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苦しみ続ける動物達のために❤さっち~のブログ❤№2

動物達の苦しみから目を背けさせようとアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してから5年。そのブログが容量いっぱいとなりましたので、こちらのブログを新しく作りました。宜しくお願い致します。旧ブログ→http://amour918.blog.fc2.com/

子鹿の死を無駄にしないで…「増水した京都の高野川に取り残された子鹿はその後、死亡。」マスコミは、はじめから救出する気のない日本の冷酷さをちゃんと伝えてください。  

画像は2016年7月13日に撮影された"高野川を渡るニホンジカの親子" ウィキペディア(高野川)より
Takano_river_20160713.jpg
高野川では10年ほど前から鹿の姿が頻繁に目撃されるようになっている。
2010年11月11日 朝日新聞「高野川にシカの親子 京都・左京区 数カ月前から河川敷散歩」
http://www.asahi.com/eco/OSK201011110034.html
「毎日のように見る高野鹿」
https://kyotokoto.jp/archives/tag/%E9%B9%BF

鴨川にも姿を現し最近は年に1度はちょっとした騒動になってるように思う。
それだけ、鹿がいるということは、それだけ被害にも遭いやすくなっているということ。
そして、今回の雨による増水で、悲しい出来事が起こった。。。
高野川にいた鹿の親子が離れ離れになり、子鹿が濁流の中に取り残されたというニュースがあったのは7月7日。七夕のこと。

子鹿が濁流の中に取り残され、親と離れ離れに… 大雨で増水の京都・高野川
https://news.yahoo.co.jp/articles/589e4d78d1134f4c6d5b7e05c099d773505bf190
7/7(火) 12:30配信 京都新聞

 7日午前10時半頃、京都市左京区の住宅街を流れる高野川の馬橋付近で、子鹿が雨で増水した濁流の中に取り残されているのを近くの住民が見つけた。
takanosika2020.jpg
増水した川に取り残された子鹿(京都市左京区)

【動画】濁流の中から、つぶらな瞳をこちらに向ける子鹿

 子鹿を見つけた近くの女性(51)の話しでは、子鹿は4月ごろから親子8頭くらいで河川敷に時折出没している群れの1頭とみられる。はじめは右岸に取り残されていたが、濁流を泳いで左岸に渡ってきたという。親鹿たちは、さらに上流の対岸にいるといい、子鹿だけが濁流につかったまま、ひとりぼっちになっている。

 女性によると、4月~5月にかけては子鹿が母親のお乳を飲んでいる姿もみられ、地域の評判になっていたという。
通報を受けた京都府警下鴨署員も駆けつけたが、見守ることしかできなかった。

 上流の左京区大原では7日正午までに計143ミリの雨が降っており、高野川は増水している。

~転載終了~

このニュースを観た日、その後、子鹿がどうなったか気になり職場でネットを検索。
情報がなければ、仕事終わってから高野川まで様子を観に行ってみようかと考えてもいた。
しかし、子鹿は無事だったというワードが飛び込んできた。
が、良く見るとそれは2年前の情報。
そしてどういう訳か偶然にも同じ七夕の日の出来事だったよう。
京都人でありながら、当時私はこのニュースは知らなかったのも恥ずかしい。。

その時の動画。


当初は現場まで行ってみようかと考えていたのに、
この前例を知って、自分で抜け出せるかもしれないと少しホッとしてしまったのもあり、、、
今回の子鹿も、どうにか助かってほしいと願う事しかしないで数日が経った、、、。
いつも情報収集に利用していたツイッターアカウントが、アンチ勢力の嫌がらせ行為でロックされてた事も重なり、
子鹿の情報から遠のいていたのもある。
そんな感じで、子鹿がどうなったかの新たな情報を目にすることもなく自分自身の関心も薄れていたと思う。。
しかし、昨日、泣き寝入りする形でツイッターロック解除して色々情報観ていたら、フォロワーさんが発信してた情報に胸が張り裂ける。。。
それは小鹿が死んでいたという内容だった。。。


近くに住んでる方が、小鹿の状況を確認し、まめに情報発信してくださっていたようだ。
自分がこの数日、小鹿のために何ひとつ行動できていなかったことが、とてつもなく申し訳なくて悲しくて泣いた。
まさか、こんなことになっていたとは、、拡散協力のひとつにも役に立てなかった自分の愚かさが腹立たしい。。
荒川の鹿の時のように、もっと目立って情報を拡散することが出来ていたら、少しは状況が変わっていたかもしれない可能性もあったろうに。。。

子鹿の状況をツイッターで発信SOSを出されていた
「もぐもぐまんっ」さん https://twitter.com/diet_ksdb_の投稿を、
解りやすく時系列でまとめておきます。(一番最初の投稿は混乱防止のため消されたそうです。)


(2020.7.9 PM5:06)
人間が近寄ると川に逃げ込んでしまう可能性もあり、下手に近づくことも出来ず本当に専門的な人じゃないと無理だと思います。
https://twitter.com/diet_ksdb_/status/1281137693527650304?s=20

(2020.7.9 PM5:09)
昨晩(7月8日)の状況です。川の流れも早く濁流なので人間でさえ流される可能性もあり。。
https://twitter.com/diet_ksdb_/status/1281138432723480578?s=20
takanosika5.jpg

(2020.7.9 PM9:12)
しかし本日の晴れ間で少し体温を取り戻し今朝よりは少し元気そうな姿だったようです。このまま川の水位が下がり、親元へ帰れればいいのですが、、
https://twitter.com/diet_ksdb_/status/1281199646358908928?s=20

(2020.7.9 PM10:00)
鹿の保護が出来る団体様おられませんでしょうか?
野生動物なので保護した後、どうするべきかも素人には分からないのですが、今後また水位が上がる可能性もあり、子鹿なので、体力にも限界があると思います。

https://twitter.com/diet_ksdb_/status/1281211559721631752?s=20

(2020.7.10 AM10:08)
今朝の小鹿の様子です。今は河原に上がれていますが、同じ場所から動けず。
動物愛護センターも電話しましたが、ダメでした。
野生動物の保護及びに救護されてる団体様おられませんでしょうか?おられましたら居場所は直ちにお伝え致します。

#京都子鹿 #至急レスキュー #動物愛護団体 #高野川
https://twitter.com/diet_ksdb_/status/1281394818661232640?s=20
takanosika4.jpg
takanosika3.jpg

(2020.7.10 PM1:42)
現場を毎日見ている母親曰く、親鹿が対岸の先まで探しに来ていたようで、合流出来るまで見守る判断をしたそうです。
親鹿が探してる今、無理に保護するのは良くないと判断しました。

https://twitter.com/diet_ksdb_/status/1281448583347056640?s=20

(2020.7.10 PM2:49)
こう言ってましたが、雨が降ってきて親鹿は山へ引き返してしまったようです。。どうするべきなんでしょうか。
https://twitter.com/diet_ksdb_/status/1281465486874566656?s=20
takanosika2.jpg

(2020.7.11 PM12:07)
ご報告。今朝私自身が現場を見に行ったところ既に動かなくなっておりました。
申し訳ありません、亡くなっています。
本当に小さな小さな子鹿です。
何もしてあげれなくて本当に申し訳ないです。
拡散して下さった方々ありがとうございました。


~「もぐもぐまんっ」さんの投稿まとめはココまで~

また別の情報を観たところ、7月8日の産経新聞朝刊で、小鹿が自力で脱出したという情報を発信されてる方がいて、それで助かったと思い込んでしまった人がいたのも、小鹿のSOSが広がらなかった原因のひとつでもあると思う。。。
こちらの方に、真相確かめたく新聞記事を見せていただいたが、
「危機一髪」という見出しに安堵感を覚えた人は多かったろう。
その後、この子鹿はそこから動けず亡くなったのです。
こんな記事を書いた産経新聞は、その後についてもちゃんと報道してもらいたい。

takanosika1.jpg

ずっとそこでうずくまっていた鹿。足を怪我して歩けなかったのかもしれない。
お母さん鹿も、子供の事がどれだけ心配だったろう。。。
弱っていく中、毎日雨に打ちつけられて、どんなに辛かったろう。。。
どれだけお腹が空いていただろう。。
母親の事がどれだけ恋しかったろう。。。

これが海外だったら早急に助け出され母親と再会できていたかもしれない。
ここは動物に冷たい国、日本だから、、、。

もし、自分がこの情報に早急に気づいていたら、現地に行って拡散以外に何が出来ることがあったろうか?
私は野生動物保護にも関わったこともないしそのあたり無知だ。
2年に1度のペースで子鹿が濁流に取り残されるなんて、今後もまた同じ事が起こる可能性は高いだろう。
今回の子鹿の死を無駄にしないためにも、私たちがしてやれることは?
また同じ状況になった場合、何が出来る?
念のため、下鴨警察署と、左京区役所に今回の鹿の件交えて問い合わせた。
果たして子鹿を助ける方法はあったのだろうか。
答えは、、、
「助ける対象にすらない。」とのこと。
そんな国だと解っていてもやっぱりショック。
先にあげた産経新聞には、「下鴨署の署員が駆けつけたが救出できなかった。」と記載されているが、この書き方は誤解を与えているであろう。
はじめから救出するつもりはないのだから。
それが日本という国。
方法がない以前の問題なのだ。
助けようとしようものなら、その人は犯罪者にされてしまう。
日本では、野生の鹿は助けてはならないことになっているため、行政等は人間に危害が加わる恐れや実際に被害が出てる場合でないと動かない。全てが人間目線。
そして動いたとしても、保護対象ではないため、けがをしていようが治療もしないし、殺処分されるか、山に帰されるかのどちらか。
また現状、山に帰される確率は低い。殺処分が当たり前になってしまってる。
こんな世の中にしてしまった、野生動物達が生きにくい世の中にしてしまったのは私たち人間の責任。
人間は今まで散々手を加え、野生生物たちの生息環境を狂わせておいて、
こういう時だけ、野生動物は自然に生きているのだから、人間は手出しをしてはいけないとか言う。
人間が自然を破壊して作った街中で、野生動物がケガをしていても、見守るしかできないという。(正確には見殺しと言うが。)
人間が手を加えた場所で苦しんでる動物なら、手を差し伸べる方が自然なのではないか?と思ってしまう。
それなら、畑に出てきた野生動物も自然に生きているのだから、駆除したりしないで見守るに徹すればいい。

人間の都合しか考えられない世の中で、この先も動物達が救われることはないだろう。
今までと同じように、いつもと同じように、これからもずっと見殺しにされ続ける、積極的に命を奪われる。
みんなで変わろう、変えようとしない限り、助ける方法はありません。

気候変動によりどんどん規模が大きくなってると感じる異常気象の数々。
台風シーズンでもないのに、尋常じゃない雨が降り続き、凄まじい災害規模になっている今年の梅雨。
これは予測できたことだ。人類が地球や動物達の叫びを無視した結果に過ぎない。
令和2年7月豪雨と名付けられた、これもまた人災である。
これが自然災害なら、まだ気持ちの収まりがつくが、そうではない。
環境破壊の要因に目を向けず、行動を改めようともせず、
無関心で傲慢な態度をとり続ける人々によって引き起こされたこと。
今回も、存在さえ知らされない罪なき動物達の命が沢山犠牲になっている。
「動物の搾取」から生まれてる問題。
最後の警告。コロナ禍はこれ以上にない学びの機会だった。
それを無視したのなら、どんどん被害は拡大しあとは呑みこまれてしまうだけ。
動物達を見殺しにすることが自然ということや感謝にされる世の中は、もう本当に要らない。
すべてが一刻も早く終わってしまうことを望むだけである。


(関連記事)
肉を食らい動物を見下す人類への最終警告。「新型コロナウィルスからのメッセージ。パンデミックの正体。それはあなた自身だ。」
コロナと地球温暖化に共通する問題点。人獣共通感染症の恐怖。

#動物の搾取を終わらせよう #肉食は破壊行為
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-341.html

地球温暖化を防ぐために避けるべき食べ物とは?
https://gigazine.net/news/20200524-worst-food-for-the-climate/

どんどん巨大化する天災という名の人災。その原因は動物を食べものにしているあなたにある。
肉食が引き起こす負の連鎖。
「肉食に感謝している皆さん。どうにかしてください。」

http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-207

自然破壊が続くと新型コロナのような感染症が増える。国連が警告→「動物から人間に移ってきます」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f39fd0845ea125a50e14fede821660b2dec9e268?page=1
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