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日本全国のレンコン農家さんへ。消費者からの切実なお願い。「悪魔の防鳥ネット!鳥を苦しめるレンコンは買いたくない!!(>_<)鳥を犠牲にしていないレンコン農家を応援するために、それが解る表示をお願いします!!」 #レンコン #蓮根 #風評被害
レンコン旨い。大好きやし良く買ってた。てかこれからも買って食べたいし、、、。
しかし昨年、ARCの発信したこの情報見てから、レンコンを購入するのが恐怖になってしまった件。
それはそれは大きな衝撃だった、、、、、、
まさか、レンコンを生産する背景に、こんなにも夥しい動物たちの犠牲が存在していたなんて、、、
VEGANは菜食が主義ではない。
植物性の食材だったら何でも言い訳ではない。
例えば合鴨農法のお米のように、
そこに動物が積極的に犠牲にされていたら植物性でも当然拒否する対象になる。
レンコン田の防鳥ネットの問題はもう古くから情報発信されていたそうだ。
今までこの問題を知らなかった無知な自分を当然恥じた。
同じように知らない方が多かったのか、SNSでも沢山の人々が衝撃を受けており、
茨城県産のレンコンは絶対買わないと意思表示している人達を多数見かける。
詳細はアニマルライツセンターの記事で綴られている。
まだ知らない方がいるなら以下のリンクへ一刻も早いアクセスを。
そしてこの問題を共に伝え広めてほしい↓
2020年11月 茨城県のレンコン田-ぶら下がる死体
https://arcj.org/issues/other/ibaraki-renkon/
2020年12月 茨城県のレンコン田-ぶら下がる死体
https://arcj.org/issues/other/ibarakirenkon202012/

2020年11月初旬茨城県霞ケ浦レンコン田 首が絡まり窒息死したバン

2020年12月茨城県かすみがうら市レンコン田 首が天井網にからまって死亡

2020年12月茨城県かすみがうら市レンコン田 食害が指摘されていないサギがからまって死んでいる

レンコン田の悪魔の防鳥ネット。この問題は最近はじまった訳ではない。
今から10年以上前、2009年にすでにアニマルライツセンターは情報発信していたようだ。
アニマルライツセンターには数え切れないほどアクセスしてるのにこんな情報があること、全く気づかなかった、、、
2009年5月 茨城県霞ヶ浦周辺のレンコン田で野鳥が大量死!
https://arcj.org/issues/other/wild/other73/
日本野鳥の会も古くからこの問題に取り組んでおられた事を知った。
2019年には署名も立ち上がり目標を大きく上回る15000筆が集まり県議会に提出されたとの事。
しかも、署名には、茨城県で防鳥ネットを使っていないレンコン農家さんも加わっていたそうだ。
情報を色々追うと、野鳥の会のお陰で当時この問題はかなり注目を集めていたと思われる。
https://www.wbsj-ibaraki.jp/?post_type=topic&p=3907
にも関わらず、、、!!!
問題はずっと放置されたまま今に至っている。
だから再びこの問題を取り上げざるをえない状況だったということ。
(そのお陰で私は知ることはできたが、、、なんとも複雑な気持ち)
日本らしいというか何というか、、、
この国がどれだけ動物問題を解決させる意識に欠けているのかが良く解る、、、、、
私の住むエリアのスーパーでは、徳島産のレンコンが並んでることが多く、茨城のレンコンを見ることはそうないのだが、
こないだ珍しく茨城県産のレンコンが並んでいるのを見てとっさに顔が歪んだ。
レンコンが防鳥ネットに絡まり殺された鳥に見えて仕方なくなる件。。。

もしかして、防鳥ネットの問題を知って、茨城県産のレンコンが売れなくなってきて関西にまで流れてきたのだろうか?
それともたまたまか?
そんな事を考えずにいられない。
こんな現実がある事を知ったら到底茨城県のレンコンを買う気になんてならない。
避けたいと思うのが人の心情である。
一方で、この問題を知り茨城県産レンコン不買!と訴える人々に対して、
風評被害をまき散らしやがって!!!とキレてる人を見かけたが、
いやいやそれは違うだろと、、、、、。
私たちも茨城県産全てのレンコンをボイコットしたい訳ではない。
情報によると、茨城県のレンコン農家の全てがこのように鳥達を積極的に犠牲に追いやってる訳ではないとのこと。
鳥を犠牲にせずレンコンを生産してる農家さんを応援したいに決まってるじゃないか、、、、。
例えばパッケージに鳥を犠牲に追いやっていないレンコン農家のものだと解るような表示でもしてあれば買えるであろう。
しかしそれが判断できない以上、購入に至りたくても至れない、
消費者としては茨城県産のレンコン自体をボイコットするしか方法がないのである。
それは鳥が犠牲になる方法で網を張り続けてるレンコン農家らが引き起こしていること。
鳥を犠牲にすることなく生産してるレンコン農家が巻き込まれてしまってる事が気の毒で仕方ない。
だから知らせてほしい、、、教えてほしい、、、。
うちのレンコンはそんな事してませんと!!!
安心して買ってくださいと!!!
そして茨城県かどうかに関わらず、
レンコンを見る度に、これは大丈夫だろうか?と当然不信感を抱くようになった。
これはレンコンを用いたおかずを入れたある日のVEGAN弁当。

私は動物の犠牲、環境の犠牲を少しでも減らしたく、高くても出来るだけ無農薬や無肥料の自然栽培の野菜を購入するようにしている。このレンコンは、そんな意識から以前から購入していた佐賀県のレンコン。


茨城県のレンコン問題を知って、このレンコンの販売者に電話で問い合わせた時のこと。
思ってもいなかった回答に、
それからより一層レンコンへの不信感が高まってしまい、その後、レンコンを中々買えずにいる件。。。
このレンコンを扱ってる佐賀県のマルハ園芸では、佐賀県の32軒のレンコン農家から有機レンコンを仕入れ販売しているとのこと。
そしてそれらの農家は防鳥ネットを使っているのか?との問いに、
「それを知ったら購入していただけなくなるんですよね?」と、とても怯えた様子で回答返された件。
答えてないのに答えがバレてた件、、、^^;
また茨城県のレンコン問題については知っていたようだ。
そしてしつこく問うても答えをはぐらかされた。
「使ってません。」と言えないという事は、結局使っていると言うことなのだ。
茨城県でもなく、しかも有機栽培で意識が高い?農家さんらが作ってるであろう佐賀県のレンコンですら、
鳥を犠牲にしてる可能性があるとは本当にショックだった。
もう大好きなレンコンが買えなくなる、そんな気分にすらなった。。。

そしてこれを機に、このレンコン問題の解決策を求め、また安心して買えるレンコンを追い求め、レンコン生産TOP3の、茨城県、佐賀県、徳島県の関係部署に要望含めて電話で問い合わせた。
問い合わせ内容は、どれだけの農家が鳥を犠牲にする防鳥ネットを使っているのかということ。
そしてそれに対する対策は取られているのかということ。取っていないなら行って欲しいこと。
そして鳥を犠牲にしたレンコンではないなら、それが解るように、消費者が安心してレンコンを購入できるように、
マーク等を作ってパッケージに貼りつけてほしいといった要望等。
まずは茨城県へとのやり取り。
こちらとしては、一番はネットを張る事自体を止めて欲しい、張り方によっては鳥を犠牲にしない方法もあるのだから、どうしても張る場合はそれに変えてほしい、そして鳥を犠牲にしてない農家さんがマーク等を用いてそれが消費者に解るような方法でレンコンを販売する対策を取ってほしいと訴えた。
しかし現状、アナウンスするのに精一杯でそこまでは出来ないとの回答。
昨年ARCが発信した情報から再び情報が注目されたことで、問題意識を高めないといけないことは認識されてるようで、
現在、週に数回レンコン田のパトロールを行い、網に絡まってる鳥を発見した際は、すぐに外すようにレンコン農家にアナウンス(啓発)活動を行っているとのこと。
努力が見えない訳ではなかった。
しかし明らかにそれだけでは不十分である。
ましてや、鳥を犠牲にする農家のせいで、鳥を犠牲にしていない農家まで被害に遭っている現状。
その辺りも考慮して、鳥を犠牲にしてない農家さんに、消費者に解るようなパッケージを用いるなどしてほしいと働きかけて欲しい、今後より一層、取り組みを強化し、最終的には網を使わない方向へ向けられるように動いてほしいと訴えた。
電話に出た担当者からは、現状は厳しいが一応農家には伝えておくし、そうなるように努力したいとは言って貰えた。
ただそれが現在なされていない以上、今後も茨城県のレンコンは購入する事はできない。
だから茨城県で鳥達を犠牲にしていない農家さんがいたら知らせてほしい。
パッケージにそのような表示をつけることができなくても
SNSでそれを知らせることは出来るはず。
うちのレンコンは鳥を犠牲にする事に反対しているレンコンですと。。。
次は佐賀県。
まず電話に出た担当の園芸課の方が非常な丁寧な対応をしてくださった事に感心した。
こちらの要望を聞いて、積極的に農協や知人のレンコン農家に聞き取り調査をしてくれただけでなく、
実際レンコン田にも直接足を運び現場の状況を確認もしてくださったから。
そしてその調査結果として知らされたのは、
佐賀県の約8割が防鳥ネットを使用しているとのこと。
ただ、茨城県と違って、網の張り方が違うとのこと。
網を低い位置で張ってる(直張り)農家がほとんどで、ゼロとは言えないが鳥が犠牲になってる現状は少ないということだった。
また、佐賀県ではレンコン収穫後には網を外してるそうだ。
そのため網は1年で使い捨てのものを使ってるとのこと。
茨城県とは網自体から違うことを知った。それが網を簡単に外せない理由でもあろうと思う。
茨城県で問題になってる農家は収穫後も網を放置しており、そのせいで犠牲になる鳥達が多い。
またこれは電話をした後に情報を追っていて知った事だが、
佐賀県は以前は茨城県と同じような網の張り方をしていたそうだ。
しかし日本野鳥の会の活動のお陰で、佐賀県は網の張り方を変えたということが解った。
そしてそれで鳥の犠牲が減った、成果が出ている。
佐賀県が結果を出してる以上、茨城県で鳥を犠牲に遭わせてるレンコン農家は言い訳なんてできないはずだ。

そこまで出来るなら何故網をゼロに出来ないのか?との問いでは、
ある農家に聞いた話だと、網を張ると350万の収入があるが、網がなければ50万ほどの収入にしかならない現状があるとのこと、だから網は外せないと。
レンコン田で実際、鳥がレンコンを犠牲にしてる証拠映像や動画等を見たことがない。
鳥によるレンコン田の被害状況を調べた調査データもあるが、
鳥の侵入が確認されているのは収穫後のハス田であり、
また鳥以外の生物がそれを引き起こしてる可能性も大きい訳で、
鳥だけを悪者にするのはいかがなものか?
その辺りもちゃんと考慮してもらいたい、、、、、。
「防鳥ネット羅網死根絶に向けたハス田におけるカモ類の採食方法とその頻度の解明」
~そもそも、カモ類が本当にレンコンを食害するのかという、この問題の根幹をなす実態が明らかになっていないのが現状である。~っと
http://www.bird-research.jp/1_event/aid/plan/BR-aid2017plans.pdf
そして結論として、消費者として、今回の情報だけで佐賀県のレンコンを安心して買えるか?というと、
やはり買えない。。。どうしてもそのような答えになってしまう。
その可能性が少なくとも、犠牲になってるかもしれない鳥達がいる事の方が気になるし、それを優先してしまうから。。。
だから佐賀県にも、そういう目線を持った消費者がいることを理解してほしい、
出来るならそのレンコンに鳥の犠牲がないことが解る表示なりを義務づける等の対策を取ってほしいと農家さんに話して貰えないかとお願いして話を終えた。
そして徳島県。
徳島では、茨城県とはレンコンの種類がそもそも違い、「備中種」というレンコンで、水をほとんど張らない?生産方法が主流とのこと。
そして徳島の主要なレンコン生産地はコウノトリの飛来地ということで、網を張るような生産方法はそもそも避けてるということだった。
コウノトリれんこんというブランドも立ち上げてるらしい。
https://www.t-stork.jp/blog/74/
徳島県のレンコンはまだ安心、それは解ったが、ただこちらも、今回の情報が絶対鳥を犠牲にしていないということには結びつかないため、スーパーで徳島県産のレンコンを見て即買えるかと言われるとそこは微妙である。
生産農家が解るなら直接問い合わせる等の方法を取った方が良い。
そんな事を一々しなくても済むように、徳島県にも勿論、鳥を犠牲にしてない事をアピールできるならそのような対策を取って欲しいと要望した。
その後、スーパーで、奈良県産、愛知県産のレンコンを発見。
このレンコンは大丈夫だろうか?
レンコンひとつ購入するのに、こんなに苦労しなければならないなんて、、、
動物の犠牲を当たり前にしてる世の中のせいで苦労は耐えない、、、。
現在問い合わせ中でまだ答えを得られていないので、わかり次第、ここに追記しておくことにする。
(追記)奈良県の山添村の状況
このレンコンのように生産者の情報がまだ書いてあるとまだ確認取りやすい。
奈良県全体の情報は得られなかったが、山添村を管理してる関係者と話した。
山添村では茨城県と同じレンコンの品種だそうだが、沼地ではなく、土に埋まってるレンコンだそうで、防鳥ネットは必要なく使用していないとのこと。
個人的には、今後このレンコンをまた見かけたら購入することができる事は知れた。

(追記)愛知県の情報
2~3割のレンコン農家が、防鳥ネットを使っておりその中には天井型ネットも含まれており、
7割ほどは防鳥ネットを必要としない生産方法で作られるレンコンとのこと。
ただし、鳥が犠牲になっている茨城県の防鳥ネット問題を認識されており、他に方法がないか他県の情報収集したり解決策を模索中とのこと。
ちゃんと意識を持って行動起こしておられる事を知れたのは良かった。
今後より積極的にその取り組みを強化し解決に至るよう動いて欲しいと強くお願い。
いちいちこうやって電話で確認したりしなくても、安心してスーパーで愛知県のレンコンが購入できるように対策を練ってほしいと。

鳥を犠牲にするレンコン問題。
茨城県が最も問題であることは間違いないが、茨城県だけの問題ではない事が今回自分で調べてみて良く解った。
注目され意見が集まれば集まるほど、その問題を解決に導く力になる事は間違いない。
この問題に心痛めるなら、ましてやVEGANなら、消費者として訴えるべき事をちゃんと訴えて欲しい。
そして、この記事を見てくださったレンコン農家の方がいるなら、
どうかお願いします。
鳥達を犠牲にする網を張るのはどうか止めていただけないでしょうか?
どうしても網を張らないといけないなら、網の張り方を見直してほしいです。
そして鳥を犠牲にする事に関わっていないレンコン農家さんには、
うちのレンコンは大丈夫です!と発信してほしい、消費者に解るように示してほしいのです。
鳥を苦しみに追いやる一部のレンコン農家のせいで、
そうではないレンコン農家さんまで被害に遭っている状況も大問題です。
私はレンコンが大好きです。
どうか、安心して買えるレンコンを教えてください、知らせてください。
そしていつか、残酷な防鳥ネットが過去のものとなりますように。。。

今回改めて思った。
漁網の犠牲になり続ける海洋生物たちの犠牲、
定置網の犠牲になったミンククジラのホープの事も当然思い出す。
網によって犠牲になる命は計り知れない。
網はなんて恐ろしい存在なのか、、、
そして勿論何よりも恐ろしいのは、
動物を差別し搾取していい存在だと決めつけ網を操り動物の命の尊厳を無視する人間である。
しかし昨年、ARCの発信したこの情報見てから、レンコンを購入するのが恐怖になってしまった件。
それはそれは大きな衝撃だった、、、、、、
まさか、レンコンを生産する背景に、こんなにも夥しい動物たちの犠牲が存在していたなんて、、、
VEGANは菜食が主義ではない。
植物性の食材だったら何でも言い訳ではない。
例えば合鴨農法のお米のように、
そこに動物が積極的に犠牲にされていたら植物性でも当然拒否する対象になる。
レンコン田の防鳥ネットの問題はもう古くから情報発信されていたそうだ。
今までこの問題を知らなかった無知な自分を当然恥じた。
同じように知らない方が多かったのか、SNSでも沢山の人々が衝撃を受けており、
茨城県産のレンコンは絶対買わないと意思表示している人達を多数見かける。
詳細はアニマルライツセンターの記事で綴られている。
まだ知らない方がいるなら以下のリンクへ一刻も早いアクセスを。
そしてこの問題を共に伝え広めてほしい↓
2020年11月 茨城県のレンコン田-ぶら下がる死体
https://arcj.org/issues/other/ibaraki-renkon/
2020年12月 茨城県のレンコン田-ぶら下がる死体
https://arcj.org/issues/other/ibarakirenkon202012/

2020年11月初旬茨城県霞ケ浦レンコン田 首が絡まり窒息死したバン

2020年12月茨城県かすみがうら市レンコン田 首が天井網にからまって死亡

2020年12月茨城県かすみがうら市レンコン田 食害が指摘されていないサギがからまって死んでいる

レンコン田の悪魔の防鳥ネット。この問題は最近はじまった訳ではない。
今から10年以上前、2009年にすでにアニマルライツセンターは情報発信していたようだ。
アニマルライツセンターには数え切れないほどアクセスしてるのにこんな情報があること、全く気づかなかった、、、
2009年5月 茨城県霞ヶ浦周辺のレンコン田で野鳥が大量死!
https://arcj.org/issues/other/wild/other73/
日本野鳥の会も古くからこの問題に取り組んでおられた事を知った。
2019年には署名も立ち上がり目標を大きく上回る15000筆が集まり県議会に提出されたとの事。
しかも、署名には、茨城県で防鳥ネットを使っていないレンコン農家さんも加わっていたそうだ。
情報を色々追うと、野鳥の会のお陰で当時この問題はかなり注目を集めていたと思われる。
https://www.wbsj-ibaraki.jp/?post_type=topic&p=3907
にも関わらず、、、!!!
問題はずっと放置されたまま今に至っている。
だから再びこの問題を取り上げざるをえない状況だったということ。
(そのお陰で私は知ることはできたが、、、なんとも複雑な気持ち)
日本らしいというか何というか、、、
この国がどれだけ動物問題を解決させる意識に欠けているのかが良く解る、、、、、
私の住むエリアのスーパーでは、徳島産のレンコンが並んでることが多く、茨城のレンコンを見ることはそうないのだが、
こないだ珍しく茨城県産のレンコンが並んでいるのを見てとっさに顔が歪んだ。
レンコンが防鳥ネットに絡まり殺された鳥に見えて仕方なくなる件。。。

もしかして、防鳥ネットの問題を知って、茨城県産のレンコンが売れなくなってきて関西にまで流れてきたのだろうか?
それともたまたまか?
そんな事を考えずにいられない。
こんな現実がある事を知ったら到底茨城県のレンコンを買う気になんてならない。
避けたいと思うのが人の心情である。
一方で、この問題を知り茨城県産レンコン不買!と訴える人々に対して、
風評被害をまき散らしやがって!!!とキレてる人を見かけたが、
いやいやそれは違うだろと、、、、、。
私たちも茨城県産全てのレンコンをボイコットしたい訳ではない。
情報によると、茨城県のレンコン農家の全てがこのように鳥達を積極的に犠牲に追いやってる訳ではないとのこと。
鳥を犠牲にせずレンコンを生産してる農家さんを応援したいに決まってるじゃないか、、、、。
例えばパッケージに鳥を犠牲に追いやっていないレンコン農家のものだと解るような表示でもしてあれば買えるであろう。
しかしそれが判断できない以上、購入に至りたくても至れない、
消費者としては茨城県産のレンコン自体をボイコットするしか方法がないのである。
それは鳥が犠牲になる方法で網を張り続けてるレンコン農家らが引き起こしていること。
鳥を犠牲にすることなく生産してるレンコン農家が巻き込まれてしまってる事が気の毒で仕方ない。
だから知らせてほしい、、、教えてほしい、、、。
うちのレンコンはそんな事してませんと!!!
安心して買ってくださいと!!!
そして茨城県かどうかに関わらず、
レンコンを見る度に、これは大丈夫だろうか?と当然不信感を抱くようになった。
これはレンコンを用いたおかずを入れたある日のVEGAN弁当。

私は動物の犠牲、環境の犠牲を少しでも減らしたく、高くても出来るだけ無農薬や無肥料の自然栽培の野菜を購入するようにしている。このレンコンは、そんな意識から以前から購入していた佐賀県のレンコン。


茨城県のレンコン問題を知って、このレンコンの販売者に電話で問い合わせた時のこと。
思ってもいなかった回答に、
それからより一層レンコンへの不信感が高まってしまい、その後、レンコンを中々買えずにいる件。。。
このレンコンを扱ってる佐賀県のマルハ園芸では、佐賀県の32軒のレンコン農家から有機レンコンを仕入れ販売しているとのこと。
そしてそれらの農家は防鳥ネットを使っているのか?との問いに、
「それを知ったら購入していただけなくなるんですよね?」と、とても怯えた様子で回答返された件。
答えてないのに答えがバレてた件、、、^^;
また茨城県のレンコン問題については知っていたようだ。
そしてしつこく問うても答えをはぐらかされた。
「使ってません。」と言えないという事は、結局使っていると言うことなのだ。
茨城県でもなく、しかも有機栽培で意識が高い?農家さんらが作ってるであろう佐賀県のレンコンですら、
鳥を犠牲にしてる可能性があるとは本当にショックだった。
もう大好きなレンコンが買えなくなる、そんな気分にすらなった。。。

そしてこれを機に、このレンコン問題の解決策を求め、また安心して買えるレンコンを追い求め、レンコン生産TOP3の、茨城県、佐賀県、徳島県の関係部署に要望含めて電話で問い合わせた。
問い合わせ内容は、どれだけの農家が鳥を犠牲にする防鳥ネットを使っているのかということ。
そしてそれに対する対策は取られているのかということ。取っていないなら行って欲しいこと。
そして鳥を犠牲にしたレンコンではないなら、それが解るように、消費者が安心してレンコンを購入できるように、
マーク等を作ってパッケージに貼りつけてほしいといった要望等。
まずは茨城県へとのやり取り。
こちらとしては、一番はネットを張る事自体を止めて欲しい、張り方によっては鳥を犠牲にしない方法もあるのだから、どうしても張る場合はそれに変えてほしい、そして鳥を犠牲にしてない農家さんがマーク等を用いてそれが消費者に解るような方法でレンコンを販売する対策を取ってほしいと訴えた。
しかし現状、アナウンスするのに精一杯でそこまでは出来ないとの回答。
昨年ARCが発信した情報から再び情報が注目されたことで、問題意識を高めないといけないことは認識されてるようで、
現在、週に数回レンコン田のパトロールを行い、網に絡まってる鳥を発見した際は、すぐに外すようにレンコン農家にアナウンス(啓発)活動を行っているとのこと。
努力が見えない訳ではなかった。
しかし明らかにそれだけでは不十分である。
ましてや、鳥を犠牲にする農家のせいで、鳥を犠牲にしていない農家まで被害に遭っている現状。
その辺りも考慮して、鳥を犠牲にしてない農家さんに、消費者に解るようなパッケージを用いるなどしてほしいと働きかけて欲しい、今後より一層、取り組みを強化し、最終的には網を使わない方向へ向けられるように動いてほしいと訴えた。
電話に出た担当者からは、現状は厳しいが一応農家には伝えておくし、そうなるように努力したいとは言って貰えた。
ただそれが現在なされていない以上、今後も茨城県のレンコンは購入する事はできない。
だから茨城県で鳥達を犠牲にしていない農家さんがいたら知らせてほしい。
パッケージにそのような表示をつけることができなくても
SNSでそれを知らせることは出来るはず。
うちのレンコンは鳥を犠牲にする事に反対しているレンコンですと。。。
次は佐賀県。
まず電話に出た担当の園芸課の方が非常な丁寧な対応をしてくださった事に感心した。
こちらの要望を聞いて、積極的に農協や知人のレンコン農家に聞き取り調査をしてくれただけでなく、
実際レンコン田にも直接足を運び現場の状況を確認もしてくださったから。
そしてその調査結果として知らされたのは、
佐賀県の約8割が防鳥ネットを使用しているとのこと。
ただ、茨城県と違って、網の張り方が違うとのこと。
網を低い位置で張ってる(直張り)農家がほとんどで、ゼロとは言えないが鳥が犠牲になってる現状は少ないということだった。
また、佐賀県ではレンコン収穫後には網を外してるそうだ。
そのため網は1年で使い捨てのものを使ってるとのこと。
茨城県とは網自体から違うことを知った。それが網を簡単に外せない理由でもあろうと思う。
茨城県で問題になってる農家は収穫後も網を放置しており、そのせいで犠牲になる鳥達が多い。
またこれは電話をした後に情報を追っていて知った事だが、
佐賀県は以前は茨城県と同じような網の張り方をしていたそうだ。
しかし日本野鳥の会の活動のお陰で、佐賀県は網の張り方を変えたということが解った。
そしてそれで鳥の犠牲が減った、成果が出ている。
佐賀県が結果を出してる以上、茨城県で鳥を犠牲に遭わせてるレンコン農家は言い訳なんてできないはずだ。

そこまで出来るなら何故網をゼロに出来ないのか?との問いでは、
ある農家に聞いた話だと、網を張ると350万の収入があるが、網がなければ50万ほどの収入にしかならない現状があるとのこと、だから網は外せないと。
レンコン田で実際、鳥がレンコンを犠牲にしてる証拠映像や動画等を見たことがない。
鳥によるレンコン田の被害状況を調べた調査データもあるが、
鳥の侵入が確認されているのは収穫後のハス田であり、
また鳥以外の生物がそれを引き起こしてる可能性も大きい訳で、
鳥だけを悪者にするのはいかがなものか?
その辺りもちゃんと考慮してもらいたい、、、、、。
「防鳥ネット羅網死根絶に向けたハス田におけるカモ類の採食方法とその頻度の解明」
~そもそも、カモ類が本当にレンコンを食害するのかという、この問題の根幹をなす実態が明らかになっていないのが現状である。~っと
http://www.bird-research.jp/1_event/aid/plan/BR-aid2017plans.pdf
そして結論として、消費者として、今回の情報だけで佐賀県のレンコンを安心して買えるか?というと、
やはり買えない。。。どうしてもそのような答えになってしまう。
その可能性が少なくとも、犠牲になってるかもしれない鳥達がいる事の方が気になるし、それを優先してしまうから。。。
だから佐賀県にも、そういう目線を持った消費者がいることを理解してほしい、
出来るならそのレンコンに鳥の犠牲がないことが解る表示なりを義務づける等の対策を取ってほしいと農家さんに話して貰えないかとお願いして話を終えた。
そして徳島県。
徳島では、茨城県とはレンコンの種類がそもそも違い、「備中種」というレンコンで、水をほとんど張らない?生産方法が主流とのこと。
そして徳島の主要なレンコン生産地はコウノトリの飛来地ということで、網を張るような生産方法はそもそも避けてるということだった。
コウノトリれんこんというブランドも立ち上げてるらしい。
https://www.t-stork.jp/blog/74/
徳島県のレンコンはまだ安心、それは解ったが、ただこちらも、今回の情報が絶対鳥を犠牲にしていないということには結びつかないため、スーパーで徳島県産のレンコンを見て即買えるかと言われるとそこは微妙である。
生産農家が解るなら直接問い合わせる等の方法を取った方が良い。
そんな事を一々しなくても済むように、徳島県にも勿論、鳥を犠牲にしてない事をアピールできるならそのような対策を取って欲しいと要望した。
その後、スーパーで、奈良県産、愛知県産のレンコンを発見。
このレンコンは大丈夫だろうか?
レンコンひとつ購入するのに、こんなに苦労しなければならないなんて、、、
動物の犠牲を当たり前にしてる世の中のせいで苦労は耐えない、、、。
現在問い合わせ中でまだ答えを得られていないので、わかり次第、ここに追記しておくことにする。
(追記)奈良県の山添村の状況
このレンコンのように生産者の情報がまだ書いてあるとまだ確認取りやすい。
奈良県全体の情報は得られなかったが、山添村を管理してる関係者と話した。
山添村では茨城県と同じレンコンの品種だそうだが、沼地ではなく、土に埋まってるレンコンだそうで、防鳥ネットは必要なく使用していないとのこと。
個人的には、今後このレンコンをまた見かけたら購入することができる事は知れた。

(追記)愛知県の情報
2~3割のレンコン農家が、防鳥ネットを使っておりその中には天井型ネットも含まれており、
7割ほどは防鳥ネットを必要としない生産方法で作られるレンコンとのこと。
ただし、鳥が犠牲になっている茨城県の防鳥ネット問題を認識されており、他に方法がないか他県の情報収集したり解決策を模索中とのこと。
ちゃんと意識を持って行動起こしておられる事を知れたのは良かった。
今後より積極的にその取り組みを強化し解決に至るよう動いて欲しいと強くお願い。
いちいちこうやって電話で確認したりしなくても、安心してスーパーで愛知県のレンコンが購入できるように対策を練ってほしいと。

鳥を犠牲にするレンコン問題。
茨城県が最も問題であることは間違いないが、茨城県だけの問題ではない事が今回自分で調べてみて良く解った。
注目され意見が集まれば集まるほど、その問題を解決に導く力になる事は間違いない。
この問題に心痛めるなら、ましてやVEGANなら、消費者として訴えるべき事をちゃんと訴えて欲しい。
そして、この記事を見てくださったレンコン農家の方がいるなら、
どうかお願いします。
鳥達を犠牲にする網を張るのはどうか止めていただけないでしょうか?
どうしても網を張らないといけないなら、網の張り方を見直してほしいです。
そして鳥を犠牲にする事に関わっていないレンコン農家さんには、
うちのレンコンは大丈夫です!と発信してほしい、消費者に解るように示してほしいのです。
鳥を苦しみに追いやる一部のレンコン農家のせいで、
そうではないレンコン農家さんまで被害に遭っている状況も大問題です。
私はレンコンが大好きです。
どうか、安心して買えるレンコンを教えてください、知らせてください。
そしていつか、残酷な防鳥ネットが過去のものとなりますように。。。

今回改めて思った。
漁網の犠牲になり続ける海洋生物たちの犠牲、
定置網の犠牲になったミンククジラのホープの事も当然思い出す。
網によって犠牲になる命は計り知れない。
網はなんて恐ろしい存在なのか、、、
そして勿論何よりも恐ろしいのは、
動物を差別し搾取していい存在だと決めつけ網を操り動物の命の尊厳を無視する人間である。
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