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苦しみ続ける動物達のために❤さっち~のブログ❤№2

動物達の苦しみから目を背けさせようとアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してから5年。そのブログが容量いっぱいとなりましたので、こちらのブログを新しく作りました。宜しくお願い致します。旧ブログ→http://amour918.blog.fc2.com/

肉を食らい動物を見下す人類への最終警告。「新型コロナウィルスからのメッセージ。パンデミックの正体。それはあなた自身だ。」コロナと地球温暖化に共通する問題点。人獣共通感染症の恐怖。 #動物の搾取を終わらせよう #肉食は破壊行為 

人間のいなくなった街に、動物達が繰り出してる光景を見て、2度と人間が街に戻ってこないでほしいと思う。
人間の経済活動が止まって、美しさを取り戻してる地球の姿に、2度とコロナ前と同じ人間が戻ってこないでほしいと思う。
動物達に対する態度や行いを悔い改めようとしない人間は、その存在を永久にロックダウンされてほしい。


「コロナ後の地球をまた大気汚染まみれに戻していいのか」NEWSWEEK
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93120_1.php

新型コロナウイルスは、敵か味方か?
私にはやっぱり、味方にしか思えない。
人類の受け取り方次第で、コロナが収束したあとの世界は美しく一変することもありえるだろう。
新型コロナウィルスが、動物と人間の過った関わり方を根絶させるために強烈なメッセージを発信している事は間違いない。
傲慢になり果てた人間の態度を悔い改めるこれ以上の機会はもう訪れないのではないかと感じる。
人間が食物連鎖の頂点にいるという勘違いの思い上がりを手放すことのできる
最大のタイミングで最後のチャンスやと思う。
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しかし、現実は優しくない。
ここまで人類を脅かす事態になっていても、根本的な原因に目を向けられない人間がそこら中にいる。
コロナが落ち着いたら焼肉を食べに行きたい。
コロナが落ち着いたら動物園に行きたい。
コロナが落ち着いたら水族館に行きたい。
Twitterでは、まだそんな呑気なことを言っている人間がわんさか溢れてる。
こういう連中は、そんな自己中な目的を果たすために
日頃散々苦しみに追いやってる動物達や地球環境のことなど気にかけることはない。
ひたすら自分の欲求を満たすことだけで頭がいっぱいなんやろう。
無関心を貫くこういった人々が世界を終末に向かわせる。

「コロナ収束したら焼肉食べたい」人々NAVERまとめ
https://matome.naver.jp/odai/2158684006721270201
「コロナ収束したら水族館や動物園に行きたい」人々NAVERまとめ
https://matome.naver.jp/odai/2158684319223177701

動物を苦しめ、環境を破壊しているだけではない、
自分達の命が脅かされているというのに、それでも問題の本質に目を向けないつもりなのだろうか?
新型コロナウイルスを誕生させた原因にいつまで成り果てているつもりなんだろう。
そんな人々の存在を感じる度に、コロナが収束しないで欲しいと思わずにいられない。

ただコロナを悪者にするだけで、自分の中の原因を探らない、
問題意識の欠片も持とうとしない傲慢な人々がまだまだこの世界を支配しようとしている。
犠牲者と被害をより拡大させようとしてるそんな連中に、これ以上、この世界をかき乱されたくない、させてはならないのでは?

毎日コロナのニュースばっかりで影を潜めてしまってるが、
コロナパニックになる前は気候変動の深刻さを示すニュースが毎日のように発信されていたし、
そんな中起こったアマゾンの森林火災には世界中が注目、
日本でもセクシー小泉のステーキ食べたい発言が問題視され注目が集まり、
環境破壊を引き起こしている畜産問題のことを知るチャンスはあった。
過去を振り返ればいくらでも気づきを得る機会があったはず。
なのに多くはそれらの声を無視してひたすら傲慢に我が道を進んだ。
その結果が、新型コロナウイルスだ。
動物の搾取を肯定し、肉を食らう人々が引き起こした現実。
日本政府のコロナ対策が悲惨なのは間違いないが、
問題を引き起こした張本人である肉食者に責められていることに関しては気の毒に思う。
己の未熟さ、愚かさには目を向けないで、コロナや日本政府に当たり散らすのは筋違いかと。

因みにCORONAVIRUS(コロナウイルス)のスペルを入れ替えると、CARNIVOROUS(肉食)になるらしい。
なんか、すごいね。怖いね。やっぱり繋がってるね。
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今回のパンデミックの根本的な問題を取り上げた重要なニュースがいくつか発信されているのでまとめておきたい。
この情報に耳を傾ける謙虚さの残った人間はあとどれだけいるんだろうか。
味覚の楽しみ、娯楽のために、動物達を繁殖させ捕まえ檻の中に閉じ込める行為を、どうやったら正当化できるというのか?
人類に対する最終課題と思えるこれらの問題に向き合い態度を変えられる人しか、もう元の生活に戻るべきではない、そうしなければならない。

2020.3.27 パンデミックの基礎知識 人間同士の感染を止めても根絶できない
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000017-nkgendai-hlth&p=1
3/27(金) 9:26配信 nikkandendai.png

新型コロナは始まりに過ぎない!?
 よもや起きることはない、と考えられてきたウイルス感染症によるパンデミック(世界的大流行)。今回の新型コロナウイルス災禍でわかったことは、どんなに高度な医療や向上した公衆衛生をもってしても防げない未知なるウイルスが存在し、人類はその脅威に常にさらされているということだ。しかも、その脅威は増すばかりだという。なぜか。「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長に聞いた。

■動物種を超え始めたウイルス感染症
 本来、動物は牛や馬、豚や羊のようにその種ごとにウイルス感染症を持っている。そのため原則的にはある動物のウイルスは人間やその他の動物には感染しない。ウイルスには、ある動物の細胞には結合できるが別の動物のそれには結合できない、〝種の壁〟とも言える「特異性」があるからだ。

「この特異性を決める最大の要因が細胞の表面にあるレセプター(受容体)です。細胞という家の中に入るための鍵穴で、それに適合した鍵を持つウイルスしか細胞内に侵入できないのです」

 特異性を形成するもうひとつの要素が「体温」だ。多くのウイルスには増殖するのに適した温度がある。ウイルスは自身を複製するときに宿主である人や動物の酵素群を使うが、それが働きやすい温度があるためだ。

「例えば鳥インフルエンザの増殖に適した温度は、鳥の平均体温である42度と言われています。ウイルスが感染し増殖に必要な酵素が活発になる温度だからです。人間のそれは36度で増殖効率が悪い。だから、鳥から感染したとしてもその後人から人へうつすほどの感染力を持ちえないのです」

 ところが、ウイルスは物凄い速度で変異している。ウイルスによっては1年間で1000代も代替わりしていて、それは人間に例えると約3万年に相当し、クロマニョン人から現代人に進化するほどの代替わりになるといわれている。

 その結果、あるウイルスは変異を繰り返すうちに犬や猫には感染するが人間には感染しない能力を獲得し、別のウイルスは人間だけに感染する能力を持つようになる。中には人間といくつかの動物に感染する能力を獲得する。それが人獣共通感染症だ。A型インフルエンザは最大の人獣共通感染症で、人間、鳥、豚、虎、クジラ、アザラシなどさまざまな動物に感染する。つまり、種を超えて感染拡大していくのだ。その結果、動物によっては、さまざまなウイルスに感染し、体内でさまざまな遺伝子が混ざり合う、混合容器のような働きをすることになる。例えば豚だ。

「豚の平均体温は39度でちょうど鳥と人間の中間に位置し、しかもヒトインフルエンザウイルスが人間の細胞内への侵入口となるレセプター(受容体)と鳥インフルエンザウイルスのレセプターの両方を持つ。つまり、ある豚が鳥と人間のふたつのインフルエンザに同時感染することで、豚の体内で遺伝子が混ざり合う『遺伝子再集合』や『突然変異』が起こり、人間の体温でも感染拡大する新型インフルエンザが登場する可能性がゼロではないのです」

 実際、豚にはさまざまなウイルスが感染していることがわかっている。従来なかったようなウイルスも発見されており、2009年の新型インフルエンザは豚から人間にうつり、感染拡大したことが報告されている。

「こうして誕生した人獣共通感染症はほぼ根絶が不可能です。病原体となるウイルスの人同士の感染を抑えられたとしても、動物へ感染し時期を見て再び人間に感染するからです。エボラ出血熱、MERS(中東呼吸器症候群)、ラッサ熱、SARS(重症急性呼吸器症候群)、HIV(後天性免疫不全症候群)などいずれも動物から人間にもたらされた人獣共通感染症です。その中には流行が下火になった後に再び猛威を振るったジカ熱のような病気もあります」

■地球温暖化が拍車をかける
 人類が未知のウイルスと遭遇する確率が増している理由はそれだけじゃない。地球の温暖化も問題だ。ウイルスを媒介する蚊の活動地域が広がり、ウイルス感染症の感染地域が拡大していることに加え、永久凍土が溶けつつあるからだ。

「シベリアの永久凍土が溶けて、そこから未知のウイルスが放出されるリスクがささやかれています。実際、2003年以降4例の古代ウイルスが発見されていて、2014年にピソウイルス、2015年にモリウイルスと呼ばれる、巨大ウイルスが発見されている。いずれも人間には感染しないことがわかっていますが、今後は人間に感染するウイルスが出現しないとはいえないのです」

 また、凍土に閉じ込められた、過去の毒性の強いウイルスが再び目を覚ます可能性がある。そのひとつが天然痘だ。世界保健機関(WHO)が1980年に根絶宣言したが、シベリアで見つかった17世紀の病人の遺体から天然痘ウイルスのDNAが発見されたことが報告されている。

■ウイルス感染症はなぜ感染拡大するのか

 それにしても、病の皇帝「がん」を手なずけるほどの高度な医療技術を持ち、公衆衛生も向上しているのに、なぜ人類を脅かすウイルス感染症は増えているのか? 

「かつてないほど人類が動物との距離を縮めたことが原因だと言われています。都市化が進み、動物しか住んでいなかった山の中にも人が住むようになったため、すみかを失ったコウモリがウイルス入りの糞尿を住宅地にばらまいていることも報告されています。また、人口の急増で動物性タンパク質の食料の需要が急増したことで、狭い場所に多くの豚や鳥などが飼われるようになり、そこに病原性の高いウイルスに侵された鳥の死骸を食べたイノシシなどが侵入して一気に病気を拡大するなどの現象が起きているのです」

 しかも、以前は動物から人に感染しても都市化が進んでおらず交通も不便だったため人から人へ感染するには時間がかかり、それまでに対策が取られたが、いまは都市化に加えて鉄道や航空機により大量高速輸送が可能になり、ウイルスも人間も移動がラクになり、人から人への感染が容易になった。そのため、感染爆発の危険度が増しているのだという。

「いまは、人間と動物、地球環境も含めて、『ワン・ワールド・ヘルス』という考え方を持たなければ人類は健康に過ごせません。私たち人間はともすれば、他の動物よりもワンランク上の特別な存在と思いがちですが、ウイルスにとってはとりつくための種のひとつ、宿主のひとつに過ぎません。人獣共通感染症を引き起こすウイルスによるパンデミックが頻発していることを考えれば、動物を含めた感染症対策が必要だということです。そうでなければ人類はウイルス感染症との戦いに敗れてしまいかねないのです」

 猛威を振るう新型コロナウイルスの対策にこの考え方は取り入れられているのだろうか?

2020.4.7 新型コロナ、日本人が危機感を持つべき「人獣共通感染症」の恐怖
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71629
岡田 千尋 NPO法人アニマルライツセンター代表理事

~新型コロナウイルスの脅威、その根本原因である"動物利用"を見直すときがきている。~
微生物はなぜ人を攻撃するのか
世の中には謎に満ちた感染症が多数あり、数が増えている。定期的に新しい感染症に人間はさらされている。人だけでなく、人が飼育する動物が感染することもある。
ブルーリー潰瘍などのように感染経路すらわからないものや、エボラウイルスのように野生動物に近づきすぎたことが原因であるもの、脳炎ウイルスのように蚊が媒介するためにどうやって防げばいいのかわからないもの、薬剤耐性菌のように人や動物のなかで人間自身が作っていることが原因のものもある。
どれも人にとって社会の持続可能性を著しく脅かすものだ。
問題はこれらの感染症の由来の多くが動物であったり、動物と人共通のものであることだ。既知の人間の感染症の60%以上は動物由来(*1)(*2)であり、また75%の新しい感染症は動物由来であることが示されている(*2)。これらを「人獣共通感染症」という。これにはウイルス、細菌、寄生虫、真菌による微生物が含まれる。
これら微生物は、自然宿主となる生き物とともに暮らしている。人はそういった自然宿主が多数いる熱帯雨林などを破壊して回っているが、そうすると微生物たちは自然宿主を失ったり、新しい宿主に出会ったりすることになる。直接または別の動物などを介して人間に出会う。そのような新しい宿主に出会ったとき、ウイルスは猛攻撃を始める。
さらに人はそのウイルスや細菌や寄生虫や真菌に打ち勝とうと、抗生物質や殺虫剤を開発しはじめた。防ぐだけにしておけばよかったかもしれないが、攻撃されていると感じた人間は反撃に出てしまう。
しかし、これらの微生物たちはあっというまに耐性をつけてくる。そうやって次なる危機が人の手によって作られ、それが薬剤耐性菌の問題となっている。

野生動物を食べるだけでなく畜産も深く関係
野生動物の取引について中国、ベトナムが規制を強化しようとしている。中国は各省毎に作られる条例でかなり厳しく規制する地域もでてきそうであり、取引が許される家畜の範囲の議論が続いている。
日本もこれに続くべきであり、触れ合いやらペット飼育について、エキゾチックペットとしてまたは展示動物として取引のある種を相当限定しなくてはならないはずだ。
この単純明快で、わかりやすい感染経路を持つにもかかわらず、規制に向けた動きがないということは、日本の人々は人獣共通感染症に相当疎いのかもしれない。
しかし、このような明らかに闇な野生動物取引に限らず、人獣共通感染症は発生しうることを見逃してはならない。むしろ、現代の畜産システムのほうが原因としては大きいのだ(*3)。

わかりやすい畜産動物から直接伝播するパターン
最もわかりやすいのは、畜産動物で発生した病気が人間に直接うつるものだ。過去に何度も、感染爆発を起こし、人々の命を奪ってきた。たとえば、ニパウイルス、豚インフルエンザ、鳥インフルエンザ、日本脳炎などが有名だ。

ニパウイルス
ニパウイルスに人が感染すると、無症状の人も多いが急性呼吸器感染症になったり、脳炎になり死亡することもあるウイルスだ(*3)。
1999年にマレーシアの養豚場で発生し、アウトブレイクした。致死率はマレーシアでは死亡率40%、2004年にバングラデシュで発生した際は60〜74%であったという(*4)。回復したとしても、患者の約20%には、発作障害や性格変化などの神経症状が残るのだという(*3)。

もともとはコウモリが自然宿主であるとされている。最初にこのニパウイルスが出現した村は、ジャングルを切り開き、養豚場を建設した村だったが、最初の患者が倒れた数ヵ月前から豚が死に始めていた。ジャングルに穏やかに住んでいたコウモリが、行き場を失い、共存していたウイルスが豚に伝播し、その後人に伝播したのだ。
このウイルスは豚に感染しやすいが、その他犬や猫、馬などにも感染し、マレーシア政府は豚を実に90万頭を殺し、一旦は終息に向かったが、その後も発生が続いている。養豚場で直接豚と触れるだけでなく、汚染された肉を食べることでも感染がひろがるという。結局はコウモリを脅かし、豚を飼育している限りは発生するのだ。

豚インフルエンザ
2009年にパンデミックとなった豚インフルエンザ(H1N1pdm09ウイルス)によって、最初の1年で151,700〜575,400人が死亡したとアメリカ疾病管理予防センターは推定している。
もともと2005年頃から養豚関係者の間に豚インフルエンザが発生していたが、当初は直接豚と接する場合に限られていたが、2009年の感染爆発時には、新しいH1N1ウイルスになっており、人から人への感染に発展した。

鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザ(H5N1)は今では多くはないが、人の感染が持続している。WHOによればこれまでに455人が死亡している(*5)。幸い国内では死亡例はなく、今のところ鳥やその死体や糞などに直接触れる環境にある場合にのみ、人に感染している。
鳥インフルエンザはもう一つある。鳥インフルエンザA(H7N9)で、2013年初頭からこれまでに確定診断患者1,565名に及び、5回の感染拡大においては感染者数の39%が死亡した(*5)。
しかし、インフルエンザAはいつどのように変異をして感染爆発を起こすのか予測がつかない。豚インフルエンザのように、あるとき突然人から人へ感染爆発を起こす可能性がある。

恐怖心を煽らずじわじわ広まり続ける薬剤耐性菌
パンデミックとは呼ばれないが、じわじわと広まり人々の命を奪っていっているものが、薬剤耐性菌(多剤耐性菌)である。畜産業と非常に関わりが深い。
国産の鶏肉の半分以上から薬剤耐性菌が検出され、2050年には年間1000万人の命を奪うと予測され、日本ではすでにたった2つだけの薬剤耐性菌によって年間8,000人の命が奪われている(*6)。
より多くの薬剤耐性菌を調査すればもっと多くの死亡者数が確認されることは必至だろう。米国では統計がもう少しちゃんと進んでおり、毎年、少なくとも280万人が抗生物質耐性感染症にかかり、35,000人が死亡している(*7)。
欧米でアニマルウェルフェアが一気に広がっているの理由の一つが、この薬剤耐性菌の蔓延にある。
動物を密集させ、不潔で(一見白い消毒薬できれいに見えても実際は糞尿まみれだ)、ストレスをかけ、本来の行動を発現することができない環境で、大量の動物たちを飼育をすれば、動物の免疫は下がり、病気にかかりやすくなる。ワクチンと抗生物質に頼った現在の集約的畜産は、薬剤耐性菌の温床だ。

FAOは2016年に「畜産の役割を含んだ食糧危機と栄養のための持続可能な農業開発の提案勧告」の中で畜産業にアニマルウェルフェアが重要であり、畜産業における適切な抗生物質の利用とアニマルウェルフェアの推進を勧告している。
また、EUでは「欧州議会における、アニマルウェルフェア、抗菌物質の使用、及び工業型ブロイラー畜産が環境に与える影響等についての決議」という決議を2018年に行い、肉用鶏についてアニマルウェルフェアの向上が薬剤耐性菌を生み出さない予防になると述べている。

日本は違う。農林水産省は、肉用鶏は世界一般の飼育密度を1.7倍超えているにもかかわらず、アニマルウェルフェアの向上が薬剤耐性菌を生み出さないことにつながると認めていない。

重要な薬剤に耐性を持ってしまった人々がすでに多くいて、畜産物自体に薬剤耐性菌が含まれていることが厚生労働省の調査で明確になっているにもかかわらず、だ。
薬剤耐性菌は日頃悪さをしてくるわけではないが、抗生物質投与が必要な重篤な病気にかかったとき、その薬剤が効かずに死亡してしまうというものがほとんどだ。
バンコマイシン耐性腸球菌の説明(*8)などを見れば少しは脅威を感じてもらえるのではないだろうか。すでに多くの人が死んでいるのだ。同じことが、いろんな薬剤で起きている。

畜産が及ぼす環境破壊がもたらす新たな疾病
ここからはさらに視野を広げたい。
野生化で、自然宿主と共存しているウイルスや細菌や真菌や寄生虫たちが、人間の手で自然を破壊される中で新しい宿主と出会い、一気に感染爆発を起こすという循環。
たとえば熱帯雨林には無数の微生物が自然宿主と暮らしている。穏やかに。その熱帯雨林、おもにはアマゾン地域の熱帯雨林を破壊して来たのは畜産業だ。
世界銀行は1970年以降の森林破壊の91%が畜産によるものである(*9)と述べており、畜産業に起因してそれだけ多くの微生物が次の宿主に出会った可能性があり、それだけリスクを孕んでいたと言える。ニパウイルスなどが典型的な例だ。

また、気候変動、土地利用の変化、淡水取水量の急増など、特にこの100年で人間は多大な破壊を地球上で行ってきたが、その影響により微生物たちの環境も変化している。
畜産動物は50年間で8.31倍(鶏・豚・牛のみ)に増加しており、764億頭に及んでおり(*10)、地球への影響は甚大になっている。
肉と乳製品はカロリーの18%とタンパク質の37%しか占めていないにもかかわらず、 温室効果ガスの原因の58%、水質汚染の57%が畜産業に起因しており(*11)、大豆生産の74%が畜産動物の餌になるがそのために貴重な森林が南米やアフリカなどで伐採されており、つまりはそこに居た微生物たちは移動を余儀なくされているのだ。
温かいエリアが拡大すれば、蚊が媒介するウイルスも一緒に移動するだろう。ネズミが移動すればラッサ熱なども一緒に移動する。森林が消え、コウモリが住処を失えば、さらなる新たなウイルスや菌がもっと盛んに活動するようになるかもしれない。コウモリに次ぐ自然宿主が目を覚ますかもしれない。
地球は一つしかないのだから、そろそろ気がついても良い頃だ。
動物を食べる、動物を収集する、珍しい動物を自分の目で見る、そんな欲望の先に、持続可能な社会はない。
ウイルスも菌も、地球上に人間が出現するはるか何十億年も前から存在している。微生物から見たら、 人間は地球が誕生してからほんの少ししか存在していない。
ウイルスや菌との闘いに人間が打ち勝つことは、おそらくないのだろう。彼らの超長期戦略は人間にはかなわないように思う。だからこそ、新しい感染症を生み出さない社会システムに変えていかなくてはならないのではないか。

市民に何ができるか。動物を搾取することから離れることしかないのだ。
ヴィーガンのおいしい食事は都市部を中心に広まりつつある。地方によっては昔ながらの食事やおやつが動物性不使用であったことも多い。国内の食肉企業が植物性の肉の開発に取り組んでいることが話題にもなっている。
全てではなくとも、少しずつ取り入れてみるのはどうだろうか。毎日の食事が変わるだけで、世界が良い方向に変わリ、いろんな問題解決につながるのだから。

(*1) https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(12)61678-X/fulltext
(*2) https://www.cdc.gov/onehealth/basics/zoonotic-diseases.html
(*3) https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/nipah-virus
(*4) https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/447-nipah-intro.html
(*5) https://www.cdc.gov/flu/avianflu/h7n9-virus.htm
(*6) https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/2415-amrc/9265-bsi-deaths.html
(*7) https://www.cdc.gov/drugresistance/index.html
(*8) http://idsc.nih.go.jp/disease/vre/vre01.html
(*9) https://openknowledge.worldbank.org/bitstream/handle/10986/15060/277150PAPER0wbwp0no1022.pdf?sequence=1
(*10) FAOSTAT
(*11) http://science.sciencemag.org/content/360/6392/987.full

2020.4.10 ウイルス流出は野生動物に対する人類の行動の必然的結果
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93097.php
2020年4月10日(金)18時00分 松岡由希子 newsweek.gif

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中国雲南省の動物マーケットから救助されたサル REUTERS/China Daily

<人類が自然環境や生物多様性にもたらす影響によって、人獣共通感染症の伝播が促されていることが明らかに>
人獣共通感染症とは、動物からヒトへ、ヒトから動物へと伝播でき、同一の病原体によってヒトとヒト以外の脊椎動物の双方が罹患する感染症である。すべての感染症のうち約半数を占め、狂犬病や重症急性呼吸器症候群(SARS)、鳥インフルエンザなど、その多くが動物由来だ。
このほど、人類が自然環境や生物多様性にもたらす影響によって、人獣共通感染症の伝播が促されていることが明らかとなった。

ウイルス流出のリスクは必然的に高まる
米カリフォルニア大学デービス校と豪メルボルン大学の共同研究チームは、2020年4月8日、学術雑誌「英国王立協会紀要」において「狩猟や売買、生息環境の悪化など、人類による野生動物の搾取により、ウイルスに感染した野生動物とヒトとの密接な接触が促され、ウイルス流出のリスクが高まる」との研究論文を発表した。
人間社会が自然界に侵入することで、野生動物との接触が増えれば、ウイルス流出のリスクは必然的に高まるというわけだ。
研究チームは、動物由来感染症を引き起こす既知の142種類のウイルスとその宿主とみられる動物のデータを分析。国際自然保護連合(IUCN)絶滅危惧種レッドリストを用いて3つのパターンに整理した。
これによると、家畜は、野生の哺乳類に比べて、動物由来感染症を引き起こすウイルスを8倍多くヒトと共有していることがわかった。ヒトと共有するウイルスの数が多い上位10種の哺乳類には、家畜であるブタ、ウシ、ウマ、ヒツジ、犬、ヤギ、ネコ、ラクダが含まれている。
個体数が豊富に増え、人類が支配する環境によく適応した野生動物も、より多くのウイルスをヒトと共有している。住居や農地の周辺に生息するリスやハツカネズミなどの齧歯類やコウモリ、そして霊長類は、ヒトへウイルスを継続的に感染させるリスクが高い。
また、絶滅危惧種の中でも、狩猟や売買、生息環境の悪化によって個体数が減少している種は同様のリスクが高い。これらの要因以外で個体数が減少している種に比べて、動物由来感染症を引き起こすウイルスを2倍多く有しているとみられている。

ウイルス流出は野生動物に対する人類の行動の直接的な結果
研究論文の筆頭著者であるカリフォルニア大学デービス校のクリスティーン・ジョンソン教授は「動物からのウイルスの流出は、野生動物やその生息環境に対する人類の行動の直接的な結果だ。結局、動物たちが我々とウイルスの共有することになってしまった」と指摘。「我々は、野生動物との関わり方や人類と野生動物との共生について十分に注意する必要がある」と警鐘を鳴らしている。
動画:中国の動物マーケットと感染症の関係


2020.4.12 コロナパンデミックの原因は「動物の軽視」 霊長類学者グドール氏
https://newspass.jp/a/hpr3h
4/12(日) 14:25 AFPBB News

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スイス・ダボスで行われた世界経済フォーラムに出席した霊長類学者のジェーン・グドール博士(2020年1月22日撮影)。

【AFP=時事】世界的に有名な英出身の霊長類学者、ジェーン・グドール博士(86)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は、人類が自然を無視し、動物を軽視したことに原因があると指摘している。
 アフリカで先駆的な研究に取り組み、チンパンジーの本質を明らかにしたことで知られるグドール氏は、ナショナルジオグラフィックの新ドキュメンタリー番組「ジェーンのきぼう」公開に先駆けて行われた電話会見で、今後の災難を防ぐために過去の失敗から学ぶよう世界に訴え、誰もが変化を起こすことができると語った。

■今のパンデミックについてどう考えますか?
グドール氏:われわれが自然を無視し、地球を共有すべき動物たちを軽視した結果、パンデミックが発生した。これは何年も前から予想されてきたことだ。
 例えば、われわれが森を破壊すると、森にいるさまざまな種の動物が近接して生きていかざるを得なくなり、その結果、病気が動物から動物へと伝染する。そして、病気をうつされた動物が人間と密接に接触するようになり、人間に伝染する可能性が高まる。
 動物たちは、食用として狩られ、アフリカの市場やアジア地域、特に中国にある野生動物の食肉市場で売られる。また、世界中にある集約農場には数十億匹の動物たちが容赦なく詰め込まれている。こうした環境で、ウイルスが種の壁を越えて動物から人間に伝染する機会が生まれるのだ。

■このような動物市場に対し、私たちはどんなことができますか?
 中国が生きた野生動物の市場を閉鎖したのは非常に良いことだ。一時的な禁止措置だが、われわれはこれが恒久的な措置になり、他のアジア諸国も後に続いてくれたらと願っている。
 しかしアフリカではブッシュミート(食用の野生動物の肉)の販売に多くの人の生活が懸かっているため、これを禁止するのは非常に難しいだろう。
 自分自身や家族を養うためのお金を全く持っていない人々に対して(食用野生動物販売の)禁止をどう行うべきかは、かなり慎重に検討する必要がある。ただ少なくとも今回のパンデミックはわれわれに、新たな流行を防ぐにはどんなことをすべきか教えてくれたはずだ。

■私たちは何に希望を持てば良いですか?
 私たちは自然界の一部であり、自然界に依存しており、それを破壊することは子どもたちから未来を奪うことに他ならないということに気付かねばならない。
 世界中で行われている前例のないロックダウン(都市封鎖)という対応によって、より多くの人が目を覚まし、ひいては、どうすれば自分たちの生き方を変えられるのかということを考えるようになればと思う。
 日々の小さな選択をする時にその選択がもたらす結果を考えるようにすれば、誰でも、毎日、影響を与えることができる。何を食べるか、その食べ物はどこから来たのか、その食べ物は動物を虐待して得られたものか、集約農業によって作られたものか(大抵の場合そうだが)、子どもの奴隷労働で作られたから安いのか、生産過程において環境に悪影響を及ぼしたか、どこから何マイル移動してきたのか、車ではなく徒歩で移動できないか。
 それから、貧しいとこういった倫理的な選択ができないため、どうすれば貧困を和らげられるのかも考えてほしい。貧しい人たちは生き延びるために、自分たちにできることをせざるを得ない。どれを買おうかと考える余裕はなく、最も安いものを買うだけだ。食べ物をもっと栽培できる土地を必死に探し、最後の木を切り倒してしまうのだ。
 私たちが生活の中でできることは、一人一人少しずつ異なるが、私たち皆が変化を起こすことができる。誰もがだ。
【翻訳編集】AFPBB News

~転載終了~

問題が非常に良くまとめられた動画。必ず目を通してほしい。
知ってて損はない、というかメリットにしかならない。
「新型コロナウイルスのパンデミックを受け、ロンドンの状況、動物搾取との関係や歴史、原因の追求には広い視野が必要なこと、外国人嫌悪による犯罪、収束後の課題などについてヴィーガンとして考えてみました。」


アメリカで活躍してるアニマルライツ活動家がまとめたこの動画もイケてます。


動物を食べものにしている人は、畜産動物達の辿る一生を一度自分の目で確認しておくべき。
動物の命をいただいてるというなら尚更この現実に向き合わなければならない。
大ヒット映画「ジョーカー」のホアキン・フェニックスもナレーションで参加している
ドキュメンタリー映画「DOMINION」
さあ観てください。
あなたが感謝していたい現実を。
(設定で日本語字幕を選択)


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