続可能に魚と海を搾取し続ける方法はない、「魚を食べない選択」をハッキリ伝えている。
「BLUE」が映画の中に出てくるエセ団体と同じように思えてくるのだから何とも痛烈。
だから私は上映会会場で「魚を食べるのを止めなければならない理由」についてのチラシ配布活動を行ったのである。

(過去関連記事)
海洋汚染問題を訴えるドキュメンタリー映画「BLUE」上映会。この機会をお見逃しなく!食生活の見直しを。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-324.html
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そういう意味でもこの「SEASPIRACY」を見終わったあとの清々しさったらない。
最後は魚たちの苦痛にも言及して終わっている。
言いたいことがパーフェクトにまとまっている。
seaspiracy3.jpg

SNSで、「SEASPIRACY」を観た人々の反応を知ることが出来るが、
これがまた非常に興味深い。
畜産の闇を暴く「COWSPIRACY」の時も、大きな反響だったが、
今回その比ではないと感じる。

早々にいくつかのメディアも取り上げていた。真っ先に発信していたのは、鯨類の混獲の犠牲が酷い韓国。
それだけに素直な反応(国)だと感じる。
3/30(火) 漁業はいかにしてクジラを絶滅させるのか…ドキュメンタリー『Seaspiracy』(ハンギョレ新聞)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/790e0e14d97082ffb7e2e2543244cdf86f770734
[アニマルピープル] 海洋生態系脅かす要因を暴いたネットフリックスのドキュメンタリー

 「ドキュメンタリー『オクトパスの神秘: 海の賢者は語る』や『Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密』を見て感動した方におすすめです」

 3月24日に公開されたドキュメンタリー『Seaspiracy: 偽りのサステイナブル漁業』が口コミで広がり、静かな反響を呼んでいる。Seaspiracy(シスピラシー)は「海をめぐる陰謀」(Sea+Conspiracy)というタイトルの意味のように、全世界の海洋生態系が直面した危機とそれを脅かす要因について暴いたドキュメンタリーだ。

 ドキュメンタリーは、監督のアリ・タブリジのナレーションで始まる。幼い頃から海とクジラが好きだった監督は、大学を卒業した後、人間が捨てたプラスチックゴミがどのように海洋生態系を破壊するのかを広く知らせるプロジェクトに着手する。彼は毎年人間が海に捨てるプラスチックがすでに太平洋に1億5千万トンもの巨大ゴミの島を作っている現実から指摘する。

 監督はその活動の中で、日本が世界的な反対にもかかわらず、商業捕鯨を再開するという話を聞き、和歌山県太地町を訪れる。太地町は毎年春、イルカを入り江に追い込んで捕殺する追い込み漁で悪名高い所だ。監督はそこで数多くのイルカが捕殺される姿を見て疑問を抱き始める。水族館に売らないイルカまで殺す理由は何だろうか。

 クジラがあまりにも多くの魚を食べるためという日本政府の説明とは違って、監督は絶滅危機種を濫獲して取り引きする裏には商業的な利害関係が絡んでいることを突き止める。さらに「イルカ保護」ラベルをつけた海産物までも、数多くのクジラやイルカの混獲を防ぐことができないという事実を知ることができる。

 また、商業漁業の副産物が実際に個人が使用して捨てるものより大きな割合を占めている事実も示される。監督は「全世界がプラスチックのストローを捨てないよう呼び掛けているが、実際に海に流れ込むプラスチックの0.03%だけがストローだった。一方、太平洋の巨大なゴミの島の46%は漁船が捨てた漁網だった」と語る。

 同ドキュメンタリーは、商業漁業がいかにして海洋生態系を破壊するのかを明らかにすると同時に、一部の環境団体がどのように漁業分野の大手企業からロビーを受けているのかを暴露する。海洋環境団体「シーシェパード」の活動家が行方不明になったり、遠洋漁船で行われる奴隷労働などについても言及し、海産物が私たちの食卓に上がるまでどれほど多くの“陰謀”が潜んでいるのかを暴いていく。

 同ドキュメンタリーは、公開初日、米ネットフリックス映画部門で9位にランクされ、注目を集めた。29日現在、世界のネットフリックスランキングを集計するホームページ「フリックス・パトロール」も、映画部門で7位を記録している。劇映画を除いたドキュメンタリー部門では1位だ。

 このような関心を反映し、韓国国内の動物団体でも先週末に上映会を開催した。動物権団体「DxE Korea」は27日、ソウル市鍾路区(チョンノグ)のノドゥル障害者夜学で上映会を開き、感想を話し合う時間を設けた。出席者らは「私たちがマグロを食べるとき、ウミガメやクジラ、サメがどのように犠牲になるのか知った」や「気候危機問題と動物の権利(アニマルライツ)を守る活動、両方とも関心を持っているが、知りたかった内容が満載の映画だった」などの感想を語った。

キム・ジスク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

4/3(土)衝撃作:「偽りのサステイナブル漁業」(オルタナ)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/26e6747dfbc36060ffca0f1dad5f574087b2f8a3

前にレビューを書いた「COWSPIRACY~持続可能性の秘密」や「What the health(健康って何?)」などを監督したキップ・アンダーセンが制作責任者を務めた今回の新作「SEASPIRACY~偽りのサステイナブル漁業~」。監督はアリ・タブリジ氏、Netflixのみで3/24から世界190ヵ国で公開されている。(石田 吉信・Lond共同代表)

このドキュメンタリーは終始衝撃的で、まさに畜産業による環境問題を取り上げたドキュメンタリー「COWSPIRACY」を再び彷彿とさせた。

最初から最後までエビデンスに基づかれたシリアスなトピックに溢れ、どこを抜粋すればいいのか迷うほどだ。可能な限り劇中の引用をしたいので、私の感想は最小限に抑えるとする。

冒頭から、海の生態系を守るのにとても重要な「クジラ」が世界中のビーチで打ち上げられ、その胃の中から大量のプラスチックが検出されるというセンセーショナルな内容から始まる。

そこで海や海洋動物が好きなアリ監督は、脱プラに目覚め、マイボトルやマイバッグに目覚め、ビーチクリーンを始めるが、「毎分ゴミ収集車1台分のプラスチックが海に捨てられている」ことや、既に「1億5000万トンのプラスチックが海を漂流している」ことに目眩を覚える。

そんな時に、監督は日本がIWC(国際捕鯨委員会)を脱退し、商業捕鯨を始めるニュースを目にし、日本の和歌山県太地町へ向かう。年間700頭のイルカや鯨が追い込み漁される太地町では1頭のイルカを捕まえるのに12頭のイルカが殺されていることを知る。シー・シェパードのタマラさんは「それは漁獲量を増やすため」にイルカの量を減らしているのだと言う。

1頭1000万円以上で水族館に売買されるイルカ。水族館に行った時に、そのイルカが果たして何処から来たのか考えたことがなかったことに私自身気付かされた。

次にマグロ漁港を見に行くアリ監督。そこで観たのはクロマグロの乱獲であった。乱獲により50年前から3%以下に減少。また、その漁港では大量のサメのヒレがフカヒレのために切り取られ、身体は海に捨てられていた。

サメもまたクジラやイルカと同様に生態系を守っている。オナガザメ、オオメジロザメはここ数十年で80~99パーセント減少しているという。

海洋学者カラム・ロバーツ教授は、「1950年から海鳥を調査しているが、現在は7割減少した。クジラやイルカやサメなど上位捕食種が捕獲され過ぎてるせいで、生態系が崩れて餌が取れなくなったせいだ」と言う。

食物連鎖上位種(A)が減ると、その下の(B)層の魚が増えすぎてしまう。そうなると(B)層がその下(C)層を食べ過ぎて第3層目(C)が激減してしまい、その連鎖の中にある生態系が崩れていくという。

混獲も大問題だと言う。

「アイスランドの1回の漁業を見てみると、269頭のネズミイルカ、9000頭の4種のアザラシ、5000羽の海鳥、が混獲される。これは小さな1漁場の話に過ぎない。それが世界中で行われている」

違法漁船に立ち向かうボランティア組織「シー・シェパード」のラムヤ・エッセムラリさんは「フランス西海岸で毎年1万頭のイルカが混獲で死んでいる。それは太地町で殺される数の10倍だ。それが30年続いてる。ある漁船はマグロを8匹捕るのにイルカを45頭殺した。それなのに、そのマグロは缶詰にされドルフィンセーフの認証を受けて売られている」と言う。

アリ監督はネットで調べるが、それを裏付ける証拠が見つからなかったので、ドルフィンセーフのマークの発行元「アース・アイランド・インスティテュート」に直接取材へ。そこで聞いたのは「イルカの混獲を1匹でもしたら認証マークは付与しない」という発言だが、「それをトレースするのは不可能だが」と言う。「普段は調査員を同乗させることもない。漁業を常時監視はしていない」と言う。

ジャーナリスト/環境保護活動家のジョージ・モンビオットさんは、「反プラスチック団体は、プラスチックの46%は捨てられた漁網、漁具(網 ブイ ロープ 浮き カゴ)なのにその問題に触れずストローやビニール袋の話ばかりする」と言う。

海洋学者カラム・ロバーツ教授の著書「The ocean of life」によると、一日に仕掛けられる延縄の長さは500周巻ける長さだという。

現在6種のウミガメが絶滅の危機だと言われているが、実はプラスチックで死ぬのは「地球上」で年間1000匹。しかし、「アメリカだけで」25万匹のウミガメが漁船の被害に遭っているという。

そこで、反プラスチック団体PPCへの取材。

実際は漁網、漁具なのに、「太平洋ゴミベルトに一番多いプラごみはマイクロプラスチックだ」と言う。



職員も対話している内に「漁獲を減らすことが必要」と言うがホームページには載せないという矛盾が取材から浮き彫りにされる。そこで、PPC代表のディアナ・コーヘン氏に取材を向けるとなんだか怒っている。

「魚の摂取を止める」か「極力減らす」ことに対しては「管轄外だ。その問題に意見はない。カメラを止めて」と言い放った。

帰宅後、アリ監督は不信に思い財源を調べたところPPCは、漁業産業と結託してマグロを売るドルフィンセーフの発行元のアース・アイランド・インスティトュートの傘下であった。

「海洋プラスチックも、もちろん問題だがプラスチックの破棄を0にしても生態系は崩れ続ける。1番の問題は商業漁業だ。それは事故による石油の流出より問題だ」とジョージ・モンビオットさん言う。

実際、カラム・ロバーツ教授が言うには「メキシコ湾の石油流出事故で数ヶ月に渡り石油が海に流出したが、その事故後3ヶ月間で死んだ動物の量は「普段の一日分」より少なかった。それは何故か、漁業が大幅に制限されていたからだ」

インデペンデントのニュースによると「2050年までに9割の珊瑚礁が死滅する」その原因は気候変動と言われているが、実はサンゴが生きるにはその栄養源である魚のフンが不可欠。漁業により魚が激減するとフンがなくなり死滅してしまうと言われている。

既に30年ほどで中東からカリブ海にかけての大型魚の9割が消えてしまっている。

カラムさんは「1830年北一隻あたり約2トンのオヒョウが毎日獲れたが、現在は漁業団全体で年2トンしか獲れなくなってしまった。個体数は1000分の1に減少した」と言う。

FAOのソースによると、世界の漁業は毎年2.7兆匹もの魚が水揚げされる。それは毎分500万匹の計算になる。ここ50年ほどでオヒョウ99%、COE86%、クロマグロ97%減少した。

ニューヨークタイムズは、このペースで漁業を続けると2048年までに海は空っぽになると記事にした。

生態系の問題だけでなく、海の環境や気候変動に対しても乱獲には問題である。

natureに掲載されているDr.Peter Macreadieのブルーカーボンの論文のソースによると、「沿岸植物が1エーカーで蓄えられる炭素は地上の木の20倍。地球上の二酸化炭素の93%は海洋植物が海に留めている。生態系の1%の損失は車9700万台分の大気汚染に相当する」という。



トロール漁の漁業は海に甚大な被害を及ぼす。トロール漁の最も大きな網はなんと大型ジェット機を13機も飲み込むほどの大きさ。生命豊かな海底は重いトロール網に傷付けられ跡形もなくなる。

FAOのstate of the world’s forests 2020のソースによると、1年間に失われる森林は約2500万エーカー。それは1分間当たりサッカーコート27面分にあたる。

一方、トロール漁は毎年38億エーカーを破壊している。それは、なんと1分間当たりサッカーコート4316面分の海底を破壊しているということだ。

シーシェパード創設者のポール・ワトソンは、「これだけ魚が減っている中、サスティナブルな漁業など存在しない。サステナブルシーフードは全てビジネスのための欺瞞である」と言う。

アリ監督は海洋保護団体のOCEANAにも取材をしたが、「サステナブル漁業の定義」もしてもらえず、「魚の摂取量を減らそう」ということをホームページに掲げては?と質問してもはぐらかされる始末。

サステナブルシーフードを提唱する世界最大の機関のMSCは劇中何度も出てくるが、オンラインでもオフラインでも終始対話拒否。

アリ監督が調べると、MSCの共同創設者のユニリーバは魚の小売業をしているが認証を得られなかった船はほとんどないという。また資金に関しても3000万ユーロ近い80.5%がシーフード認証料という、マークを付与すればするほど儲かる仕組みだという。アリ監督は二度とMSC認証マークが信用できなくなったという。

プラスチック問題、乱獲、混獲、漁業による環境破壊、海洋認証マークの闇、もうこれだけでもお腹いっぱいだが、漁業はまだ違う問題へと繋がる。それは、お金や違法漁業の問題だ。

3500億ドルの補助金が漁業産業へ。国連はこの金額で世界の飢餓は解消できるという。

EUから補助金をもらいヨーロッパの漁船が西アフリカで漁業をすると、現地の漁師たちは太刀打ちできない。最初は食糧安全保障のための補助金制度だったが、いつしか発展途上国を脅かすものになってしまっていた。ヨーロッパだけでなく、アメリカの輸入天然魚の1/3は貧困地で違法に漁獲されたものだという。アリ監督はシー・シェパードの船に乗りリベリア危険な直接取材に出る。ここでの違法漁船の混獲の映像は衝撃的過ぎて観ていて私は胸を痛めた。

西アフリカでEUによる漁船や、多方からの違法漁船により地元の漁師が魚を捕れず生計が立てられないだけでなく、町に食糧不足をもたらすのでそれは沿岸部だけでなく内陸にも影響をおよぼす。

彼らは魚の代わりに森を切り開き野生動物を狩る。しかし、それが原因でエボラ出血熱などの感染病が蔓延。西アフリカのエボラ蔓延の原因は漁業によるものだという文献も出ている。

劇中には出てこないが、コロナウイルスにおいても野生動物と感染症の関係は論争が続いている。

次のトピックは養殖だ。

混獲もなく海底も傷つけない。養殖ならサスティナブル?いや、そうでもなさそうだ。

養殖の問題は、海の汚染、病気、魚が食べる餌。

鮭を一キロ育てるのに1.二キロの餌。餌は魚粉と魚油で結局大量の魚が使われてる。養殖では問題の解決にならなそうだ。

そして、世界で食される海産物の50%は養殖という規模感。スコットランドの一つ養殖場が排出する有機廃棄物は20000人分の人間のそれに相当する。スコットランドの全ての養殖場の有機廃棄物の量はスコットランド人口のそれに相当する、という。

ここで個人的に初めて知り驚いたのは、鮭のピンク色にはカラーチャートがあり、好きな色に染められるということ。本来は灰色のようだ。

ジョージ・モンビオットさんは「マングローブは嵐や洪水から守ってくれる防波堤の効果があるが、マングローブの38%はエビの養殖によって破壊されてしまった。さらにエビの養殖産業はブラッドダイヤモンド同様、奴隷の温床だ」と言う。そう、次のトピックは漁業と奴隷などの海洋人権問題について。

エンバイロメンタルジャスティス財団のスティーブ・トレントさんはインタビューで、

「海洋奴隷の実態は海上のため掴むのが難しい。タイ海域では51000もの漁業船が国旗を立て営んでいるという。競争の激化により低コストな漁業法が求められ、産業が脆弱化し、低賃金でしか成り立たなくなってしまった」と言う。



タイにリスクを背負い極秘取材に向かうアリ監督。タイの強制労働、奴隷などによる商業漁業への潜入取材と、実際に奴隷船に乗っていた当事者への取材。そこで話される内容はパワハラのレベルではなく、殺人が起こっていたという。

ドキュメンタリーも終盤、アリ監督はフェロー諸島デンマーク領での古式捕鯨を取材に行く。ゴンドウクジラ漁は持続可能な捕鯨だとseafoodsourceというメディアで紹介された。絶滅の危機になく、環境に悪影響はしない、という。

その追い込み漁にカメラを向けるアリ監督。その壮絶な映像、首元を切られ絶命する大量のクジラ。真っ赤に染まる海。ビジネス。そこに生きる人々。食事。命。

アリ監督は何かを悟ったかのように。

「持続可能とは〈繰り返せる〉ということ。それは痛みを伴おうとも」と気を落として言った。

フェロー諸島 捕鯨員ジェン・モータン・ラスムセンさんへのインタビュー。

「私は捕鯨を悪だとは思わない。鯨一頭の肉の量はニワトリ2000羽に等しい。私は2000羽を守り、1頭を殺す。そういう意味で私よりひどい人間はたくさんいる。例えば昨晩サーモンを食べたという。4人で食べれば2匹は殺してる。鮭は平気で殺すのに捕鯨は悪だと主張する人たちだ。ベジタリアンから言われるのならば理解できるけどね。魚もニワトリも鯨も命は等しい」と言う。

アリ監督はここで、「サステナブルな観点で海洋生物たちを見てきたが動物の気持ちを考えたことはなかった」と霧がかかる海辺で独り思いふける。

海洋生物学者のシルビア・アール博士は「魚は痛みを感じる?とよく聞かれます。魚には神経系があり、魚には脊椎動物として基本的機能は備えている。人間に触覚があるように魚にも側線という器官がある。側線が水の繊細な動きを察知して群れで泳ぐのを可能にする」と言う。EU科学委員会は魚は、痛みや恐怖や痛みを感じると発表した。

この映画は最後に魚を食べることのリスクに触れる。ミカエル・グリーガー医師へのインタビューで、「魚介類を食べることで減るのはまず水銀、ダイオキシン、ポリ塩化ビフェニル、残留性有機化合物、毒性重金属、ヘキサクロロベンゼン、プラスチック化合物、難燃性化合物、思いつく産業汚染物質はだいたい魚に含まれている」と言う。

ジェーン・ハイタワー博士(医者)は「水銀は体にとても有害だ」と言う。産業廃棄物の水銀がプランクトンへ、それが小さな海洋生物から大きな海洋生物までの食物連鎖で残り生物蓄積していくと言う

海洋生物学者のドミニク・バーンズさんは「オメガ3脂肪酸は藻類から得ることができるし、今は代替シーフードで味はそのままにコレステロールやPCB、水銀をカットした食事ができる。植物由来の代替食品こそこれからの進むべき方向だ」と言う。

アリ監督はこの壮大な問題をはらんだ海の旅を終え、海を守る最善の選択は「魚介類を食べないことだ」と結ぶ。

最後にドミニクさんが言っていたように今はシーフードにせよ、代替肉にせよ選択肢が増えてきている。筆者も最近原宿駅のじゃんがらラーメンがその2階にニューオープンした「ヴィーガンビストロじゃんがら」にハマっているが、言われなければそれが肉ではないとは気づけないだろう。

インスタグラムでは「#買い物は投票」というハッシュタグが伸びている。これからを生きる我々は何を選んでいくべきなのか。

もちろん、生きている上で習慣、文化、職種などによりすぐに受け入れられないこともあると思う。でも、全員が「しょうがないよね」で済ましたままこの世界を続けていいのか、自分に何か配慮できることはないのか、本当にこの世界はこのまま人類が好きに生きていって破滅しないのか、「学ぶこと」が大切。

このドキュメンタリーも一つの大きな判断材料になると思う。でもこの映画は漁業に対しては圧倒的に否定的なので、違う側から描いたものがあれば多面的に情報収集をして、日頃の消費行動や政治参画をしていけるといいのではないかと思う次第である。

~転載終了~

過去これほどまでに、魚食に対して人々の目覚めを促してると感じられる映画はなかったと確実に言い切れる。
しかし、その一方で、ここまで危機的状況を訴えられないと、人は行動を変えようと考える事さえしないということなのかと。
2048年まで、あと27年。さあ、どうする。

「SEASPIRACY」を観た人のTwitter反応まとめ

















最後まで観ても同じ感想なら、この人も映画に出てくるエセ団体と同じ種類の人なんでしょうね。





























この方が言ってる事には超同意です。地球の未来を考えるなら同時に人間を減らすという努力は確実に必要。




























こちらの方の感想ほど解りやすい説明ない、笑。






漁業を終わらせるひとつの方法を提示してるだけであって、勿論それだけで解決に繋がるはずはない。
















VEGAN食を実践して嫌な気分にならない未来は確実にやってくるよ。
というか、美味しいVEGANハンバーグを誰か食べさせてあげて、笑
















上の反応の数々だけでも、SEASPIRACYが与えた影響力の大きさ、理解できるよね?
またこの映画が発信された事で、この映画で取り上げられたエセ団体等から反発も起こっている。
それも当然の流れでしょう。
しかし魚たちの目線に立てば、何が最も重要な問題かなんて簡単に理解できる話。
こんな抵抗勢力を相手にしてる暇など到底ない現実があるでしょう。
海洋生物たちの搾取を終わらせる以外に、道はない。
映画『Seaspiracy:偽りのサステナブル漁業』についてのMSCの見解 | Marine Stewardship Council
https://www.msc.org/jp/media-centre/opinion/2021/04/09/response-to-netflix-seaspiracy-film

三菱ボイコットも再熱か?
マグロの乱獲問題に触れた話題のドキュメンタリー『シースピラシー』への賛否の声 COURRiER Japon

https://courrier.jp/news/archives/240204/

そこに繋ぐためにやるべきこと。
それはこの映画を無関心な人々の目にも情報が届くようにすることだ。
だからこそ、これをまずはNetflixで観ることによって、もっと注目を集めさせる1人にならなければならないんです。
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