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今年も終わらない犬たちの地獄。韓国の犬肉反対デモに行ってきます。「屠殺場での光景を今でも忘れる事ができません。」アジア犬肉紀行 #動物はごはんじゃない
何かを伝えるにはまずその現実を知る必要がある。
現実を知りもしないのに、何となくイメージだけで伝えるなんてことは伝える相手にも失礼なこと。
何よりも、自分の辛さなんて比べものにならないほどの苦痛の中で生かされている動物達のことを想えば、
その辛さに向き合わないのはとてもずるく感じるから。。。
だから動物問題に目覚めてから、どれだけ精神が崩壊しそうになっても、動物達の苦しみを知ってもらうために、
自分なりに現実に向き合ってきたつもり。
2010年。毛皮問題を知ったのが始まりだった。
それを機に、動物達が受けているあらゆる拷問の数々を自分の目で確認してきた。
毛皮を剥がされていく動物達の姿を直視できる動画を確認するまでにも結構な時間がかかった。
そしてそれ以上に、何よりも、今まで観たどの動画(現実)よりも、現実に向き合うことに時間がかかったのが犬肉問題である。
それは自分が長年犬と共に人生を歩んできたからなのであると思う。。。
犬を決して特別視している訳ではない。
自分の身近にいて良く知ってる存在が苦しんでいることほど辛く感じるのは自然なこと。

そして私が犬肉問題の動画の中でも最も強烈で観るのが辛かった、一番印象に残っているのが網のような上で焼かれていたこの子の存在。

偶然にも?北田監督作品「アジア犬肉紀行」の中で、韓国で犬肉問題の調査、保護活動を精力的に行っている有名な「CARE」という団体のガルシア氏が、この犬の殺されていく様子が忘れられないほど酷いものだったと語っていて、
動画だけでは知ることのできなかったこの犬の詳細を、映画を通じて知ることができた時の衝撃も忘れられない。
ガルシア氏が観たその光景を言葉だけ書き写してみる。
私が最初そうだったように、実際の映像をまだ観れないという人もいると思う。
だからせめてこの言葉から、動物を食べものにすることが、動物達にどれだけ強烈な苦痛を与えているのかを感じ考えてほしい。
調査を進める中で、2つの屠殺場での光景を今でも忘れる事ができません。
震えるほど寒かったので、1月か2月だったと思います。
犬は外の檻に入れられており、
屠殺人がそこから犬を引きずり出し、
太い金属のパイプで鼻っ面を殴り
動かなくなったら犬をずるずると引きずりながら
金属の台に乗せ、
また頭めがけてパイプを力いっぱい振り下ろし
首を切ったのです。
犬はもう死んだかと思っていたのですが
悲しい事に、その犬はまだ息があり、
首から血が噴き出し、
苦しそうに息をしながら、
頭を上げるたびに、
何度も何度も金属のパイプで
殴られ続けたのです。。
そしてついには息絶えました。
とても悲惨な光景でした。
また小型のペット犬3匹の
悲惨な光景も忘れられません。
屠殺人は檻から1匹をつまみ出すと
私の目の前で「ここを狙うんだ」と
自分の鼻筋を指さして
私に向かって説明しながら
そのつまみ上げた犬の顔面を
金属パイプで力いっぱい殴ったのです。
骨の砕ける音が 響いていました。
しかも、残りの犬達の見ている目の前でです。
金属パイプで殴った後、
首を切られた犬は
床に放り投げられました。
それはそれは
とても恐ろしい光景でした。
~以上、52分あたりから始まるAJガルシア氏へのインタビューより一部抜粋~
インタビューの間、映画では左上にその犬が実際受けている暴力行為の様子がリアルに写しだされていて、そのシーンはこの映画の中で最も辛い部分になってはいるが、全体的には衝撃としては僅かな内容になっている。
何故ならこのドキュメンタリー映画は、世間が「残酷だから観たくない」という部分をいかに省いて伝えるかが焦点にされ作られた映画なので、内容のほとんどは、助ける人々の姿が中心に映し出されているから。
しかしトータル的に刺激が少なく作られた映画なのに、動物達への行いがあまりに酷すぎるばかりに、残酷な描写をいくら省こうが、決して優しく伝わることはないと感じる。
【アジア犬肉紀行】は、
「残酷なものを見せるな」「グロいものを見せるな」という輩が、その残酷なものそのものをなくさなければ問題は解決しないことに気づくことが出来る映画である。
また以下のリンク先では、ガルシア氏が製作した韓国犬肉産業の実態に迫った映画についても知ることができる。
それだけ現実が酷いため、生易しい内容になっているはずがないことを理解してほしい。
「残酷なもんを見せるな」というなら、その残酷なもの自体をなくすために自分にできる事を考え行動するしかない。
残酷なものが見たくなかったら、それそのものをなくすために、自分自身が変わるしか解決策はないのである。
https://koreandogs.org/japanese/
VEGAN元年と呼ばれるほど、VEGANが注目されているのに、
今年も中国では玉林(ユーリン)犬肉祭りが開催されてしまった。
VEGANが増えても、動物のために活動する、声をあげる人が増えていないと感じてしまう現実に寒気がする。
そして今年も韓国で間もなく、1年で最も犬たちが犠牲になる「ボクナル」という犬肉フェスが開催される。

韓国では現地活動家たちによる抗議活動が活性化しており、その絶え間ない努力により、少しづつ犬肉問題が解決に向かっているようには見える。
日本より遥かに勢いがある。
日本が見習わなければいけない点がたくさんある。




2017年。動物愛護精神のある文大統領も、犬肉にされる運命にあったトリという名の保護犬を家族に迎えている。
国のTOPが犬肉問題を理解し解決に向けた意識を共有しているというのは、これまた日本とは真逆で凄いこと。


しかし、その裏側では犬肉業者らが犬肉産業を合法化しようと一丸となって抵抗しており、反対勢力の勢いも強くまだまだ問題山積みのよう。
韓国がどんな状況にあるのか詳細が解る、
日本で主に犬肉問題を訴え活動している、仲間のひろ子さんが翻訳したこの韓国の犬肉産業の実態を描いた一冊は必見。

今年、ボクナルがはじまる7月12日。
犬肉が売られている韓国のチルソン市場で、デモ行進が行われるとのことで、ひろ子さんから一緒に参加しないかのお誘いを受けた。

ひろ子さんのその想いに突き動かされた。
また前から海外のデモに参加してみたいと思っていた事や、その他条件が整ったこともあり、今回私も参加することにした。
中国に行った2か月後、今後は韓国へ行くことになるとは思ってもみなかったこと。
自分が行ったところで微力にも及ばないちっぽけな存在であることは解ってる。
それでも、あの強烈な苦しみを背負わされた犬、今なお背負わされている犬(を含む動物達)たちの声になりたい。
自分に出来ることがあるなら、どれだけ微力でも、新しい1歩を踏み出し続けたい。
明日7月11日から3泊4日でソウルへ行ってきます。

チルソン市場で客が現れ肉にされるのを待つしかない犬たち。
https://www.facebook.com/nishiderao/posts/1299973720189660





犬が食べられる現実をなくしたければ、全ての動物が食べ物ではないと認めなければならない。
この画像はそれが良く解る光景だと思う。
犬食にだけ反対していても、この犠牲はなくならない。
何故なら、そこに差別があるから。
その他の動物を食べながら、犬肉反対!犬の殺処分反対!っと叫んでいる人は、まず自分を見つめなおす事からはじめなければならない。


2013年にあげた記事から、またこの画像を貼っておきたい。
「このシッポを否定しますか?肯定しますか?」
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1159.html

※この話はチ・サンリョルがラジオで話した実話を脚色したものです。
絵:パク・ミンジ
現実を知りもしないのに、何となくイメージだけで伝えるなんてことは伝える相手にも失礼なこと。
何よりも、自分の辛さなんて比べものにならないほどの苦痛の中で生かされている動物達のことを想えば、
その辛さに向き合わないのはとてもずるく感じるから。。。
だから動物問題に目覚めてから、どれだけ精神が崩壊しそうになっても、動物達の苦しみを知ってもらうために、
自分なりに現実に向き合ってきたつもり。
2010年。毛皮問題を知ったのが始まりだった。
それを機に、動物達が受けているあらゆる拷問の数々を自分の目で確認してきた。
毛皮を剥がされていく動物達の姿を直視できる動画を確認するまでにも結構な時間がかかった。
そしてそれ以上に、何よりも、今まで観たどの動画(現実)よりも、現実に向き合うことに時間がかかったのが犬肉問題である。
それは自分が長年犬と共に人生を歩んできたからなのであると思う。。。
犬を決して特別視している訳ではない。
自分の身近にいて良く知ってる存在が苦しんでいることほど辛く感じるのは自然なこと。

そして私が犬肉問題の動画の中でも最も強烈で観るのが辛かった、一番印象に残っているのが網のような上で焼かれていたこの子の存在。

偶然にも?北田監督作品「アジア犬肉紀行」の中で、韓国で犬肉問題の調査、保護活動を精力的に行っている有名な「CARE」という団体のガルシア氏が、この犬の殺されていく様子が忘れられないほど酷いものだったと語っていて、
動画だけでは知ることのできなかったこの犬の詳細を、映画を通じて知ることができた時の衝撃も忘れられない。
ガルシア氏が観たその光景を言葉だけ書き写してみる。
私が最初そうだったように、実際の映像をまだ観れないという人もいると思う。
だからせめてこの言葉から、動物を食べものにすることが、動物達にどれだけ強烈な苦痛を与えているのかを感じ考えてほしい。
調査を進める中で、2つの屠殺場での光景を今でも忘れる事ができません。
震えるほど寒かったので、1月か2月だったと思います。
犬は外の檻に入れられており、
屠殺人がそこから犬を引きずり出し、
太い金属のパイプで鼻っ面を殴り
動かなくなったら犬をずるずると引きずりながら
金属の台に乗せ、
また頭めがけてパイプを力いっぱい振り下ろし
首を切ったのです。
犬はもう死んだかと思っていたのですが
悲しい事に、その犬はまだ息があり、
首から血が噴き出し、
苦しそうに息をしながら、
頭を上げるたびに、
何度も何度も金属のパイプで
殴られ続けたのです。。
そしてついには息絶えました。
とても悲惨な光景でした。
また小型のペット犬3匹の
悲惨な光景も忘れられません。
屠殺人は檻から1匹をつまみ出すと
私の目の前で「ここを狙うんだ」と
自分の鼻筋を指さして
私に向かって説明しながら
そのつまみ上げた犬の顔面を
金属パイプで力いっぱい殴ったのです。
骨の砕ける音が 響いていました。
しかも、残りの犬達の見ている目の前でです。
金属パイプで殴った後、
首を切られた犬は
床に放り投げられました。
それはそれは
とても恐ろしい光景でした。
~以上、52分あたりから始まるAJガルシア氏へのインタビューより一部抜粋~
インタビューの間、映画では左上にその犬が実際受けている暴力行為の様子がリアルに写しだされていて、そのシーンはこの映画の中で最も辛い部分になってはいるが、全体的には衝撃としては僅かな内容になっている。
何故ならこのドキュメンタリー映画は、世間が「残酷だから観たくない」という部分をいかに省いて伝えるかが焦点にされ作られた映画なので、内容のほとんどは、助ける人々の姿が中心に映し出されているから。
しかしトータル的に刺激が少なく作られた映画なのに、動物達への行いがあまりに酷すぎるばかりに、残酷な描写をいくら省こうが、決して優しく伝わることはないと感じる。
【アジア犬肉紀行】は、
「残酷なものを見せるな」「グロいものを見せるな」という輩が、その残酷なものそのものをなくさなければ問題は解決しないことに気づくことが出来る映画である。
また以下のリンク先では、ガルシア氏が製作した韓国犬肉産業の実態に迫った映画についても知ることができる。
それだけ現実が酷いため、生易しい内容になっているはずがないことを理解してほしい。
「残酷なもんを見せるな」というなら、その残酷なもの自体をなくすために自分にできる事を考え行動するしかない。
残酷なものが見たくなかったら、それそのものをなくすために、自分自身が変わるしか解決策はないのである。
https://koreandogs.org/japanese/
VEGAN元年と呼ばれるほど、VEGANが注目されているのに、
今年も中国では玉林(ユーリン)犬肉祭りが開催されてしまった。
VEGANが増えても、動物のために活動する、声をあげる人が増えていないと感じてしまう現実に寒気がする。
そして今年も韓国で間もなく、1年で最も犬たちが犠牲になる「ボクナル」という犬肉フェスが開催される。

韓国では現地活動家たちによる抗議活動が活性化しており、その絶え間ない努力により、少しづつ犬肉問題が解決に向かっているようには見える。
日本より遥かに勢いがある。
日本が見習わなければいけない点がたくさんある。




2017年。動物愛護精神のある文大統領も、犬肉にされる運命にあったトリという名の保護犬を家族に迎えている。
国のTOPが犬肉問題を理解し解決に向けた意識を共有しているというのは、これまた日本とは真逆で凄いこと。


しかし、その裏側では犬肉業者らが犬肉産業を合法化しようと一丸となって抵抗しており、反対勢力の勢いも強くまだまだ問題山積みのよう。
韓国がどんな状況にあるのか詳細が解る、
日本で主に犬肉問題を訴え活動している、仲間のひろ子さんが翻訳したこの韓国の犬肉産業の実態を描いた一冊は必見。

今年、ボクナルがはじまる7月12日。
犬肉が売られている韓国のチルソン市場で、デモ行進が行われるとのことで、ひろ子さんから一緒に参加しないかのお誘いを受けた。

ひろ子さんのその想いに突き動かされた。
また前から海外のデモに参加してみたいと思っていた事や、その他条件が整ったこともあり、今回私も参加することにした。
中国に行った2か月後、今後は韓国へ行くことになるとは思ってもみなかったこと。
自分が行ったところで微力にも及ばないちっぽけな存在であることは解ってる。
それでも、あの強烈な苦しみを背負わされた犬、今なお背負わされている犬(を含む動物達)たちの声になりたい。
自分に出来ることがあるなら、どれだけ微力でも、新しい1歩を踏み出し続けたい。
明日7月11日から3泊4日でソウルへ行ってきます。

チルソン市場で客が現れ肉にされるのを待つしかない犬たち。
https://www.facebook.com/nishiderao/posts/1299973720189660





犬が食べられる現実をなくしたければ、全ての動物が食べ物ではないと認めなければならない。
この画像はそれが良く解る光景だと思う。
犬食にだけ反対していても、この犠牲はなくならない。
何故なら、そこに差別があるから。
その他の動物を食べながら、犬肉反対!犬の殺処分反対!っと叫んでいる人は、まず自分を見つめなおす事からはじめなければならない。


2013年にあげた記事から、またこの画像を貼っておきたい。
「このシッポを否定しますか?肯定しますか?」
http://amour918.blog.fc2.com/blog-entry-1159.html

※この話はチ・サンリョルがラジオで話した実話を脚色したものです。
絵:パク・ミンジ
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