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苦しみ続ける動物達のために❤さっち~のブログ❤№2

動物達の苦しみから目を背けさせようとアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してから5年。そのブログが容量いっぱいとなりましたので、こちらのブログを新しく作りました。宜しくお願い致します。旧ブログ→http://amour918.blog.fc2.com/

2020.9.29 熊を殺すのも人間。助けるのも人間。私は助ける人間になりたい。「高代寺で保護飼育されてるツキノワグマのトヨ君のお世話ボランティアに参加してきました。」 あなたも助ける1人になってください。 #日本熊森協会  

今年も熊たちが人里に出てきては害獣にされ、理不尽に殺されていく悲しいニュースが頻繁に目につく。
山でいつものように暮らしていただけなのに、山に入った人間に危害を加えたと悪者にされ理不尽に殺されていくニュースも目立つ。
こんなに悲しく残酷な日常があって良いのだろうか。。。


殺して片付けることが最大の解決法としてどんどん定着していくクレイジーな日本で
行政に殺さないでと意見してもそんな声が届くことはまずない。
そんな中でも自分が最低限できることは、問題解決に向けて動いている団体をサポートすること。
以前から会員になろうと思っていたが、この度ようやく日本熊森協会の会員になった。
私でまだ3万人台。
会員が100万人集まれば法にも働きかけできるとのこと。
とにかく会員数を集めたいと数年前、熊森協会の方とお話した時も仰っていた。
最低1000円からでも会員になれます。1人でも多くの賛同者が必要。
もう遅いかもしれない、、。それでもじっとしていられない。
熊たちの命が脅かされない未来への可能性をまだ信じたい気持ちがあるなら、是非熊森さんをサポートしてほしい。
http://kumamori.org/

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2020年9月25日 Facebookでの投稿
https://www.facebook.com/sachiko.ohta.3/posts/3328233303930818
調べれば調べるほど熊を助けることができない世の中に絶句する。
だって熊がいるべき場所、山が死んでいるのだから。。。
熊が帰る場所、生きていける場所がないのだから。。。
人間はそのメッセージをもっと深刻に受け止め行動しなければならない。
熊が生きていける山(森)を復活させない限り未来はない。
「今年のナラ枯れ状況とクマ生存の危機」
http://kumamori.org/news/category/%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%8Anews/56161/
しかし、それが不可能と思える、あまりに手遅れな現実。
彼らが苦しまなくて済むなら私は熊の絶滅を望む。
こんな事を望まないといけないほど、この世界はとことん狂ってしまったんだよ。。。
最も絶滅しないといけない生き物が人間であることは説明するまでもない。
それでも何か出来ることはないのか、可能性を探す自分がいる。
自分のやり方、活動を思いっきりアピールできなくなる事を懸念して、どの団体にも属したくなかった私だが、この度、熊森協会の会員になりました。
会員=自分がやりたいことに制限がかかる
それとは別の次元で会員になるのが必要と感じたから。
数年前の神戸アースデイでARブースで活動した際、熊森協会の方とお話して、その時すでに会員になろうと思っていたのにすっかり遅くなってしまった。。。
「日本熊森協会はなぜ誕生したのか?」
他人任せにしようとしたある学校の先生が熊森協会を誕生させた。
そして学生達の想いと行動の数々。涙なしには見られない。
まだ知らない方は是非リンク先左側のバナーにあるその情報から読んでほしい。
そして共感できるなら、
熊を助けたいと少しでも思うなら、
是非会員になる事をオススメする。
もう間に合わないと諦めるのではなく
間に合わないなら何だってやってやろう。
その気持ちが重要だと思うし素直に従いたい。
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2020年9月29日(火)
今日は熊森さんが行ってるボランティア活動のひとつに初参加。
沢山の木の実を積んで向かった先は、
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大阪府豊能町にある高代寺。
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ここに、身勝手な人間のせいで檻に閉じ込められてしまったツキノワグマがいる。
私はそれを最近まで知らなかった。
きっと彼のことを知らない人が沢山いるだろう。
私が今回、熊森さんに入会する決断となった大きなきっかけのひとつに、彼の存在を改めて伝え広めたいという想いもあった。
そして熊が当たり前のように犠牲にされてる現実をどうにか変えたいと思い行動してくれる人が増えてほしいから。
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彼の名はトヨ。
2014年にイノシシ罠にかかった所を発見され、本来なら放獣されなければならない所を大阪府が拒否。
その後殺処分されることになったが、熊森協会の働きかけでどうにか命救われたツキノワグマである。
そして殺生は良くないと、トヨ君を受け入れてくれたのが高代寺。
それから彼はここで暮らしている。
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見本となるべき行政が、鳥獣法護法違反で堂々と法を犯す。
ふざけんじゃないよ。
そんな事がまかり通るクレイジーな世の中に一体あとどれだけの動物たちが苦しめられなければならないのか。
トヨ君が高代寺に来るまでの経緯がまとめられた動画。是非観て下さい。


「トヨ君ファンクラブ」トヨ君の情報がまとめられたページはこちら↓

http://kumamori.org/index.php?cID=567

「わ~い!!来た!!!」
ボランティアさん達が来るのを待っていたことが明らかに解る、
トヨ君が嬉しそうに興奮してる姿が真っ先に目に飛び込んできた。
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人間に酷い目に遭わされたせいで、最初の数年は警戒心の強さが目立っていたそうだが、その後、徐々にボランティアさんと心打ち解けるようになったというトヨ君。
その穏やかな表情に彼の心境が表れているよう。
それも献身的にお世話を続けてきたボランティアさんがいたからだろう。
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あまりに可愛いトヨ君。
その姿を目の当たりにして、この世で最も無慈悲で凶暴な生き物は人間であることを改めて思い知らされる。
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トヨ君、頑張るので私もあなたのお気に入りボランティアさんのメンバーに加えてください。
宜しくお願いします♪
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週に1度、熊森さん主導で行われているトヨ君のお世話ボランティア。
住職さんの体調不良もあり、現在は残り6日はバイトを雇ってご飯だけのお世話が毎日行われているそう。
しかし掃除は週に1度のみ。
よって作業のメインはトヨ君の住まいの徹底的なお掃除!
溜まりに溜まった1週間分の💩たち。
でも全然臭くない!
それは基本動物性を食べてないからであろうことが簡単に解る。
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トヨ君が大好きなプールの清掃。
高代寺には水道がないため、プールの水を用意するのも大仕事。
水は毎回タンクで運び入れます。
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どうしても独房のように見えてはしまうけど^^;
ここはトヨ君の寝室。
冬はトヨ君が冬眠できるように、ここに藁を敷くそう。
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人間のせいで野生に帰れなくなってしまったトヨ君に、精一杯奉仕したい。
せめてここで心地よく過ごして欲しいという想いが先輩方からとても良く伝わった丁寧な作業の数々。
掃除に費やした時間は2時間くらいだったかな、綺麗になったトヨ君の住まい☆
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掃除が終わったら、ご飯の用意。
ご飯もトヨ君が退屈しないよういろいろ工夫されていた。
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トヨ君が大好きなブドウや柿を、探して楽しめるように配置。
トヨ君が好きな桜の葉を集めて持ってきていた方もいた。
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トヨ君が遊べるように、ボールにドングリ詰め作業。
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いくらトヨ君が心を開いてくれてると言っても、
万一の場合を考えてトヨ君とは一定の距離を置くようになっていて、
お掃除中は、トヨ君には小部屋に入って貰っている。
トヨ君が早くここから出たいよ~っ!とアピールする度
それに反応してトヨ君に優しい声をかける先輩方の数々の行動。
あちこちで愛が溢れていた。
今日は私を含めて7名での作業。これくらいの人数いればスムーズに掃除も進むが、お手伝いさんが少ない日はそれだけトヨ君を待たせてしまう時間も長引くとのこと。
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そして解放されたトヨ君は、用意された暖かいご飯の数々に無我夢中。
食べている時だけは、彼はあらゆる苦しみから逃れられているのだろうと思った。
そしてそれは、拘束されてしまった動物たち全てに共通する事であろう。。。
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ここでは食べ物だけでなく、トヨ君の体調管理含め、1週間ごとに糞の回数や状態等も、徹底的に管理されている。
そんな状況がまるで、動物監禁施設の動物園と同じようにも思えて悲しくなるが、ここは同じではない。
だって望んで監禁してる訳ではないから。。。
本当は山に帰してあげたかったのだから。。。
でもそれが出来ないからこんな施設が必要になってしまった。
悲しいかな、
これが今の日本で出来る最大の助ける方法ということになってしまうんです。
そしてそれも容易ではない現実。
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ご飯を美味しそうに食べるトヨ君の姿に癒やされながら、その後みんなでいただいた木の実の管理作業。
トヨ君に食べさせることができない、カビてるもの等がないかチェック。
トヨ君も、いつも通ってくれてるボランティアさんのことは覚えているようで、近くで作業してるボランティアさんの存在を身近に感じてホッコリ。
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ご飯食べるのに疲れて、柵に顎を乗せて休憩してるトヨ君、笑
トヨ君はほんとになんて可愛い子なんだろう。
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作業中、トヨ君ファンの方がトヨ君の大好物のブドウを持参して持ってきてくれて、トヨ君は大喜び♪
時々様子を見に来てくれてるのであろう方が他にも何人かいた。
また今日先輩お手伝いさんの中には、トヨ君の様子を毎日チェックできるようにと、高代寺近くに家を購入して引っ越してきた方もいて驚いた。
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トヨ君はひとりぼっち。トヨ君が人間の犠牲になった可哀相な熊であることは間違いない。
だけど、トヨ君を心から愛する人々の存在が、トヨ君の心を癒してくれている事も間違いない。
それでもやっぱり、トヨ君は不幸な熊です。
だから、トヨ君みたいな犠牲者がこれ以上増えないように、
熊を害獣にしてしまう凶暴すぎる世の中を変えていけるように、
あなたも何か力になってほしい。
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こちらの署名まだの方もよろしくお願いします。
「小泉進次郎環境大臣: 小泉進次郎環境大臣に、クマを乱獲しないよう、罠捕獲の強化を求めます!」
http://chng.it/BYs6m2bb
紙署名もあります→http://kumamori.org/files/9815/9669/8415/%E3%82%AF%E3%83%9E%E7%BD%B2%E5%90%8D.pdf
2020-09-30 (2)

トヨ君、あなたの心の癒しの一人になれるようにまたお手伝いに来るね。
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いろいろ教えていただいた熊森職員さんはじめ先輩の皆様、お世話になりました、ありがとうございました。
今後ともご指導よろしくお願いいたしますm(__)m
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