fc2ブログ

苦しみ続ける動物達のために❤さっち~のブログ❤№2

動物達の苦しみから目を背けさせようとアメブロを強制退会させられFC2に引っ越してから5年。そのブログが容量いっぱいとなりましたので、こちらのブログを新しく作りました。宜しくお願い致します。旧ブログ→http://amour918.blog.fc2.com/

2019.10.28~10.31 決して奪われることのない自由「イルカ達の住民票がある御蔵島へ」さっち~怒涛のアニマルライツツアーレポ☆イルカ達が繋げてくれたドルフィンスイマーとの必然の出逢い #太地町イルカ追いこみ猟反対  

イルカ達の微笑む島「御蔵島」
9月に行く計画を立てていたが、悪天候で中止。

今年中に訪れておきたい気持ちが強かったのでその後計画を立て直し、
何とか宿が空いていたのと、台風続きで心配だったお天気も落ち着き何とか大丈夫そうだったので
10月28日、22:30
東京竹芝から橘丸に乗船し、御蔵島へ向けて出発。
mikura2.jpg
(スッピンですけど何か?笑)
mikura3.jpg
mikura4.jpg
問題なくいけば、東京から片道約7時間弱で到着予定だけど、
御蔵島は船が接岸できない状況になることが多い、本当に上陸するのが難しい島。
行ってみないとどうなるか解らない、条件付き出航は当たり前だそう。
mikura1.jpg

大型客船乗るとか何十年ぶりかなんで、今どきの船の中はこうなってるのかと色々新鮮だった件。
mikura5.jpg
mikura10.jpg

到着日の天気予報は雨になっていたから不安もあったけど、
荒れてる気配はなさそうだし、夜の船のアナウンスでも恐らく問題ないだろうという感じだったから、
きっと無事に到着するはずー、っと、気楽な気持ちで就寝。
mikura7.jpg
mikura6.jpg

それから数時間、深夜3時ごろ、、
海の上のベッドに伝わる大きな揺れで目が覚める。
この調子でいくとヤバいかも~~~、、って一気に不安マックスになり寝れず。
そして朝5時。ひとつめの到着地「三宅島」に無事到着のアナウンスが。
そしてそのアナウンスに続いて、「本日御蔵島へは接岸不可能と判断し、欠航となりました。」と。。。
うそ~ん、、、信じられな~い!!!
ようやくここまで進んだのに、ここに来てまたトラブルか!!
こういう事態になる可能性があるのは覚悟して来たとは言え、幸子ショッ~~~ク!!!
恐るべし!いや美しき御蔵島!!!
だからこそ人間が簡単に近寄れないイルカが微笑むことのできる島!!!

御蔵島で降りられないまま、伊豆諸島で彷徨うVEGANババア、笑
私は一体どこへ行くのか。。
さてどうしよう(@_@)。。。頭の中はパニックになりながらも次の計画へ。
一先ず、食堂にVEGANが食べられるものが置いてなかったから意見を提出してやることだけは済ますアニマルライツ魂、笑
mikura9.jpg
mikura8.jpg

このまま東京に戻ったとして、また夜の便で再び御蔵島行きにチャレンジするかどうか、、、さてどうする。
御蔵島の天気予報は明日以降は晴れ。
ここまで来たら、再チャレンジするしかないと、東京に戻ってまた船に乗ることを決意。
三宅島を出発し、御蔵島を華麗に通過してw、4時間後。
目の前に現れたのは八丈島。
まさか、全く来る目的なんてなかった八丈島を肉眼で確認することになるとは超想定外で笑うしかなかった、笑
mikura12hachijyo.jpg

はじめての船で、頭ん中こんがらがってた私は、
これから自分がどうなるのかの確認をしに、船の案内所へ、笑
いつも乗船しておられる感覚から、明日の朝なら無事着きそうか?とか超不安に包まれた初心者の質問していたら、笑
御蔵島から乗る方がいるんで、お昼の状況次第では、御蔵島に着ける可能性もありますとのこと。
あ、そっか!!それ忘れてた!!このまま東京に戻るのかと思ってしまっていたアホ過ぎる私、笑
お昼にワンモアチャンスあるんだ~☆☆☆
八丈島に停泊して電波が通じてる間に宿に電話して、事情を説明。
あちらの方はこのようなトラブルには慣れてるので、電話しなくても問題なかったくらい、
万一の場合の対応は問題なさそうで一先ず安心。
お昼に無事船が着きますように!!!

そして八丈島を出発して2~3時間、運命が決まるアナウンスの時!
ドキドキ、ドキドキ、、、

「間もなく御蔵島に到着いたします。」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ラッキーババア上陸の時が、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
よよ、良かった━━━━(ToT)━━━━

10月29日 12:30
東京を出発してから、約14時間後。倍の時間かかって、
つ、ついにイルカ達が定住する御蔵島へ、チェックイン!!!
船を降りたら、宿のお迎えの車が並んでいた。
御蔵島に訪れるにはルールがあるが、そのひとつが宿をおさえていること。
テントを張るのも禁止だし、宿泊先を確保してない人は降り立ってはいけない島。
色んな制限があって、イルカ達に負担がかからないようにもなっているようだ。

お客さんの見送りに来ていたどこかの宿の方か?
私のスーツケースを見て、ニコニコ微笑んでる女性がいた。
「この人、もしかして私と同じでイルカ猟に反対なのかな?」
「それとも、そんなものをスーツケースに貼り付けてわざわざ御蔵島にやってくる面白いオバハンって思われてたのかな?」
「それとも、サービス業の神とかで、常に微笑んでる人なのかな?」笑
到着早々気になる存在と化した微笑みの女性。
ちょうど宿の車が解らなかったので、目の前にいたその方に話しかけたら優しい微笑みで車まで案内してくれた。
微笑みの理由がなんなのか気になって聞きたかったが、雨も降ってたし宿の人も待ってるし
そこまでの時間の余裕なくお礼を言ってさようなら。
そして後に何度か出会う事となる。(↓左端の女性)
mikura13.jpg

宿へ向かう車の中に乗ってる人たちは、みんな顔見知りっぽく、リピーターさんばかりのよう。
後から聞いた話だが、初めての御蔵島に1人で来る私みたいな人はとても珍しいらしい。
だいたいは、ダイビングショップとか主催してる御蔵島行きのツアーに参加するか、友達と来る人が多いのだとか。
しかも私は、スーツケースにイルカ猟反対パネルを貼り付けてるという、超レアな感じの人でインパクト強かったらしい。
御蔵島に通って20年以上という、同じ宿に泊まっていた中で一番の御蔵島の常連さんに、到着相当、
一体そのスーツケースは何なのかと話かけられた。
しかし、それだけイルカ好きなのに、太地町のイルカ追い込み猟のこととか、全然ご存じなく、、、。
でも問題を知ったら、イルカ達の犠牲に共に心痛めてくれるだろうと思ったのだが、
「でも私は海の中に入ってイルカ達を追い込むけどね、」っと、まさかの反抗的な態度をされてしまい、
到着早々なんか嫌~な気分に。
どうやらその人は「御蔵島のイルカを見るために海に入るのは悪い事にはならないのか?」と聞きたかったようだ。
正直そこは私も「良いこと」と断言はできないが、御蔵島のイルカ達と人間の関係を見ると悪いとも言えない。
イルカ達の自由を決して奪うことなく、厳しいルールを設けてその存在を尊重し、共生している御蔵島。
人間に傷つけられることのない御蔵島に定住し、人間が来ればあちらからも遊んでと寄ってくることもある。
人間のことを決して敵と思っていないし、その信頼関係が崩されていない御蔵島のような場所なら、
海の中の友達に逢いに行くのはありだと思うし、そんなイルカ達との接し方なら許せる。
イルカをやたら追いかけ回すようなマナーのない、正にイルカ追い込みウオッチイベントになっている、そんな人がいるなら、
それは当然良くないし反省すべきことだが。。。

他にもイルカ達に逢いに10回、20回以上御蔵島に訪れてる人たちばかりだったが、イルカ猟のこと知らないというか、その問題について一度も考えたことのないような人達ばっかりだった。
イルカに逢いたくて、何度も何度も御蔵島を訪れる人たち。
自分が癒されたいというのが一番の目的になっているのだろうと思うが、
そこにイルカへの愛がないとも思えない。
御蔵島のイルカ達を愛おしく思える気持ちがあるなら、水槽の中のイルカの苦しみにも絶対心を寄せられるはず。
ましてや、御蔵島のフレンドリーなイルカ達と触れ合っていたら、現実を知ればその想いは自然と深くなるはずでしょう。

イルカ達の悲鳴が響き渡るこの日本に、存在を脅かされることのないイルカ達がいる。
そんなイルカ達に逢って、そこから何かを伝えられれば、啓発に役立てられればと、
それが御蔵島に行きたいと思った一番の理由。
どれだけ冷たい視線を浴びせられることになろうが、
私のような珍客?が誰かの刺激になり考えを変えるきっかけになるなら嬉しい。

早朝に到着予定が、宿に着いたのは13時。
mikura35.jpg

本当なら到着日は午後からイルカ達に逢いに行く船に乗る予定だったが、
13時30分出発で急なのと、天候が悪く、船を出してもいつもより早く切り上げるとのことで、
あまりに慌ただしく船酔いする確率も高そうだったので、この日のイルカウォッチングは一先ず諦めて
やりたいこともあったので私はひとまずゆっくり、島内の散策をすることに。

他の宿泊者のリピーターの皆さんは、慣れておられるため全員イルカウォッチングへ出発された。
御蔵島の宿は、小さな民宿が主で、数も少なく部屋数も限られている。
なのでイルカウォッチング期間中は、相部屋が基本。
私は誰かと同じ部屋で泊まるのが超苦手、寝れなくなるのでそこは嫌だったが、
今回はそれでも来たかったのでそこは乗り越えて頑張った、笑
mikura39.jpg

私が宿泊した宿は、自炊が基本。他の宿はゴハン付きだったので、VEGAN的に自炊はありがたい。
自由に使っていい食堂をチェックしていたら、すぐに目に留まった、森ネコ保護活動のチラシ。
御蔵島に来て、動物愛護活動が行われている事を知り思わず嬉しくなってしまったが、本当ならこんな活動が存在してしまっていることが悲しいこと。
御蔵島では、人間が身勝手に放った猫が繁殖して野ネコとなり、御蔵島に恵みをもたらしている貴重な存在のオオミズナギドリの絶滅が危惧されているとのこと。
猫も鳥もどちらも救う方法として、森ネコ保護活動が行われていた。
mikuraneko.jpg

ついに来たのね、御蔵島!!
御蔵島の中心地は徒歩で回れる規模。
mikura14.jpg

真っ先に向かったのは、御蔵島に来たら絶対寄っておきたい観光案内所。
mikura15.jpg
mikura16.jpg

イルカ研究者たちも注目している御蔵島。
案内所にはあらゆる資料が集まっていた。
mikura22.jpg
mikura23.jpg
イルカ達を苦しめてる水族館肯定系の書籍を御蔵島で見ると余計イラつくな~^^;
mikura24.jpg
イルカの素晴らしさ、オオミズナギドリの素晴らしさ、その存在によって自然の営みがあることが解る展示も沢山。
mikura26.jpg
mikura27.jpg

わ~!!!!凄い!!!!
イルカの住民票がある!!!!
住民票があるなんて、この島ではイルカも人間同様の扱いなんだねと、
そんな証明に思えて目頭が熱くなった。。(ま、実際は単なる調査資料というだけなんだろうが^^;)
mikura17.jpg

御蔵島に住むイルカ達の中で特にしゃくれた子達を集めた資料も^^;
どう反応したらいいか解らなくなる件、笑
mikura25.jpg
赤ちゃんの情報もしっかり管理されている。
mikura28.jpg

漁業には不向きな御蔵島では、イルカ達が捕まることはない。
それはたまたまそういう地形だったりするからであって、決してイルカ達を積極的に守ってる島ということではないのだが、
それでも住民票まで存在してるのは、世界でも御蔵島だけではないだろうか。
この住民票は人間が直接海に入ってイルカ達のそれぞれの特徴をとらえて作成したものらしい。
mikura31.jpg
mikura30.jpg

そして偶然にも、私が宿泊した宿に、この住民票の作成(イルカの個体識別調査)に関わった方も泊まっていた。
たまたまその宿に、その方が出演していたDVDもあり、夕食の際にみんなで観させてもらった件。
イルカに関する書籍も色々揃えてあって、こっち側の本を見つけた時もテンションあがった。
mikura18.jpg
mikura19.jpg
(この本の情報は古い。現在実質的にイルカ追いこみ猟を行っているのは太地町だけ。)
mikura20.jpg

こんな本も置いてあるならいけるかな?っと、
今回、御蔵島でも問題を共有してもらいたいと、水族館ビジネスの闇、太地町イルカ追いこみ猟の実態チラシを持ってきていたので、観光協会の方にチラシ置かせてもらえないかお願いしたが、そういう問題があるのは理解してるが、さすがにそういった内容のものは置けないとの残念な回答(T_T)
森ネコ保護活動のチラシは貼ってあったのに、イルカ保護を訴えるチラシはダメとは。
御蔵島で断られるのってより一層ガッカリ感、強いわ~^^;
mikuraneko1.jpg

御蔵島で自分に出来ることがあれば何か少しでも。
今回御蔵島のお宅に、チラシをポスティングしようと思っていたので、観光案内所出た後、さっそく周辺の家を周って見てみたら、
ん???ポストがない!?あっちの家にもこっちの家にもポストがない!!
ポスティングできない、まさかのポストがない事件発生、笑
住民約300人の小さな島。島民全員顔見知りというこの御蔵島では、島に入る人も制限(管理)されているし、犯罪も起きないと聞いた。(絶対捕まるから起こしたくても起こせない、笑)
郵便物等は、直接玄関開けて放り込むのかなと?
後から宿の人に聞いたら、ポストが潮風で錆びてしまうから設置していないのではと。
(宿の人もハッキリとは解らないみたいだったが。) なるほど~。でした。
mikura29.jpg

仕方ないのでポスティングは諦めて、御蔵島にあるお店にチラシを置いて貰えないかのお願いに。
お店と言っても、御蔵島には商店がほんの数軒あるだけ。
そのうちのひとつ。飲食&お土産とかも売ってる「ふくまる商店」さんへ。
mikura32.jpg

営業時間外だったけど、ありがたい事に中に通していただけたので、お土産買って、チラシ置かせてもらえないかのお願い。
オーナーは御蔵島出身ではなく移住してこられた方で、柔軟なお考えをお持ちの方だったので、すんなりOKいただき、さっき観光案内所に断られたばっかりやった事もあり、超嬉しかった~♥
ふくまる商店さん、ありがとうございました!!
御蔵島に来た時は、ふくまる商店でお土産を沢山買おう!!笑
mikura33.jpg
mikura34.jpg

夕方近くになり、他の商店にアクセスも厳しくなったので、
その後、軽く島内を散策して宿へ戻る。
夕食の時間。みんな食堂に集まる。
他の宿泊者はそれぞれ作った料理等を共有して楽しんでいたが、私だけは完全アウエー。ひとりぼっち~。
でもVEGANは旅行でも気楽にVEGANゴハンを楽しめることを見せびらかすことのできるチャンスでもある、前向きだね~笑
VEGANというと、「VEGANって何ですか?」と聞かれる事がなかったから、VEGANの存在についてはみんな知ってるようだった。
でも実際VEGANに会ったのは初めてだとは思うが、笑
そして食事中、スーツケースの件で最初に話しかけてきた常連の方が、よほど私の存在が気になっていたのか、
お酒呑まれてた勢いもあって「あんたは何をしに来たんだ?」等、私に絡んできた件、笑
この方は、結構地元では酔っ払いというか何かと派手で有名な人らしく、
真面目に答えてる私に周りの人は、「酔っ払いに絡まれる可哀想な人」という感じで、優しい眼差しを向けてくれていたのだけが救いだった、笑
でも絡んでくれたお陰で、アニマルライツな想いを皆さんに知って貰うことができたし良い機会を与えてくれた酔っ払いさんには感謝すらしてる、笑
mikura36.jpg

VEGAN用のインスタント食品が沢山揃ってるから、ほんとありがたい時代になったわ。
mikura37.jpg
今夜はVEGANバーグハヤシライスで♪動物犠牲にしなくてもこんなに豊かな食事が簡単にできるよ。
mikura38.jpg

今回、仕事やら11月3日の出店準備やらで多忙を極め仕上げてくる時間が一切なかったので、御蔵島へハガキセットを持参。
宿での空き時間には、毎月1日に投函してる中国の水族館へ太地町のイルカを買わないでと訴えるアクション用のハガキをせっせと書いた。
出来ればイルカ達が微笑むこの御蔵島から出して帰りたくて。
【イルカを助けて!毎月1日投函☆ハガキアクション】中国と億単位の取引!野蛮な太地町のイルカ追い込み猟!日本のイルカを多数購入している中国の水族館へ「イルカを買わないで!」と訴えよう!
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-203.html
mikura20191030hagaki.jpg

そんなこんなで御蔵島初日はイルカ達に会う事もなく終了~。
翌日は、お天気良ければ朝と午後の2回、イルカ船に乗ろうと思っていたが、
御蔵島の海を良く知ってる宿の方の話では、海が荒れ予報なので中止の可能性も高いかもとの事。
ガ~ン・・・。天気予報はいくら晴れマークでも、それで良しということではないのね(@_@;)
無事御蔵島に辿りついても、常に天気の不安がつきまとう、それが御蔵島。
実際は明日になってみないと解らない、ってことで、早めの就寝。

10月30日 御蔵島2日目
おはようございます☆御蔵島で迎える初めての朝。
今日は晴れてお天気良いのに、今朝到着予定の船も接岸できなかったそうだ。
御蔵島に上陸するのは本当簡単には行かないらしい。
天気予報はあてにならない、予定通りちゃんと帰れなかったらどうしようとかそっちの不安も出てきた朝^^;
mikura20191030.jpg

そして肝心のイルカ達に今日は会えるのか???
ダメだった~~😭
うぅぅぅぅぅぅぅ、、、、、、ま、こればっかりは仕方ない!
風が強すぎて海が荒れているため午前中のイルカツアーは中止。午後もダメだろうと、、、
私は昨日運良くお昼に降り立つ事が出来たが、今日は接岸不可能で欠航になっていたそう。
もし昨日到着出来なかったら東京から夜の船で再び向かう予定にしてたけど、それに乗ってても上陸出来なかったということ。
イルカ達にはまだ逢えてないけど、そして滞在中一度も逢えない可能性も出てきたけど(汗)
自分が御蔵島にいること自体が奇跡に思えてくる的な、笑
そんな御蔵島は自然の厳しさ、
また生き物に接する態度を変えないといけないことも教えてくれていると思う。

御蔵島では宿ごとに乗るイルカ船が決まっていて、よほどの事がない限り宿のイルカ船を利用するのがルール。
今日はツアーが中止になってしまったので、宿の方が午前中代わりに島内ドライブ観光を用意してくれたので他の宿泊者様と共に、御蔵島観光ツアーへ。
御蔵島は坂が多く、過去に自転車で死にかけた方がいたらしく( ;゚Д゚)それがきっかけで自転車が禁止になったそうだ。
その上、レンタカー会社もないので、観光は基本徒歩か、宿や地元の方の車を利用するしかない。
山に入るにも、ガイドつき(有料)でないといけなかったり、観光するにも色々制限がかかる。
だけどその分、手つかずの自然が残っていて素晴らしい光景に出逢える。

イルカ達の大家族が住む、これが御蔵島。。。
この美しさにウットリ。。。
mikura20191030a.jpg
mikura20191030k.jpg
mikura20191030l.jpg

海と山は繋がっている。
御蔵島の美しさは豊かな山(森)があってこそ成り立っている。
それがイルカ達が定住している理由にもなっているのだと。
https://tokyosanpopo.com/archives/33826
原生林が生い茂る御蔵島は巨樹が多く存在する事でも有名とのこと。
樹齢1000年以上になるというシイの木の巨木(スダジイ)を案内してもらった。
mikura20191030e.jpg
mikura20191030f.jpg
mikura20191030c.jpg
mikura20191030d.jpg
mikura20191030h.jpg
mikura20191030g.jpg

御蔵島には山に入る時の掟があると教えて貰った。
この草祀りの神様に、安全祈願として山に入る人数分の草を石の下に挟み、戻ってきたら草を取り除くというもの。
無事を知らせる意味もあるそうだ。
mikura20191030m.jpg
mikura20191030n.jpg

御蔵島の素晴らしい自然を満喫して宿へ戻った私たち。
そして午後のイルカツアーも中止確定で^^;
そしてその時、知った、御蔵島から東京へ戻る時の大変さを。。。
昨日同じ船に乗って御蔵島にチェックインした酔っ払いの常連さん、
今回1泊2日で来られていたので、午後の船で帰る予定だったので見送りに行ったのだが、
御蔵島からは船が出ないということで、急遽漁船をチャーターして三宅島に先回りして三宅島から船に乗るというパターンで帰られることに。
また他にも、急遽ヘリコプターを手配して帰られる方もいて、ここまでの事態になるのかと驚きの連続😨
酔っ払いの常連さんは、昨日到着してすぐのイルカツアーに参加されたのでイルカ達には逢えていたのでまだラッキーだったのか?
その常連さんその他、御蔵島ではこんな状況になる事は日常茶飯事だと解っていても、それでも何度も足を運ぶリピーターが沢山いるというのが本当に凄いと思った^^;
それだけ御蔵島のイルカ達との海での出逢いに魅せられているということだ。
mikura20191030K1.jpg
mikura20191030K2.jpg

そして次から次へと変わる御蔵島でのスケジュール。
私は明後日帰る予定にしていたが、明後日は今日と同じような状況になる可能性が高いらしく、天気が安定してる明日お昼の船で帰ることをお勧めされた件。
万一明後日帰れなかったら、11月3日出店予定にしてる京都ビーガングルメ祭りのアニマルライツブース設置できなくなってしまうし、何としてでも帰らねばと。
最終決定は明日にしたが、午前中はイルカ船出る可能性高いとのことでそれだけが救いか、それに参加してから帰る可能性が高くなった件。
一先ず、午後も暇になったので、午後は観光案内所に手配してもらいガイドさんがいないと入れない御蔵島の森のツアーへ急遽参加することに。
その前に時間あったので、まだ行ってなかった商店のふたつを訪ね、イルカ問題のチラシ置かせてもらえないか交渉。
1軒目はきっぱりと断られてしまったが、
2軒目は、チラシ置かせてほしいと言うと、あの外国人が船にぶつかってくるやつでしょ~っと返してこられ最初迷惑そうな感じだったが、それ(シーシェパード)とは違うことをお話していたら、どうにか置いてもいいということになりレジの横に置かせてもらえた件。
やっぱ日本の偏向報道のせいで何も真実を知らないのにSSの悪い印象だけで決めつけてしまってる人がいるんだなと。
もしかしたら、その後撤去された可能性もあるかもだけど、ちゃんと話してその場だけでも理解を深めてくれた方がいたのは嬉しい。
ありがとうございました♪
mikura20191030K3.jpg
mikura20191030K4.jpg

その後、御蔵島をより知るツアーへ。ガイドの方が宿へ迎えにきてくれた。
御蔵島の森を案内してもらうガイドつきコースはいくつかあるが、
https://mikura-isle.com/?page_id=376
私は幹周り14mの巨樹スダジイと出会える「南郷コース」を選択。
mikura山map

「南郷コース」スタート地点♪行ってきま~す♪
mikura20191030K5.jpg
ガイドさんに、オオミズナギドリの滑走路の後とか見せて貰ったり色々教えて貰いながらの森の中、新鮮でこれまた美しかった。
山の営みと海の営みが繋がってることをより一層実感。
mikura20191030K7.jpg
手つかずの豊かな自然が残る御蔵島だが、大型哺乳類の野生動物達は生息していないとのこと。
そしてやはりオオミズナギドリを捕食してしまう野生化した猫たちのことは大きな問題のようだ。
そもそもの原因は人間が島に猫を持ち込んだことにある。
mikura20191030K8.jpg
森の中を進むこと約1時間。
ついに登場!!御蔵島の大ジイ!!!日本一だそう!!!
周りが整備され大ジイは木の枠等で囲まれていて、見世物にされている感じがなんだか不自然に思えてしまったが^^;
御蔵島を見守り続けてきた大ジイの存在感は圧巻。
mikura20191030K10.jpg
mikura20191030K9.jpg
御蔵島の事を知り尽くしている、お世話になったガイドさんと♪
mikura20191030K11.jpg
約2時間のツアー。貴重な体験をありがとうございました♪
mikura20191030K13.jpg

帰り宿まで送って貰ってる最中、ある車が少し不便な場所に停車していて車が通れなくなり、ガイドさんがその車の運転手に声をかける状況になったのだが、なんとその車を運転していたのは、
御蔵島に到着した時にニコニコ微笑んでおられたあの女性だった。
軽く話が耳に入ったが、保護猫活動中で車を一時的に停めていたらしい。
え~!!そうだったんだ!!あの方、御蔵島で野ネコの保護活動されてる動物愛護の方なのね!!
っとその時、その女性のことをひとつ知って嬉しくなったのでした。

帰る途中、御蔵島の美しい夕焼けに出逢った。
お~、あれがヘリポートですね。島内には小さな診療所がのみ。
出産その他、そこで対応できない患者さんが出た場合は、ヘリコプターで内地の病院へ搬送されるそう。
でも最も利用頻度高いのは、船が出なくなった場合のイルカツアー客かもですね^^;
mikura20191030K14.jpg
mikura20191030K15.jpg

夜は宿で意気投合した方達と、満点の星空を観に行った。
御蔵島の森の素晴らしさを知れたし、商店にチラシも置いて貰えたし、自分が出来る範囲の事のやる事はやったし、
今日もイルカ達には逢えなかったけど、そしてもし明日逢えなかったとしても、後悔はないなと思えたそんな日。
明日の心配は考えず、おやすみを。

10月31日 御蔵島3日目
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ウケットスーツキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ついに御蔵島のイルカ達に逢える時キタ━━━━(ToT)━━━━
しかし、ここまで長かったなオイ、笑

午後の船で帰ることにしたので、1回限り、最初で最後となった御蔵島でのドルフィンスイム。
ここまであまりに長い道のりで色々あり過ぎて、もうこの時にはすんごい感動みたいな感情は失い冷静だった件、笑
宿で身支度を済ませ、ついにイルカ達のいる海へGO~☆
っとここで、またあの微笑みの女性を発見!左後ろで微笑んでる方↓
mikura20191031.jpg

そして今回別の宿の方も同じ船で偶然微笑みの女性も乗られていた☆左の方↓
はじめての御蔵島、そして慣れてないマスク装着にてこずっていると、微笑みの女性はすかさず私の乱れたマスクを直してくれて(優しい!)
mikura20191031a.jpg
この時、この方はこの道のプロの方、ガイドの方なんだなと、そんな事も気になりながら、イルカ達を探す船。
広い海で簡単に見つけられるはずもないイルカ達。
イルカ追いこみ猟はそんなイルカ達を何としてでも見つけて追いつめて苦しめるんだなとか、海の上で様々な事が思い出される。
そしてついにいました、イルカ達~☆(T_T)
次々と海に入りイルカ達の近くへと泳いでいくリピーターさん達。
一方初めての私は、海でプカプカ浮きながらどうにかイルカ達の姿を確認するという状況。
IMG191031-081540F.jpg
IMG191031-081529F.jpg
IMG191031-081755F.jpg

昔ハワイでイルカウオッチング船に乗って、船の上から野生イルカ達を見た事はあるけど、
海の中のイルカ達を観たのは初めてで当然感激。
この光景を目撃したら、イルカ達の自由が奪われている現実がますます許せなくなる。


御蔵島に定住していると言っても、海は広い。
イルカ達の姿が見えなくなったらまた船に戻ってイルカ達を探しては海へ入るの繰り返しで、中々ハード。
船酔いする人や体力ない人はついていけないだろう。
船(波)酔いが激しい私は、最後は海に入らず船の上に留まった^^;

御蔵島のイルカ達は人間の存在に慣れている、というか
この子達にとっては人間という生き物がいる海が当たり前なのかもしれない。
向こうから遊ぼうと寄ってくることも多々。
飽きてそっぽ向かれることも当然ある。
それもイルカ達の生活が脅かされていないからこそ見られる光景。
イルカ達が人間の存在を受け入れてるからこそ見られる沢山の貴重な光景がここ御蔵島にはある。
それだけイルカ達のことを知ることが出来るということ。
これだけ野生イルカ達の素晴らしさを知ったら、水族館に閉じ込められたイルカを観て笑えるはずがないと思うが、
イルカが好きで御蔵島に通う人々全員がそうではない。
イルカ達をただ自分の癒しの存在としか位置づけてない人達は
水槽に閉じ込められたイルカ達に対しても同じ態度を取る。
irukasad1.jpg

慌ただしく過ぎ去った、1度限りとなってしまった御蔵島のイルカ達との時間。
個人的にはあまりイルカ達を観察するに至れなかったので、
またチャレンジしに来たいと思った^^;
御蔵島のイルカ達はよほどの事がない限り、この場所を離れることはないであろう。
ただそれもイルカ達が安心して暮らしていける海があってこそ。
深刻化する海洋汚染、環境破壊問題。
ただ観てるだけ、その時自分達が楽しければ良い。
イルカ達に逢いたいなら、
そんな自分目線の考えにサヨナラして、海を守るために行動しなければならない。
その行動のひとつが、陸と海を破壊している要因である、
畜産と漁業の消費者から脱却するということです。
VEGANになるという行動を起こそう。,
イルカを愛するなら、イルカの搾取ビジネスに反対と声をあげよう。
イルカ達の癒しの場所、大切な住まいを破壊する行為を止めよう。
irukaP8.jpg
gyogyochirashi2.jpg

イルカ達とサヨナラしたあと、御蔵島を離れる前に、
イルカ達が微笑む御蔵島から中国水族館宛てにイルカを買わないでと訴えるハガキを仕上がった分だけ先に投函。
御蔵島のポストには微笑むイルカ達が♥
mikurayubin.jpg
mikura45.jpg

そしてポスト前で写真撮ってたら、さっき船でも一緒だったあの微笑みの女性とバッタリ!!
ほんと良く会う!!
早速ご挨拶させていただき、さっき船で親切にしていただいた事のお礼や、猫の活動されてるの見かけたり気になってた事等をお話し。
そしたら、微笑みの女性も到着時から私のことが気になっておられたとのことで相思相愛(?)だった件!笑
名前はYukiさん。ドルフィンガイドでプロのフリーダイバーでもあられるこの道のプロ中のプロの方だったスゲェー☆
東京のダイビングショップ勤務で御蔵島にお客さんを連れてくるお仕事と兼ねて、島の方々の協力を得て、森ネコを捕獲保護して東京に連れて帰り里親を見つける活動をされてるとのこと。なんて素晴らしいお方(ToT)
mikura43yukisan.jpg

そして今回御蔵島に来た目的やアニマルライツ活動の話をしていたら、
ふくまる商店さんに置かせてもらったチラシも早速読んで下さっていたようで感激。
そして更に驚きだったのが、今度東京で「ライトアニマル」のイベントを行うという!!
え~~!!わたしも太地町でライトアニマルの上映イベントやった事あります!!と
まさかのライトアニマルで一致!!!

2018.8.5 和歌山県太地町で持続可能な未来に繋げる「ライトアニマル講演会&上映会」開催しました。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-200.html
ra32.jpg

まさかこんな風に繋がってくるなんて鳥肌だったし!!!
主催ではないそうだけど、イベントの中で野生のイルカ達のことについて講演されるそう。
VEGANではあられないようではあったが、イルカ達を守りたい気持ちは同じ。
東京でライトアニマルイベントがあるのは情報を得て関心寄せてたこともあり、まさか御蔵島で、ライトアニマルの話を共有できる、しかも講演されるご本人と出会えるとは本当に驚きで出会うべくして出会ってるとしか思えなかった。
今回わたしが御蔵島に来たのは、Yukiさんと出会うためだったのか?
そんな風にさえ感じてしまう貴重な出逢いだった。
mikura44.jpg

東京でイルカ問題に心痛めてる皆さん、是非11月24日は、ライトアニマル展示と、草地さんのお話を聞きに港区のエコプラザへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
イベント詳細「11/24 10:00~19:30 遊ぼう守ろう クジラ・イルカの海」
https://minato-ecoplaza.net/.../1124asoboukujirairuka/

Yukiさんが御蔵島で保護猫活動されているのは、御蔵島で絶滅が心配されてる貴重な鳥、オオミズナギドリを守るためでもある。
Yukiさんが関わっておられる団体はこちら↓
感心寄せてくださってる読者の皆さまには、オオミズナギドリの問題も併せて知っておいてもらいたい。
「御蔵島のオオミズナギドリを守りたい」
https://oomizunagidori.jimdo.com/

トラブル含め本当に濃厚な旅となった御蔵島とお別れの時。
お世話になった宿の方と、宿泊ご一緒になった方達と♪
mikura20191031b.jpg

すっかり気に入ってしまった透明感溢れる御蔵島。
あ~~~もっと滞在していたかったよ~~~~。
この気持ち、きっとココに来た人達、みんな感じるんだろうな~。
これが、どれだけ上陸が困難でもまたいつか絶対来たいと思わされる!!ってやつか!!笑
mikura20191031c.jpg

帰りの船を待ってる間、またまたYukiさんと再会!!
保護猫たちと一緒だった(=^..^=)
同じ船で猫たちも東京に向かうことに♪
いきなり小さな箱の中に閉じこめられてどこに連れて行かれるかも解らない。
猫たちは相当不安だろう、、、
そんな不安を抱えたことを忘れ去るくらい、一刻も早く穏やかな生活がこの子達にやってくることを願う。。。

mikura49.jpg

1日滞在が減ってしまったとは言え、イルカ達に逢えてお昼発の橘丸に無事乗船して東京へ戻る事ができるのも
ここではラッキーということになるんだな。
さようなら御蔵島。濃厚な思い出を沢山ありがとう。
mikura20191031d.jpg

船内で中国に送る残りのハガキ書いてたら、
宿と今日のイルカウォッチも一緒だった、あちこちの野生イルカや鯨達に逢いに行かれてるダイバーの方が手伝いますと申し出て下さり気持ちが伝わったのだと感じられてとても嬉しかった。
自分の提出分として1枚ハガキを購入したいと申し出てくださりイラストも描いてくださった^^

mikura20191031g.jpg

イルカやクジラ達の自然の姿を知ってる方でも、水族館にイルカ達を監禁することが残酷と感じられてない人も多い。
色々お話聞いたら、こちらのダイバーさんもイルカショー大好きで年間パスポートも買うほどだったとか。
御蔵島で私と出会ったことで、イルカ目線に考えをシフトして下さった方がいたこと。
今回の旅の収穫を最後の最後にこうやって肌で感じられて本当に良い旅だった。
またいつかどこかでお会いできたらいいな。イルカ達のために共に時間を過ごしてくださりありがとうございました♥
mikura20191031e.jpg

帰ってから、このダイバーの方が、御蔵島で撮影したイルカの写真を送ってきてくれたんだけど、
超やばい、、、、
みてこの瞳、、、、、(T_T)
このお目目超ヤバイ~❤
今回必然の出逢いを果たしたYukiさんも言ってた。
御蔵島のイルカ達を知ってる人達は、
水族館にいるイルカと全然違うと言う。
水族館にいるイルカはこんなお目目してないよ。
水族館にいるイルカは悲しい目をしてるよ。
悲しいお目目はもう見たくないよ。。。
もう2度と閉じ込めないで。
どうか加害者にならないでね、、、
そしてイルカを愛する皆さんから共に伝える仲間になってほしい。
mikurairuka20191031.jpg

太地町イルカ追いこみ猟で、子供と寄り添うイルカの親子はバラバラに引き離されてる。
水族館でイルカを観たがることがどれだけイルカ達を苦しめているのか、
野生イルカ達が生息する地で有名な御蔵島だからこそ、島の人々、
そして御蔵島を訪れる人々にはもっと理解を深めてもらいたいと思う。。。
mikurairuka4.jpg

これは2017年2月に撮影された、太地町イルカ追いこみ猟の映像。
子供を守ろうとお母さんイルカが必死に戦ったが、子供を連れて行かれてしまった。
この時は4頭の子供が水族館用に拉致された。
人間の一時の娯楽のためにこんな犠牲を許す人間であってはならない。
#太地町イルカ追いこみ猟反対


予定より1日帰りが早くなったので、この日は東京へ宿泊し、
11月1日は、ワールドVEGAN DAYの活動として、品川界隈でイルカ達の声になる活動をして今回の旅を華麗に締めくくりました。
詳細⇒https://www.facebook.com/sachiko.ohta.3/posts/2543956525691837
2019111.jpg



スポンサーサイト