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~新スマスイへの提案~手紙を送りました。名古屋港水族館にいたシャチの姿に衝撃を受けて、人生が激変した女性が描いた物語「月とイルカの約束」今改めて、シャチのナミちゃんの生涯に想いを馳せてほしい。 そして意見を。 #イルカビジネスに終止符を
【9/4 追記】送った手紙と本に対して、名古屋港水族館からまさかの返信が届いた。一番下に追記。
(過去記事)
2019年3月31日「日本政府はクジラの大虐殺を止めよ!利権まみれの日本政府の捕鯨に抗議デモ@京都」活動レポ
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-259.html
2019年3月。京都で調査捕鯨に抗議するデモ行進を行った際に、
地域猫活動仲間のダンディーと名古屋から参加してくれた、この時はじめましてだった望月さん(右)
望月さんがイルカ問題に目覚めたのは、2010年。
観客として足を運んだ「名古屋港水族館」で弱ったシャチを観たことがきっかけでした。
それからというもの、イルカ問題を世間にもっと広く知って貰うため、自分にできる事はないか、
映像や絵本等で何かを作成したいと考えている事をこの時聞いていたのだが、
その後、有言実行でそれを見事、形にされたので紹介したい。

望月さんは、2020年6月5日 「月とイルカの約束」という本を出版☆
(出版社からのコメント)
いのちに対する著者の優しくあたたかい眼差しが特徴的な短編童話集です。
少し悲しい物語ではありますが、小学生のお子様から、大人の皆さまにまで楽しんでいただける内容であり、「あとがき」も含めた読後には、きっと色々な気づきが得られると思います。 ぜひご一読ください。
本の帯にはウーマンラッシュアワー村本氏のコメント入りでナイスです。
読んだ方のレビューも併せてチェックしておきたい。
購入はこちら(amazon)から↓
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E3%81%A8%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%81%AE%E7%B4%84%E6%9D%9F-%E6%9C%9B%E6%9C%88%E3%81%82%E3%81%91%E3%81%BF/dp/443426852X

水族館の観客であった望月さんが、このような行動を起こされた事がとても重要であり、イルカ達の大きなサポートになるであろう、大変貴重な一冊です。
重要な童話として日本で語り継がれ後世に残っていってほしい。
少しネタバレになってしまうが、あとがき欄にはイルカ達を人間の娯楽の道具、消耗品として扱うことの問題提起がなされている。
この本はイルカ搾取側にある人たちに読んでもらうべきだと思う。


新スマスイがシャチを連れてくる件にも少し触れられていて、スマスイ前で活動を続けてる私としては
この本をスマスイに届けなければという想いが膨らんだこともあり、
私はこの本をスマスイのイルカトレーナーさん達にも見て貰いたいと、手紙と共に送りました。
→新スマスイ建設反対!イルカやシャチを水槽に監禁しないで!スマスイ前でのアニマルライツ活動まとめ。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-330.html
→スマスイ訪問レポート。新型コロナウィルスの影響でより一層感じられること「退屈という名の虐待、拷問に苦しむ動物たち」例えば、須磨海浜水族園にいるイルカ達について。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-336.html
イルカトレーナーのリーダーである川中さん宛て。

スマスイ「イルカトレーナーの皆さまへ」
突然のお便り失礼いたします。
スマスイのイルカ飼育員の皆さまに読んでいただきたい書籍があり同封させていただきました。
タイトルは「月とイルカの約束」
この本は筆者である望月さんが、水族館でシャチを観たことがキッカケとなり作成された物語です。
スマスイは今後大規模リゾート施設になりシャチを導入する予定とのことですが、だからこそ飼育員の皆さまにこの筆者の想いを知っていただきたいと思いました。
私も昔は自分の娯楽欲を満たすために水族館に足を運んでいましたが、小さな水槽の中で生かされてるイルカ達を観て、可哀相と感じる気持ちの方が強かった観客のひとりでした。
そんな思い出も、今の私を構成している一部となっていて、現在は、イルカの拘束飼育に反対しています。
私が水族館で学んだことは、イルカの居場所は海以外にないのだという真実に辿りついたことだと思います。
以前スマスイに行ったことがありますが、家族連れで賑わう遊園地エリアの片隅にある小さなプールで、ひとりぼっちのガル君の姿を見た時は本当にショックでした。
太地町のイルカ追い込み漁で家族と引き離され、スマスイに30年以上も閉じ込められているガル君は、あのプールの中から、園内を楽しむ人間の家族をどんな想いで見つめ続けているのでしょうか、、
本当に胸が痛むばかりです。
ガル君の退屈さを紛らわすために、海草を投入するとか、動くオモチャのようなものを入れるとか、何か対策を練ってはいただけないでしょうか?
そしてどうか、これ以上の犠牲者を生み出さないために力を注いでほしいと思うのです。
飼育員の皆さまは、商売道具だからという理由はもちろんでしょうが、イルカ達を大切にお世話されていると思います。
日頃からイルカ達と触れあってる分、
彼ら彼女たちの苦痛も感じ取りやすい環境にあられるのではないのでしょうか?
飼育員の皆さまは、
イルカ達を救える立場にもあるのです。
ご存知かも知れませんが、イルカ問題を訴えている国際的に有名な団体
「ドルフィンプロジェクト」のリーダーであるリックオバリー氏は、元イルカの調教師でした。
自分がイルカを苦しめる原因になっていたことに気づき生き方を改め、水族館のイルカ飼育に反対しイルカ保護を訴えるようになられました。
飼育員の皆さまの中に、リックオバリー氏のような真の愛情を持ってる方がいてほしい、、そう願います。
世間で新スマスイにシャチを連れてくる事の問題が騒がれていますが、これを阻止するには、飼育員の皆さまの力が必要と感じます。
イルカ達が悲しむような娯楽の在り方は終わりにしなければならない、シャチを連れてくるのは問題だと、どうか中から声をあげていただく事は出来ないでしょうか?
いきなりイルカ飼育に反対する側の者からこんな手紙を送られ不快に思われる事もあるかもしれませんが、
飼育員の皆さまの心の奥にある愛を信じたく今回手紙と本を送らせていただきました。
飼育員の皆さまで、この本を回し読みしていただき、今1度、イルカの飼育問題について考え直して貰えたら幸いです。
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
さっち~

ここで2010年、11月に、望月さんが名古屋港水族館で見たシャチのナミちゃんについて、改めて取り上げておきたい。
ナミちゃんは1985(1986年とも言われる)年にオスのシャチとともに太地沖で捕獲された。
オスのほうはゴローと名づけられ、白浜にあるアドベンチャーワールドに売られ、2005年に死亡。
捕獲時にゴローよりやや大きかったメスシャチは、ナミと名づけられ、クジラの博物館にある海を囲ったエリアで飼育された。
そして約23年もの間、くじらの博物館の飼育下にあったナミちゃんは、
2010年、くじらの博物館の赤字経営を補うため、シャチが欲しかった名古屋港水族館に5億円で売られることになり、
ナミちゃんは、6月17日に名古屋港水族館へ移された。
しかし半年後の12月半ば、ナミちゃんは体調を崩す。
食欲がなくなり、公開トレーニングを中止して治療にあたったが、意識がもうろうとして水面に浮かぶ状態や異常な呼吸が続いていた。(最近は体重が300キロ近く減っていた)
その後の調査でお腹からは、81キロの大量の石が出てきており、くじらの博物館で石をのみ込み続けていたとみられている。
(望月さんが、苦しそうなナミの姿を観たのは2010年11月でした。)
そして名古屋港水族館につれて来られた7か月後。
2011年1月14日、午後7時24分。ナミ死亡。
(参照記事)
2010年4月1日「あるシャチの半生」
http://ika-net.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-f6a7.html
2011年2月6日「名古屋港水族館は2度とシャチを飼育するな!!」
http://tokidoki-sur.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-4a80.html
ナミちゃんが体調を崩した大きな原因のひとつは、くじらの博物館から、名古屋港水族館へ移動したことにあるのは明らかでしょう。
くじらの博物館では、"海水のプール"であったというのもナミちゃんのストレスを軽減するひとつになっていたとも考えられる。
(因みにくじらの博物館は消毒液のプールに拘束されているイルカ達も多数いるし、イルカ死亡数も激しいので褒められる部分はひとつもない事も併せて強調しておきたいが。)
くじらの博物館でのナミちゃんの様子。
2010年、6月17日。
くじらの博物館から、名古屋港水族館へナミちゃんが移送される時の様子を追った記事があります。
この記事を書いたのは、ナミちゃんのファンの方のようだが、とても胸の痛む内容。
当時まだ私(さっち~)は動物問題に目覚める前でこんな事が起こっている事も知らなかったが、
ナミちゃんを移動することに抗議の声があがっていたよう。
今ここで改めてナミちゃんの生涯に目を向けてもらい、
新スマスイはシャチを導入するのが正しい判断なのか、考え直してほしい。
イルカの拘束飼育を終わらせる方向に進んでほしい。。。
水族館の観客は、もうこの子達の苦しみに加担しないと言って欲しい。
イルカビジネスに終止符を。
「6月17日 シャチのナミちゃん 名古屋への旅立ち」
シャチのナミちゃんhttp://unaunamin.blog13.fc2.com/blog-entry-110.html
2010年6月20日 うなみん号の車窓から様より
今回は、6月17日の「ナミちゃんの移送」について、書きたいと思います。
これは、関係者外の、一般人の目線から見た、シャチのナミちゃんの移送です。
この日来られなかった人たちも、これを見れば、どうやってシャチ(オルカ)のナミ(なみ・波)ちゃんが移送されたのかの大まかな流れが、お分かりいただけるかと思います。
この記事をご覧の皆さんは、これを見て、何を感じるでしょうか。
前日、予定では「6時ごろ関係者に公開される」と聞いていましたので、念のためその1時間前の朝5時に起床し、ナミちゃんのプールを近隣のホテルの窓から見学していました。
5:07 ごろのナミちゃん。
↓普段どおり自然プールで泳いでいました。

周りを見回すと、くじらの博物館の屋上に報道関係者たちが集まってきていましたが、ナミちゃんの生け簀入れはちょっとした刺激があるだけでも入らなくなる可能性があるため、報道関係者の立ち入りはさせずに、いつものナミちゃん担当の飼育員さんだけがナミちゃんのところにいました。
仕事とはいえ…担当された方はどんなお気持ちだったのでしょうね。
5:31 ナミちゃんの朝ごはん。その後、生け簀に入る訓練がはじまった。
何度か生け簀に入っては、すぐに出るを繰り返していた。
なんとなく…分かるのでしょうか?でもきっとおなかがすいていたんだよね。
5:40 生け簀の入り口が閉められた。
5:41 関係者たちが一斉に集まってきた。
網を数人で海水から引っ張りあげていた。

ナミちゃんが生け簀に入れられてしまった
5:59 桟橋と生け簀が切り離され、生け簀ごとコンクリートの壁際のほうまで移動。

6:16 生け簀がコンクリートの壁沿いに到着した。
↓ナミちゃんが居なくなった入り江。

時折、ナミちゃんが激しく生け簀の中で動くのが見えました。
練習のとき、ナミちゃんは5分以上生け簀に入るのを嫌がったそうです。
今日は…生け簀に入ってから移送されるまでの間の2時間以上、生け簀に入っていたことになりますね。
7:31 台船がやってきたのが見えた。

8:13 台船到着 固定作業。

どういうわけか、あまり風がなかったのに時折風が吹くようになりました。
8:21 クレーンが動き出し、ナミちゃんを持ち上げる担架がみえた。
先ほどから吹きだした風で担架がゆらゆらゆれてます。風で揺れないか、大丈夫なのか?!と不安になりました。
8:24 ナミちゃんの生け簀に担架が下ろされた。ナミちゃんを担架に入れる作業が開始された。

8:36 ナミちゃんが持ち上げられた 3分30秒ほど宙にいたあと、台船に格納された。

太地のシャチのナミちゃんはこの瞬間、名古屋港水族館のシャチのナミちゃんになりました…。
9:11 勝浦港に向かった。勝浦港にナミちゃんを乗せるであろう第百六十八鳳生丸が停泊しているのを確認。

9:45 ナミちゃんを乗せた台船が勝浦港に到着。救急車や消防自動車がやってきて物々しい雰囲気。

9:58 一度ナミちゃんを持ち上げるが、しばらくして降りた。

10:03 再びナミちゃんが持ち上げられた。

いつものナミちゃんがクレーンで吊り上げられて…とても胸が締め付けられました。
10:06 ナミちゃんが船に降ろされた。

10:13 船から人が運ばれ、救急車に乗せられた。何があったのでしょうか。
船が勝浦港に停泊中、何度か船のほうから、ナミちゃんの鳴き声らしき音が聞こえた。
ショーのときとは違う、高くか細い「キュー」という声。不安なのだろうか。
いつもナミちゃんを担当されていた飼育員さんがずっと付き添っているのが見えました。
11:24 勝浦港から台船が出発。

12:23 関係者らしき人たちがナミちゃんの船を見ている。中にはタバコを吸いながら写メで写真を撮っている人も。
中に入れるか聞いてみたが、関係者以外はダメでした。
13:06 ナミちゃんを乗せた船が出発。
さようなら、ナミちゃん。名古屋に行っても、いつまでも元気で。。。

徐々に遠ざかっていく船が、とても寂しく感じました。

~転載終了~
今回ナミちゃんのことで情報を探していたら、昔からイルカ問題を訴え活動されてる【イルカ&クジラ アクションネットワーク】
IKANETさんのこの記事を発見して、何だか必然の出会いに思えた。
何故ならこの提案は、いま正に「新スマスイへの提案」として生かすことができるものだからです。
2001年。約20年前。
こんなに古くからこのような訴えをされ行動されてきた方々に深い感謝の想いが湧いてきます。
「名古屋港水族館へIKANETからの提案」
http://ika-net.jp/ja/ikan-activities/coastal-small-whales/76-proposal2nagoyaaquarium20000315
作成日 2001年8月26日
21世紀の水族館に向けて
名古屋港水族館 の二期工事は着々と進んでいます。ここに、 シャチ の群れを飼育するための1万3千トンの巨大プールができるのです。この建設費は市民の税金で贖われています。きっとプールができあがったら、何かを入れずにはすまないでしょう。そこで、私たちは、以下のような提案を名古屋港水族館関係者に行いました。
その1 巨大プールに、ロボットのシャチの群れを入れる

「フリーウィリー3」の撮影現場 ご存じのように、映画のフリーウィリー2・3は、実物大のシャチのロボットを使って撮影された。体の動きやダイナミックなブリーチング、テイルフラッピングなど、実物さながらのしなやかさを再現しているのを映画で見ることができる。
このロボットは、製作者のウォルト・コンティ氏が所有していて、1頭50,000USドルするという。96年にフランスから購入されたヤマトは1 億数千万であった。ロボットには、メンテナンスの必要があるにしても、死亡することはないし、餌や薬代もいらない。しかも、「あのフリーウィリーが名古屋に!」というような宣伝効果も大きく、コンピュータの操作で、芸を見せるかわりに、シャチの家族がどのように生活しているか再現できるので、教育的にも効果がある。また、これまで計画に反対してきた139 団体がそのまま支援者になるので、名古屋周辺だけでなく、世界中からの集客が見込める。赤字の名古屋にこれ以上の方法はないでしょう。
その2 バーチャルシステムによるシャチの群れになるプログラム

バーチャルシステムで、シャチの群れの遊泳を見せ、その中に入ったように感じられる場所をつくる。実物大のシャチの群れの中に入ってみたくない?
その3 国際シャチ保護センターの設置
インターネットやビデオを使って、世界中のシャチの最新情報を集め、紹介する。
その他、世界のシャチの調査、研究、保護を行っている施設や団体の紹介、シャチウォッチングやエコツアーなども紹介する。内田館長と行く北米西海岸、シャチウォッチングの旅なんてどうでしょうか?
その4 1日リサーチャー体験教室
シャチの研究所を模した部屋で、レシーバーをつけてシャチの音声を聞いたり、ビデオでシャチの群れを見て、尾びれによる個体識別を体験。
その5 自然保護団体・個人に対する助成活動「金のしゃちほこ大賞」
毎年、その年に海生哺乳類保護に功績のあった団体や個人・施設に対して、利益の一部を還元する「金のしゃちほこ」大賞の創設。
これで、名古屋港水族館は、新しい世紀に対応した世界に誇れる水族館として、歴史に名を残せると思いませんか?
~転載終了~
また記事を読んで驚いたが、映画「フリーウィリー」の2・3作目ではシャチのロボットが用いられていたとのこと!
映画の存在は知っていたが、見たことなく詳細も良く知らなかったからこの機会に見てみようかな。
ここに登場してるシャチはロボットなんですね凄い!!
フリー・ウィリー2(Wikipedia)
今年、生きたイルカに代わるイルカロボットが誕生して、今後の水族館を担うかもしれないとして注目を集めていることに感動していたが、とうの昔にシャチロボットまで存在していた。
→本物そっくりなロボットのイルカ。これで水族館はどう変わる?
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-360.html
バーチャル映像システムで言えば、日本にはライトアニマルがあるし、そこにイルカやシャチのロボットを加えて倫理的な新しい教育の場を作ることができれば、それこそ新スマスイの目玉商品になると思う。
材料は揃っているのだから、新スマスイは賢い判断をすべきでしょう。
この提案を受け入れたら、新スマスイは、新しい世紀に対応した世界に誇れる水族館として、歴史に名を残せると思いませんか?
【アクション】
シャチを導入しないで!!イルカ達の飼育を終わらせて!!ひとりぼっちのガル君の事どうにかして!!バーチャル展示に変えて!!等、、
新スマスイを指定管理者として運営する、株式会社グランビスタ ホテル&リゾートに是非意見を送ってください↓
グランビスタ ホテル&リゾートに関するお問い合わせ
https://www.granvista.co.jp/contact/inquiry/
(9月4日追記)
実はスマスイだけでなくこの後、「月とイルカの約束」が誕生した大元になっている、名古屋港水族館へも手紙を添えて送っていただのだが、


今日ポストに名古屋港水族館から返信が届いているのを発見して驚いた。
一体何が書いてあるのだろう。

以前血まみれのイルカの件で問い合わせた時の事も含め、名古屋港水族館には悪い印象しかないし憎しみ抱いてきたから
どうせ言い訳がましい事しか書いてないだろうと封を開けたのだが、
(過去記事)
2017.9.17名古屋港水族館の回答「イルカの頭が血まみれになることは大したことではない。」赤ちゃんイルカも1日で死亡。イルカやシャチは消耗品。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-85.html

意外にもそこには、丁寧にお礼の言葉が綴られていた。
読み終えた瞬間、まさかの少し感動してしまってる自分がいた。
こちらの訴えをこのように受け止めてくれた事を素直に嬉しいと思った。
もしかしたら、私がこれを発信することを想定して、この手紙が印象アップのために利用されてるのかもしれない、
どこかでそんな疑いの気持ちを想像してしまったとしてもだ。
皆さんはこの手紙を見てどう思いますか?
少なくともこれを書いて下さった方は、問題意識をしっかり持っている方なのではないかという印象。
これを機に、名古屋港水族館の意識が変わってくれる事を心から願う。。。
名古屋港水族館が、今いるイルカやシャチを最後に、鯨類の飼育を終わらせると宣言する日本初の水族館になってほしい。。。
~名古屋港水族館からの返信~
拝啓
初秋の候、太田様におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
この度は「月とイルカの約束」とお手紙をお送りいただきありがとうございました。
どちらも飼育員内で順番に拝読させていただいております。
お手紙でご指摘がありましたイルカを飼育することの問題ですが、
私たちもイルカをなぜ飼育する必要があるのかなど、様々な角度から自問するようにしております。
また、イルカやシャチを飼育するからには、飼育されている動物たちの福祉の向上のみならず、展示教育活動を通じて自然界のイルカやシャチたちの保全に資することに対しても責任を負っていると考えております。
当館でも、最近では13年前に太地町のイルカの導入を行った事がありました。
それ以降に入社した若い飼育員達は、当館のイルカの由来について、話として知ってはいるものの、その実態を想像しきれてない部分があるかもしれません。
この度、イルカの目線から語られた物語を拝読することで、若い飼育員達にも改めて問題意識が芽生えるきっかけとなり、飼育されている動物たちに対しての責任を考えるきっかけになると思います。
また、物語の背景にあるシャチのナミの死からもうすぐ10年になります。
この10年で動物の福祉はどれだけ向上できたのか、自然保護思想の啓蒙にはどれだけ貢献できたのか、そういったことも、飼育員達の間で話し合うきっかけにさせていただきたいと思います。
繰り返しになりますが、貴重な書籍とお手紙をお送りいただきありがとうございました。
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
敬具

ちなみにスマスイからの返信は勿論なく、先月8月29日にスマスイ前で活動した時にガル君の様子をチェックしてきたが、
プールにはボールも入っておらず、全く声が届いてないと本当に悲しくなりました。。。
ひどいよ、、、
ガル君の苦しみ考えて、、、
(過去記事)
2019年3月31日「日本政府はクジラの大虐殺を止めよ!利権まみれの日本政府の捕鯨に抗議デモ@京都」活動レポ
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-259.html
2019年3月。京都で調査捕鯨に抗議するデモ行進を行った際に、
地域猫活動仲間のダンディーと名古屋から参加してくれた、この時はじめましてだった望月さん(右)
望月さんがイルカ問題に目覚めたのは、2010年。
観客として足を運んだ「名古屋港水族館」で弱ったシャチを観たことがきっかけでした。
それからというもの、イルカ問題を世間にもっと広く知って貰うため、自分にできる事はないか、
映像や絵本等で何かを作成したいと考えている事をこの時聞いていたのだが、
その後、有言実行でそれを見事、形にされたので紹介したい。

望月さんは、2020年6月5日 「月とイルカの約束」という本を出版☆
(出版社からのコメント)
いのちに対する著者の優しくあたたかい眼差しが特徴的な短編童話集です。
少し悲しい物語ではありますが、小学生のお子様から、大人の皆さまにまで楽しんでいただける内容であり、「あとがき」も含めた読後には、きっと色々な気づきが得られると思います。 ぜひご一読ください。
本の帯にはウーマンラッシュアワー村本氏のコメント入りでナイスです。
読んだ方のレビューも併せてチェックしておきたい。
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水族館の観客であった望月さんが、このような行動を起こされた事がとても重要であり、イルカ達の大きなサポートになるであろう、大変貴重な一冊です。
重要な童話として日本で語り継がれ後世に残っていってほしい。
少しネタバレになってしまうが、あとがき欄にはイルカ達を人間の娯楽の道具、消耗品として扱うことの問題提起がなされている。
この本はイルカ搾取側にある人たちに読んでもらうべきだと思う。


新スマスイがシャチを連れてくる件にも少し触れられていて、スマスイ前で活動を続けてる私としては
この本をスマスイに届けなければという想いが膨らんだこともあり、
私はこの本をスマスイのイルカトレーナーさん達にも見て貰いたいと、手紙と共に送りました。
→新スマスイ建設反対!イルカやシャチを水槽に監禁しないで!スマスイ前でのアニマルライツ活動まとめ。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-330.html
→スマスイ訪問レポート。新型コロナウィルスの影響でより一層感じられること「退屈という名の虐待、拷問に苦しむ動物たち」例えば、須磨海浜水族園にいるイルカ達について。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-336.html
イルカトレーナーのリーダーである川中さん宛て。

スマスイ「イルカトレーナーの皆さまへ」
突然のお便り失礼いたします。
スマスイのイルカ飼育員の皆さまに読んでいただきたい書籍があり同封させていただきました。
タイトルは「月とイルカの約束」
この本は筆者である望月さんが、水族館でシャチを観たことがキッカケとなり作成された物語です。
スマスイは今後大規模リゾート施設になりシャチを導入する予定とのことですが、だからこそ飼育員の皆さまにこの筆者の想いを知っていただきたいと思いました。
私も昔は自分の娯楽欲を満たすために水族館に足を運んでいましたが、小さな水槽の中で生かされてるイルカ達を観て、可哀相と感じる気持ちの方が強かった観客のひとりでした。
そんな思い出も、今の私を構成している一部となっていて、現在は、イルカの拘束飼育に反対しています。
私が水族館で学んだことは、イルカの居場所は海以外にないのだという真実に辿りついたことだと思います。
以前スマスイに行ったことがありますが、家族連れで賑わう遊園地エリアの片隅にある小さなプールで、ひとりぼっちのガル君の姿を見た時は本当にショックでした。
太地町のイルカ追い込み漁で家族と引き離され、スマスイに30年以上も閉じ込められているガル君は、あのプールの中から、園内を楽しむ人間の家族をどんな想いで見つめ続けているのでしょうか、、
本当に胸が痛むばかりです。
ガル君の退屈さを紛らわすために、海草を投入するとか、動くオモチャのようなものを入れるとか、何か対策を練ってはいただけないでしょうか?
そしてどうか、これ以上の犠牲者を生み出さないために力を注いでほしいと思うのです。
飼育員の皆さまは、商売道具だからという理由はもちろんでしょうが、イルカ達を大切にお世話されていると思います。
日頃からイルカ達と触れあってる分、
彼ら彼女たちの苦痛も感じ取りやすい環境にあられるのではないのでしょうか?
飼育員の皆さまは、
イルカ達を救える立場にもあるのです。
ご存知かも知れませんが、イルカ問題を訴えている国際的に有名な団体
「ドルフィンプロジェクト」のリーダーであるリックオバリー氏は、元イルカの調教師でした。
自分がイルカを苦しめる原因になっていたことに気づき生き方を改め、水族館のイルカ飼育に反対しイルカ保護を訴えるようになられました。
飼育員の皆さまの中に、リックオバリー氏のような真の愛情を持ってる方がいてほしい、、そう願います。
世間で新スマスイにシャチを連れてくる事の問題が騒がれていますが、これを阻止するには、飼育員の皆さまの力が必要と感じます。
イルカ達が悲しむような娯楽の在り方は終わりにしなければならない、シャチを連れてくるのは問題だと、どうか中から声をあげていただく事は出来ないでしょうか?
いきなりイルカ飼育に反対する側の者からこんな手紙を送られ不快に思われる事もあるかもしれませんが、
飼育員の皆さまの心の奥にある愛を信じたく今回手紙と本を送らせていただきました。
飼育員の皆さまで、この本を回し読みしていただき、今1度、イルカの飼育問題について考え直して貰えたら幸いです。
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
さっち~

ここで2010年、11月に、望月さんが名古屋港水族館で見たシャチのナミちゃんについて、改めて取り上げておきたい。
ナミちゃんは1985(1986年とも言われる)年にオスのシャチとともに太地沖で捕獲された。
オスのほうはゴローと名づけられ、白浜にあるアドベンチャーワールドに売られ、2005年に死亡。
捕獲時にゴローよりやや大きかったメスシャチは、ナミと名づけられ、クジラの博物館にある海を囲ったエリアで飼育された。
そして約23年もの間、くじらの博物館の飼育下にあったナミちゃんは、
2010年、くじらの博物館の赤字経営を補うため、シャチが欲しかった名古屋港水族館に5億円で売られることになり、
ナミちゃんは、6月17日に名古屋港水族館へ移された。
しかし半年後の12月半ば、ナミちゃんは体調を崩す。
食欲がなくなり、公開トレーニングを中止して治療にあたったが、意識がもうろうとして水面に浮かぶ状態や異常な呼吸が続いていた。(最近は体重が300キロ近く減っていた)
その後の調査でお腹からは、81キロの大量の石が出てきており、くじらの博物館で石をのみ込み続けていたとみられている。
(望月さんが、苦しそうなナミの姿を観たのは2010年11月でした。)
そして名古屋港水族館につれて来られた7か月後。
2011年1月14日、午後7時24分。ナミ死亡。
(参照記事)
2010年4月1日「あるシャチの半生」
http://ika-net.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-f6a7.html
2011年2月6日「名古屋港水族館は2度とシャチを飼育するな!!」
http://tokidoki-sur.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-4a80.html
ナミちゃんが体調を崩した大きな原因のひとつは、くじらの博物館から、名古屋港水族館へ移動したことにあるのは明らかでしょう。
くじらの博物館では、"海水のプール"であったというのもナミちゃんのストレスを軽減するひとつになっていたとも考えられる。
(因みにくじらの博物館は消毒液のプールに拘束されているイルカ達も多数いるし、イルカ死亡数も激しいので褒められる部分はひとつもない事も併せて強調しておきたいが。)
くじらの博物館でのナミちゃんの様子。
2010年、6月17日。
くじらの博物館から、名古屋港水族館へナミちゃんが移送される時の様子を追った記事があります。
この記事を書いたのは、ナミちゃんのファンの方のようだが、とても胸の痛む内容。
当時まだ私(さっち~)は動物問題に目覚める前でこんな事が起こっている事も知らなかったが、
ナミちゃんを移動することに抗議の声があがっていたよう。
今ここで改めてナミちゃんの生涯に目を向けてもらい、
新スマスイはシャチを導入するのが正しい判断なのか、考え直してほしい。
イルカの拘束飼育を終わらせる方向に進んでほしい。。。
水族館の観客は、もうこの子達の苦しみに加担しないと言って欲しい。
イルカビジネスに終止符を。
「6月17日 シャチのナミちゃん 名古屋への旅立ち」
シャチのナミちゃんhttp://unaunamin.blog13.fc2.com/blog-entry-110.html
2010年6月20日 うなみん号の車窓から様より
今回は、6月17日の「ナミちゃんの移送」について、書きたいと思います。
これは、関係者外の、一般人の目線から見た、シャチのナミちゃんの移送です。
この日来られなかった人たちも、これを見れば、どうやってシャチ(オルカ)のナミ(なみ・波)ちゃんが移送されたのかの大まかな流れが、お分かりいただけるかと思います。
この記事をご覧の皆さんは、これを見て、何を感じるでしょうか。
前日、予定では「6時ごろ関係者に公開される」と聞いていましたので、念のためその1時間前の朝5時に起床し、ナミちゃんのプールを近隣のホテルの窓から見学していました。
5:07 ごろのナミちゃん。
↓普段どおり自然プールで泳いでいました。

周りを見回すと、くじらの博物館の屋上に報道関係者たちが集まってきていましたが、ナミちゃんの生け簀入れはちょっとした刺激があるだけでも入らなくなる可能性があるため、報道関係者の立ち入りはさせずに、いつものナミちゃん担当の飼育員さんだけがナミちゃんのところにいました。
仕事とはいえ…担当された方はどんなお気持ちだったのでしょうね。
5:31 ナミちゃんの朝ごはん。その後、生け簀に入る訓練がはじまった。
何度か生け簀に入っては、すぐに出るを繰り返していた。
なんとなく…分かるのでしょうか?でもきっとおなかがすいていたんだよね。
5:40 生け簀の入り口が閉められた。
5:41 関係者たちが一斉に集まってきた。
網を数人で海水から引っ張りあげていた。

ナミちゃんが生け簀に入れられてしまった
5:59 桟橋と生け簀が切り離され、生け簀ごとコンクリートの壁際のほうまで移動。

6:16 生け簀がコンクリートの壁沿いに到着した。
↓ナミちゃんが居なくなった入り江。

時折、ナミちゃんが激しく生け簀の中で動くのが見えました。
練習のとき、ナミちゃんは5分以上生け簀に入るのを嫌がったそうです。
今日は…生け簀に入ってから移送されるまでの間の2時間以上、生け簀に入っていたことになりますね。
7:31 台船がやってきたのが見えた。

8:13 台船到着 固定作業。

どういうわけか、あまり風がなかったのに時折風が吹くようになりました。
8:21 クレーンが動き出し、ナミちゃんを持ち上げる担架がみえた。
先ほどから吹きだした風で担架がゆらゆらゆれてます。風で揺れないか、大丈夫なのか?!と不安になりました。
8:24 ナミちゃんの生け簀に担架が下ろされた。ナミちゃんを担架に入れる作業が開始された。

8:36 ナミちゃんが持ち上げられた 3分30秒ほど宙にいたあと、台船に格納された。

太地のシャチのナミちゃんはこの瞬間、名古屋港水族館のシャチのナミちゃんになりました…。
9:11 勝浦港に向かった。勝浦港にナミちゃんを乗せるであろう第百六十八鳳生丸が停泊しているのを確認。

9:45 ナミちゃんを乗せた台船が勝浦港に到着。救急車や消防自動車がやってきて物々しい雰囲気。

9:58 一度ナミちゃんを持ち上げるが、しばらくして降りた。

10:03 再びナミちゃんが持ち上げられた。

いつものナミちゃんがクレーンで吊り上げられて…とても胸が締め付けられました。
10:06 ナミちゃんが船に降ろされた。

10:13 船から人が運ばれ、救急車に乗せられた。何があったのでしょうか。
船が勝浦港に停泊中、何度か船のほうから、ナミちゃんの鳴き声らしき音が聞こえた。
ショーのときとは違う、高くか細い「キュー」という声。不安なのだろうか。
いつもナミちゃんを担当されていた飼育員さんがずっと付き添っているのが見えました。
11:24 勝浦港から台船が出発。

12:23 関係者らしき人たちがナミちゃんの船を見ている。中にはタバコを吸いながら写メで写真を撮っている人も。
中に入れるか聞いてみたが、関係者以外はダメでした。
13:06 ナミちゃんを乗せた船が出発。
さようなら、ナミちゃん。名古屋に行っても、いつまでも元気で。。。

徐々に遠ざかっていく船が、とても寂しく感じました。

~転載終了~
今回ナミちゃんのことで情報を探していたら、昔からイルカ問題を訴え活動されてる【イルカ&クジラ アクションネットワーク】
IKANETさんのこの記事を発見して、何だか必然の出会いに思えた。
何故ならこの提案は、いま正に「新スマスイへの提案」として生かすことができるものだからです。
2001年。約20年前。
こんなに古くからこのような訴えをされ行動されてきた方々に深い感謝の想いが湧いてきます。
「名古屋港水族館へIKANETからの提案」
http://ika-net.jp/ja/ikan-activities/coastal-small-whales/76-proposal2nagoyaaquarium20000315
作成日 2001年8月26日
21世紀の水族館に向けて
名古屋港水族館 の二期工事は着々と進んでいます。ここに、 シャチ の群れを飼育するための1万3千トンの巨大プールができるのです。この建設費は市民の税金で贖われています。きっとプールができあがったら、何かを入れずにはすまないでしょう。そこで、私たちは、以下のような提案を名古屋港水族館関係者に行いました。
その1 巨大プールに、ロボットのシャチの群れを入れる

「フリーウィリー3」の撮影現場 ご存じのように、映画のフリーウィリー2・3は、実物大のシャチのロボットを使って撮影された。体の動きやダイナミックなブリーチング、テイルフラッピングなど、実物さながらのしなやかさを再現しているのを映画で見ることができる。
このロボットは、製作者のウォルト・コンティ氏が所有していて、1頭50,000USドルするという。96年にフランスから購入されたヤマトは1 億数千万であった。ロボットには、メンテナンスの必要があるにしても、死亡することはないし、餌や薬代もいらない。しかも、「あのフリーウィリーが名古屋に!」というような宣伝効果も大きく、コンピュータの操作で、芸を見せるかわりに、シャチの家族がどのように生活しているか再現できるので、教育的にも効果がある。また、これまで計画に反対してきた139 団体がそのまま支援者になるので、名古屋周辺だけでなく、世界中からの集客が見込める。赤字の名古屋にこれ以上の方法はないでしょう。
その2 バーチャルシステムによるシャチの群れになるプログラム

バーチャルシステムで、シャチの群れの遊泳を見せ、その中に入ったように感じられる場所をつくる。実物大のシャチの群れの中に入ってみたくない?
その3 国際シャチ保護センターの設置
インターネットやビデオを使って、世界中のシャチの最新情報を集め、紹介する。
その他、世界のシャチの調査、研究、保護を行っている施設や団体の紹介、シャチウォッチングやエコツアーなども紹介する。内田館長と行く北米西海岸、シャチウォッチングの旅なんてどうでしょうか?
その4 1日リサーチャー体験教室
シャチの研究所を模した部屋で、レシーバーをつけてシャチの音声を聞いたり、ビデオでシャチの群れを見て、尾びれによる個体識別を体験。
その5 自然保護団体・個人に対する助成活動「金のしゃちほこ大賞」
毎年、その年に海生哺乳類保護に功績のあった団体や個人・施設に対して、利益の一部を還元する「金のしゃちほこ」大賞の創設。
これで、名古屋港水族館は、新しい世紀に対応した世界に誇れる水族館として、歴史に名を残せると思いませんか?
~転載終了~
また記事を読んで驚いたが、映画「フリーウィリー」の2・3作目ではシャチのロボットが用いられていたとのこと!
映画の存在は知っていたが、見たことなく詳細も良く知らなかったからこの機会に見てみようかな。
ここに登場してるシャチはロボットなんですね凄い!!
フリー・ウィリー2(Wikipedia)
今年、生きたイルカに代わるイルカロボットが誕生して、今後の水族館を担うかもしれないとして注目を集めていることに感動していたが、とうの昔にシャチロボットまで存在していた。
→本物そっくりなロボットのイルカ。これで水族館はどう変わる?
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-360.html
バーチャル映像システムで言えば、日本にはライトアニマルがあるし、そこにイルカやシャチのロボットを加えて倫理的な新しい教育の場を作ることができれば、それこそ新スマスイの目玉商品になると思う。
材料は揃っているのだから、新スマスイは賢い判断をすべきでしょう。
この提案を受け入れたら、新スマスイは、新しい世紀に対応した世界に誇れる水族館として、歴史に名を残せると思いませんか?
【アクション】
シャチを導入しないで!!イルカ達の飼育を終わらせて!!ひとりぼっちのガル君の事どうにかして!!バーチャル展示に変えて!!等、、
新スマスイを指定管理者として運営する、株式会社グランビスタ ホテル&リゾートに是非意見を送ってください↓
グランビスタ ホテル&リゾートに関するお問い合わせ
https://www.granvista.co.jp/contact/inquiry/
(9月4日追記)
実はスマスイだけでなくこの後、「月とイルカの約束」が誕生した大元になっている、名古屋港水族館へも手紙を添えて送っていただのだが、


今日ポストに名古屋港水族館から返信が届いているのを発見して驚いた。
一体何が書いてあるのだろう。

以前血まみれのイルカの件で問い合わせた時の事も含め、名古屋港水族館には悪い印象しかないし憎しみ抱いてきたから
どうせ言い訳がましい事しか書いてないだろうと封を開けたのだが、
(過去記事)
2017.9.17名古屋港水族館の回答「イルカの頭が血まみれになることは大したことではない。」赤ちゃんイルカも1日で死亡。イルカやシャチは消耗品。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-85.html

意外にもそこには、丁寧にお礼の言葉が綴られていた。
読み終えた瞬間、まさかの少し感動してしまってる自分がいた。
こちらの訴えをこのように受け止めてくれた事を素直に嬉しいと思った。
もしかしたら、私がこれを発信することを想定して、この手紙が印象アップのために利用されてるのかもしれない、
どこかでそんな疑いの気持ちを想像してしまったとしてもだ。
皆さんはこの手紙を見てどう思いますか?
少なくともこれを書いて下さった方は、問題意識をしっかり持っている方なのではないかという印象。
これを機に、名古屋港水族館の意識が変わってくれる事を心から願う。。。
名古屋港水族館が、今いるイルカやシャチを最後に、鯨類の飼育を終わらせると宣言する日本初の水族館になってほしい。。。
~名古屋港水族館からの返信~
拝啓
初秋の候、太田様におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
この度は「月とイルカの約束」とお手紙をお送りいただきありがとうございました。
どちらも飼育員内で順番に拝読させていただいております。
お手紙でご指摘がありましたイルカを飼育することの問題ですが、
私たちもイルカをなぜ飼育する必要があるのかなど、様々な角度から自問するようにしております。
また、イルカやシャチを飼育するからには、飼育されている動物たちの福祉の向上のみならず、展示教育活動を通じて自然界のイルカやシャチたちの保全に資することに対しても責任を負っていると考えております。
当館でも、最近では13年前に太地町のイルカの導入を行った事がありました。
それ以降に入社した若い飼育員達は、当館のイルカの由来について、話として知ってはいるものの、その実態を想像しきれてない部分があるかもしれません。
この度、イルカの目線から語られた物語を拝読することで、若い飼育員達にも改めて問題意識が芽生えるきっかけとなり、飼育されている動物たちに対しての責任を考えるきっかけになると思います。
また、物語の背景にあるシャチのナミの死からもうすぐ10年になります。
この10年で動物の福祉はどれだけ向上できたのか、自然保護思想の啓蒙にはどれだけ貢献できたのか、そういったことも、飼育員達の間で話し合うきっかけにさせていただきたいと思います。
繰り返しになりますが、貴重な書籍とお手紙をお送りいただきありがとうございました。
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
敬具

ちなみにスマスイからの返信は勿論なく、先月8月29日にスマスイ前で活動した時にガル君の様子をチェックしてきたが、
プールにはボールも入っておらず、全く声が届いてないと本当に悲しくなりました。。。
ひどいよ、、、
ガル君の苦しみ考えて、、、
私はたった今日1日の行動の中でどれだけの自由を感じる事ができるのだろう。
太田 幸子さんの投稿 2020年8月29日土曜日
こないだ訪れた日から、彼はどれだけ絶望の毎日を過ごしたのであろう。
私はこの期間どれだけ行きたい場所へ行って、
どれだけの景色を目にしただろう。
そんな事を考えながら...
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