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さすが動物虐待虐殺大国の日本。「ロブスターを生きたまま茹でることを禁止にしたスイスの動物保護法改正に驚愕している感覚のおかしい日本人。」 #西潟正人 人道的な殺し方など存在しない。
先日スイスで、ロブスターに苦痛を与えるとして、甲殻類を活きたまま熱湯でゆでる調理法が3月から禁止になるというニュースが話題になりました。
このニュースを知った瞬間、動物達の扱いがあまりにも酷すぎる日本と比べて思わず、「素晴らしい!」っと口走ってしまったけど、ソッコーで冷静になり、動物を搾取してること自体が本来問題なのであり、「素晴らしくもなんともないわボケッ!!」っと、ソッコーで自分にツッコミ返した件。
「ロブスター、生きたままゆでては駄目 スイスが動物保護法改正」
http://www.afpbb.com/articles/-/3158081
2018年1月11日 11:20 発信地:ジュネーブ/スイス AFP BB NEWS
【1月11日 AFP】スイス政府は10日、暴れるロブスターを熱湯に放り込む従来の調理法を禁じ、事前に気絶させてから絶命させることを義務づけた。動物保護法の全面的な見直しに伴う措置で3月1日から適用される。

漁船に引き揚げられたロブスター(2016年12月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / DAMIEN MEYER
ロブスターを生きたまま熱湯に入れる調理法はこれまでレストランで一般的だったが、今回の法改正によりロブスターは「死ぬ前に気絶していなければならない」とされた。スイスの公共放送局(RTS)によると、気絶させる方法も電気ショックか機械を使った「脳の破壊」しか認められないという。
動物の権利活動家や一部の科学者は、ロブスターやその他の甲殻類は高度な神経系を持っており、生きたまま熱湯でゆでられると激しい痛みを感じると主張している。
改正法ではこのほか、生きたロブスターを含む海産甲殻類を氷詰めにしたり氷水に入れたりして輸送することも禁止し、「常に自然の状態に保たなくてはならない」ともされた。(c)AFP
「ロブスターは失神させてから調理を、スイスが保護規定定める」
https://mainichi.jp/articles/20180111/reu/00m/030/002000c
2018年1月11日 11時33分 毎日新聞
[チューリヒ 10日 ロイター] - スイス政府は10日、動物保護規定の見直しを発表し、ロブスターなどの甲殻類を活きたまま熱湯でゆでる調理法を禁止する規則を設けた。
3月から施行されるこれらの規則では、「ロブスターなどの活きた甲殻類は氷や氷水に漬けて輸送してはならない。水中生物は常に自然と同じ環境で保存しなければならない。甲殻類は失神させてから殺さなければならない」と定めている。
また、違法な子犬繁殖場の摘発を狙い、吠える犬を罰する装置を禁止したり、病気や負傷した犬を安楽死させる条件について細かく定めるなどした。
隣国のイタリアでも最高裁が昨年6月、ロブスターを不当に苦しめることになるとして、調理前のロブスターを氷漬けにして保存することを禁ずる判決を下している。
~転載終了~
上のニュースでも取り上げられている、イタリアのニュースはこちら↓
イタリア裁判所、氷漬け保存はロブスターに「不当な苦痛与える」
http://reut.rs/2tiLqaK
2017年6月19日 REUTERS
[ローマ 16日 ロイター] - イタリア最高裁は16日、調理前のロブスターを氷漬けにして保存するのはロブスターを不当に苦しめることになるとして、レストランオーナーに罰金支払いを命じた。
動物保護団体の主張を受け入れたもの。同団体は、生きた甲殻類を氷で冷やして保存しているフィレンツェのレストランオーナーを相手取り、2000ユーロ(約25万円)の罰金と裁判費用3000ユーロの支払いを求めていた。
最高裁は、生きたまま調理されるからといって、その前に不当に扱っていいことにはならない、との下級審の判断を支持した。
判決文は「通常用いられる調理方法は法的に問題ないが、調理されるのを待つ間拘束して苦痛を与える方法は正当化できない」と述べた。
最高裁は、高級レストランやスーパーでは、ロブスターなど甲殻類を冷蔵状態で保存するのではなく、酸素が供給される貯水槽で室温で保管するのがすでに一般的になっている、とも指摘した。
~転載終了~
今回のスイスのニュースを知って、ビックリ仰天してる日本人多数。
動物虐待虐殺大国ならではの反応で、そりゃそうでしょうね。
動物食べないというと、「え?鶏も食べないの?」とか、「まさか魚は別だよね?」って反応されることが日常茶飯事の感覚が狂いまくった日本では、甲殻類はそれ以下の存在でしょう。
それに動物と認識されているにも関わらず苦痛を与えるとして他国では禁止されてる二酸化炭素ガスによる犬と猫の殺処分がいまだに主流の日本。
そんな他者の苦しみについて無関心で愚かな意識が当たり前の日本人を代表するかのような魚食で儲けている西潟正人とかいうオッサンを取り上げてこのようなニュースが日刊ゲンダイから発信されてました。
「笑っちゃうね。」っていう時点で、どれだけ腐った人間で中身がない人間なのかが解ります。
イタリアはすでにそのような発想してますし、海に囲まれたオーストラリアでも甲殻類の苦しみについて考えていますし、封じ込められる対象はお前らだよって話だし恥を知って欲しいですね。
「エビカニ生前ボイルNG スイス政府“ビックリ禁止令”の波紋」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/221384
「生きたロブスターを茹でるな」――。スイス政府の禁止令が話題になっている。
きっかけは動物愛護活動家や科学者が「ロブスターなどの甲殻類は神経系統を持っているため、生きたまま茹でられるとかなりの痛みを感じるはず」と主張したこと。これを受けてスイス政府は「ロブスターを鍋に放り込むのはレストランでは一般的だが、一切禁止する。ロブスターが死ぬ前に意識を失わせておく必要がある」と命じた。
甲殻類や魚類が痛みを感じるかについては以前からさまざまに議論されてきた。水産関係者が言う。
「ロブスターもカニも魚も表情がないため、苦しんでいるかハッキリしないのです。だから今回の主張のように痛みを感じる『はず』となってしまう。結論はなかなか出ません」
とはいえ、スイスではエビやカニを生きたまま茹でるのはご法度となったわけだ。
■おいしさを保つには…
「笑っちゃいますね。スイスは海がない国。魚を食べる文化がないから、こんな決定をしたのでしょう。フランスやイタリア、スペインからは出てこない発想です」と呆れるのは東京海洋大海洋生命科学部非常勤講師の西潟正人氏(魚食文化論)だ。
「甲殻類は魚類よりも自己分解酵素が多いため、すぐにおいしさが消失するのです。だから生きたままボイルしないとダメ。マツバガニやタラバガニの漁船が捕獲したカニを船上でボイルするのはおいしさを保つためです。伊勢エビなどは死んだら価格が3分の1に落ちてしまう。北海道で甘エビやボタンエビをその日のうちに食べるのはおいしさを逃さないためです」
スイスの決定が国際水準になり、日本でも甲殻類の“生前ボイル”が禁止されたら、味が格段に落ちることになる。
気になるのはスイス政府が海産甲殻類を氷詰めにして輸送することも禁止したこと。西潟氏によると、日本ではサバなどを海水と氷を混ぜた「水氷」に入れて締める方法を取り、これを「野締め」と呼ぶ。魚に氷が使えなくなったら鮮度が落ちるのは間違いない。魚類もピンチというわけだ。
「割烹店などではいけすで泳いでいるアジをお客さんの前でさばいて刺し身にします。お客さんはビジュアルを楽しめる上に、生きていた魚の歯ごたえや食感を味わうことができる。あれも禁止されたら食べる楽しみが減りますよ」(西潟正人氏)
奇妙な方針はスイス一国に封じ込めてもらいたい。
~転載終了~
以下尊敬しているアニマルライツセンターのニュースを転載しますが、他者の命を奪うこと自体が人道的でないのであって、「人道的な殺し方」自体が存在しないと思ってるので、その部分に関しては私は意見が別であることだけはお伝えしておきたいと思います。
世間でどれだけ人道的と言われようが、殺し方の説明は、本当あまりに残酷で読んでる間中、眉間にシワが寄ってしまいます…。
どうか一刻も早く殺し方の説明自体がなくなる世の中になりますように・・・。
世界の動物法律集詳細「魚類や甲殻類の人道的な捕獲、さばき方」
http://www.arcj.org/animals/law/00/id=1170
オーストラリア ニューサウスウェールズ州のガイドライン魚類や甲殻類の人道的な捕獲、さばき方(Humane harvesting of fish and crustaceans)を翻訳しました。
より詳細な魚類・甲殻類の殺し方についてはこちらをご参照ください。
【ひれのある魚類】
魚類捕獲する魚は人道的な捕殺方法を取ることが重要である。
迅速にまた正しい位置に衝撃を与えて気絶させる事が正しい方法である。
魚は重い木づちなどを使い、目の上の頭を一撃する。(脳の上)
正しい一撃であれば、魚のえらは規則的な動きが止まり、
目は動かないままになる。魚は心臓が止まってから出血させなければならない。
小型から中型の暖海の魚類は氷水を使い氷水は砕いた氷と水を同量にして作る。温度計を使って水の温度をチェックする。
純粋な水は零度に、塩水ならば-4度に設定しなければならない。
水温を管理し、必要に応じて氷を足す。魚を水の中にいれて、魚が氷と触れないようにする。20分間その中に魚を置き、呼吸が止まって、さらに10分置く。
【カニやエビなどの甲殻類】
最近はレストランやケータリング業界において、甲殻類の扱い方の考えが変わってきた。苦痛をもたらすこと、苦しめることは避けなければならない。レストラン、ケータリング業界で使われる甲殻類はロブスター、カニ、えびら、マロン、ザリガニ、バルマンバグを含む。これらの生き物を扱う者は捕獲、運搬、収容、命を取る時に人道的な方法が取られているか確認しなければならない。
●塩水か氷水を使用すること
これらの甲殻類はすべてカットしたり、茹でたり、あぶる前に20分は塩水か氷水につけておく。苦痛を与える作業を行う前に動かなくなったことを確認する。
浸す水は最初にエスキーのような適切なクーラーボックスに、砕いた氷と塩水(海水と同じ塩度で)を入れて作る。氷と塩水の比率は3対1である。こうすることで温度を-1度に保つことができる。
水温の管理のために十分な氷が使われるべきである。
●中枢神経を素早く破壊すること
上記の方法が取れなければ素早く中枢神経を破壊すること。
是非取ってほしい手順は20分間塩水や氷水に付けた後、素早く中枢神経を破壊することである。
ロブスター
ロブスターは体の縦の線に走る中枢神経がある。
刺身(生食)やボイル(調理)するには、縦方向に鋭いナイフで切断することによりこれらの神経中枢を破壊しなければならない。
切る動作を二回で行うこと。
①尾と腰の接合部分近くの正中線を切り、頭に向かって切断する。
②尾と腰の接合部近く正中線から尾に向かって切断する。
ロブスターの切断にはナイフでの切断に木づちを使わなければならない。長さの方向に半分に切った後、即座に腰と頭の神経中枢を取り除く。
これらの手順は10秒以上かかってはならない。
さらには熟練した職人が行わなければならない。
カニ
カニには二つの神経中枢があり、前部と後部である。
時間が限られているときにはカニを数分間塩水か氷水に入れて動きを止める。
その後
重い鋭くとがった道具で前後の中枢神経を素早く破壊する。
または上の殻を素早く取り除き、前後の中枢神経を破壊する。
これらの手順は10秒以上かかってはならない。さらには
熟練した職人が行わなければならない。
【行ってはいけない方法】
次の方法は苦痛を長引かせるため決して行ってはいけない。
・横に切断すること。
(最初に神経中枢を破壊することなしに頭と腰部を尾から切り離すこと)
・前と後ろの神経中枢を破壊する前に部位を解体すること。
・20分塩水や氷水につける前にボイルすること。
【運搬と保管】
運搬の間はストレスを生むので、温度や水質などの主要な環境を急に変えることは避ける。
保管の間のストレスを生み出すもの:
・水温の管理を怠ること。
・不適切な通気。
・水が汚れていたり水質が適切でない。
・過密状態で保管する。
・合わない種類を一緒に保管する。
収容しているタンクの状態が悪いときは:
・水面に泡が立っている。
・水が濁っている。
・タンクの壁にヘドロや藻がつく。
保管のタンクを良い状態に保つためには:
・水の浄化、ろ過システムを取り入れる。
・適切な水質テスト手順を使用する。
このガイドラインはアニマル・ウェルフェア・アドバイザリー・カウンシルにより作成された。
ガイドラインは草稿時の情報に基づいている。
ニューサウスウェールズのレストラン、ケータリング協会のご協力に感謝する。
追記 問い合わせ先 NSW DPI Animal Welfare Unit.
翻訳協力:Ueda Hiromi
~転載終了~
このニュースを知った瞬間、動物達の扱いがあまりにも酷すぎる日本と比べて思わず、「素晴らしい!」っと口走ってしまったけど、ソッコーで冷静になり、動物を搾取してること自体が本来問題なのであり、「素晴らしくもなんともないわボケッ!!」っと、ソッコーで自分にツッコミ返した件。
「ロブスター、生きたままゆでては駄目 スイスが動物保護法改正」
http://www.afpbb.com/articles/-/3158081
2018年1月11日 11:20 発信地:ジュネーブ/スイス AFP BB NEWS
【1月11日 AFP】スイス政府は10日、暴れるロブスターを熱湯に放り込む従来の調理法を禁じ、事前に気絶させてから絶命させることを義務づけた。動物保護法の全面的な見直しに伴う措置で3月1日から適用される。

漁船に引き揚げられたロブスター(2016年12月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / DAMIEN MEYER
ロブスターを生きたまま熱湯に入れる調理法はこれまでレストランで一般的だったが、今回の法改正によりロブスターは「死ぬ前に気絶していなければならない」とされた。スイスの公共放送局(RTS)によると、気絶させる方法も電気ショックか機械を使った「脳の破壊」しか認められないという。
動物の権利活動家や一部の科学者は、ロブスターやその他の甲殻類は高度な神経系を持っており、生きたまま熱湯でゆでられると激しい痛みを感じると主張している。
改正法ではこのほか、生きたロブスターを含む海産甲殻類を氷詰めにしたり氷水に入れたりして輸送することも禁止し、「常に自然の状態に保たなくてはならない」ともされた。(c)AFP
「ロブスターは失神させてから調理を、スイスが保護規定定める」
https://mainichi.jp/articles/20180111/reu/00m/030/002000c
2018年1月11日 11時33分 毎日新聞
[チューリヒ 10日 ロイター] - スイス政府は10日、動物保護規定の見直しを発表し、ロブスターなどの甲殻類を活きたまま熱湯でゆでる調理法を禁止する規則を設けた。
3月から施行されるこれらの規則では、「ロブスターなどの活きた甲殻類は氷や氷水に漬けて輸送してはならない。水中生物は常に自然と同じ環境で保存しなければならない。甲殻類は失神させてから殺さなければならない」と定めている。
また、違法な子犬繁殖場の摘発を狙い、吠える犬を罰する装置を禁止したり、病気や負傷した犬を安楽死させる条件について細かく定めるなどした。
隣国のイタリアでも最高裁が昨年6月、ロブスターを不当に苦しめることになるとして、調理前のロブスターを氷漬けにして保存することを禁ずる判決を下している。
~転載終了~
上のニュースでも取り上げられている、イタリアのニュースはこちら↓
イタリア裁判所、氷漬け保存はロブスターに「不当な苦痛与える」
http://reut.rs/2tiLqaK
2017年6月19日 REUTERS
[ローマ 16日 ロイター] - イタリア最高裁は16日、調理前のロブスターを氷漬けにして保存するのはロブスターを不当に苦しめることになるとして、レストランオーナーに罰金支払いを命じた。
動物保護団体の主張を受け入れたもの。同団体は、生きた甲殻類を氷で冷やして保存しているフィレンツェのレストランオーナーを相手取り、2000ユーロ(約25万円)の罰金と裁判費用3000ユーロの支払いを求めていた。
最高裁は、生きたまま調理されるからといって、その前に不当に扱っていいことにはならない、との下級審の判断を支持した。
判決文は「通常用いられる調理方法は法的に問題ないが、調理されるのを待つ間拘束して苦痛を与える方法は正当化できない」と述べた。
最高裁は、高級レストランやスーパーでは、ロブスターなど甲殻類を冷蔵状態で保存するのではなく、酸素が供給される貯水槽で室温で保管するのがすでに一般的になっている、とも指摘した。
~転載終了~
今回のスイスのニュースを知って、ビックリ仰天してる日本人多数。
動物虐待虐殺大国ならではの反応で、そりゃそうでしょうね。
動物食べないというと、「え?鶏も食べないの?」とか、「まさか魚は別だよね?」って反応されることが日常茶飯事の感覚が狂いまくった日本では、甲殻類はそれ以下の存在でしょう。
それに動物と認識されているにも関わらず苦痛を与えるとして他国では禁止されてる二酸化炭素ガスによる犬と猫の殺処分がいまだに主流の日本。
そんな他者の苦しみについて無関心で愚かな意識が当たり前の日本人を代表するかのような魚食で儲けている西潟正人とかいうオッサンを取り上げてこのようなニュースが日刊ゲンダイから発信されてました。
「笑っちゃうね。」っていう時点で、どれだけ腐った人間で中身がない人間なのかが解ります。
イタリアはすでにそのような発想してますし、海に囲まれたオーストラリアでも甲殻類の苦しみについて考えていますし、封じ込められる対象はお前らだよって話だし恥を知って欲しいですね。
「エビカニ生前ボイルNG スイス政府“ビックリ禁止令”の波紋」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/221384
「生きたロブスターを茹でるな」――。スイス政府の禁止令が話題になっている。
きっかけは動物愛護活動家や科学者が「ロブスターなどの甲殻類は神経系統を持っているため、生きたまま茹でられるとかなりの痛みを感じるはず」と主張したこと。これを受けてスイス政府は「ロブスターを鍋に放り込むのはレストランでは一般的だが、一切禁止する。ロブスターが死ぬ前に意識を失わせておく必要がある」と命じた。
甲殻類や魚類が痛みを感じるかについては以前からさまざまに議論されてきた。水産関係者が言う。
「ロブスターもカニも魚も表情がないため、苦しんでいるかハッキリしないのです。だから今回の主張のように痛みを感じる『はず』となってしまう。結論はなかなか出ません」
とはいえ、スイスではエビやカニを生きたまま茹でるのはご法度となったわけだ。
■おいしさを保つには…
「笑っちゃいますね。スイスは海がない国。魚を食べる文化がないから、こんな決定をしたのでしょう。フランスやイタリア、スペインからは出てこない発想です」と呆れるのは東京海洋大海洋生命科学部非常勤講師の西潟正人氏(魚食文化論)だ。
「甲殻類は魚類よりも自己分解酵素が多いため、すぐにおいしさが消失するのです。だから生きたままボイルしないとダメ。マツバガニやタラバガニの漁船が捕獲したカニを船上でボイルするのはおいしさを保つためです。伊勢エビなどは死んだら価格が3分の1に落ちてしまう。北海道で甘エビやボタンエビをその日のうちに食べるのはおいしさを逃さないためです」
スイスの決定が国際水準になり、日本でも甲殻類の“生前ボイル”が禁止されたら、味が格段に落ちることになる。
気になるのはスイス政府が海産甲殻類を氷詰めにして輸送することも禁止したこと。西潟氏によると、日本ではサバなどを海水と氷を混ぜた「水氷」に入れて締める方法を取り、これを「野締め」と呼ぶ。魚に氷が使えなくなったら鮮度が落ちるのは間違いない。魚類もピンチというわけだ。
「割烹店などではいけすで泳いでいるアジをお客さんの前でさばいて刺し身にします。お客さんはビジュアルを楽しめる上に、生きていた魚の歯ごたえや食感を味わうことができる。あれも禁止されたら食べる楽しみが減りますよ」(西潟正人氏)
奇妙な方針はスイス一国に封じ込めてもらいたい。
~転載終了~
以下尊敬しているアニマルライツセンターのニュースを転載しますが、他者の命を奪うこと自体が人道的でないのであって、「人道的な殺し方」自体が存在しないと思ってるので、その部分に関しては私は意見が別であることだけはお伝えしておきたいと思います。
世間でどれだけ人道的と言われようが、殺し方の説明は、本当あまりに残酷で読んでる間中、眉間にシワが寄ってしまいます…。
どうか一刻も早く殺し方の説明自体がなくなる世の中になりますように・・・。
世界の動物法律集詳細「魚類や甲殻類の人道的な捕獲、さばき方」
http://www.arcj.org/animals/law/00/id=1170
オーストラリア ニューサウスウェールズ州のガイドライン魚類や甲殻類の人道的な捕獲、さばき方(Humane harvesting of fish and crustaceans)を翻訳しました。
より詳細な魚類・甲殻類の殺し方についてはこちらをご参照ください。
【ひれのある魚類】
魚類捕獲する魚は人道的な捕殺方法を取ることが重要である。
迅速にまた正しい位置に衝撃を与えて気絶させる事が正しい方法である。
魚は重い木づちなどを使い、目の上の頭を一撃する。(脳の上)
正しい一撃であれば、魚のえらは規則的な動きが止まり、
目は動かないままになる。魚は心臓が止まってから出血させなければならない。
小型から中型の暖海の魚類は氷水を使い氷水は砕いた氷と水を同量にして作る。温度計を使って水の温度をチェックする。
純粋な水は零度に、塩水ならば-4度に設定しなければならない。
水温を管理し、必要に応じて氷を足す。魚を水の中にいれて、魚が氷と触れないようにする。20分間その中に魚を置き、呼吸が止まって、さらに10分置く。
【カニやエビなどの甲殻類】
最近はレストランやケータリング業界において、甲殻類の扱い方の考えが変わってきた。苦痛をもたらすこと、苦しめることは避けなければならない。レストラン、ケータリング業界で使われる甲殻類はロブスター、カニ、えびら、マロン、ザリガニ、バルマンバグを含む。これらの生き物を扱う者は捕獲、運搬、収容、命を取る時に人道的な方法が取られているか確認しなければならない。
●塩水か氷水を使用すること
これらの甲殻類はすべてカットしたり、茹でたり、あぶる前に20分は塩水か氷水につけておく。苦痛を与える作業を行う前に動かなくなったことを確認する。
浸す水は最初にエスキーのような適切なクーラーボックスに、砕いた氷と塩水(海水と同じ塩度で)を入れて作る。氷と塩水の比率は3対1である。こうすることで温度を-1度に保つことができる。
水温の管理のために十分な氷が使われるべきである。
●中枢神経を素早く破壊すること
上記の方法が取れなければ素早く中枢神経を破壊すること。
是非取ってほしい手順は20分間塩水や氷水に付けた後、素早く中枢神経を破壊することである。
ロブスター
ロブスターは体の縦の線に走る中枢神経がある。
刺身(生食)やボイル(調理)するには、縦方向に鋭いナイフで切断することによりこれらの神経中枢を破壊しなければならない。
切る動作を二回で行うこと。
①尾と腰の接合部分近くの正中線を切り、頭に向かって切断する。
②尾と腰の接合部近く正中線から尾に向かって切断する。
ロブスターの切断にはナイフでの切断に木づちを使わなければならない。長さの方向に半分に切った後、即座に腰と頭の神経中枢を取り除く。
これらの手順は10秒以上かかってはならない。
さらには熟練した職人が行わなければならない。
カニ
カニには二つの神経中枢があり、前部と後部である。
時間が限られているときにはカニを数分間塩水か氷水に入れて動きを止める。
その後
重い鋭くとがった道具で前後の中枢神経を素早く破壊する。
または上の殻を素早く取り除き、前後の中枢神経を破壊する。
これらの手順は10秒以上かかってはならない。さらには
熟練した職人が行わなければならない。
【行ってはいけない方法】
次の方法は苦痛を長引かせるため決して行ってはいけない。
・横に切断すること。
(最初に神経中枢を破壊することなしに頭と腰部を尾から切り離すこと)
・前と後ろの神経中枢を破壊する前に部位を解体すること。
・20分塩水や氷水につける前にボイルすること。
【運搬と保管】
運搬の間はストレスを生むので、温度や水質などの主要な環境を急に変えることは避ける。
保管の間のストレスを生み出すもの:
・水温の管理を怠ること。
・不適切な通気。
・水が汚れていたり水質が適切でない。
・過密状態で保管する。
・合わない種類を一緒に保管する。
収容しているタンクの状態が悪いときは:
・水面に泡が立っている。
・水が濁っている。
・タンクの壁にヘドロや藻がつく。
保管のタンクを良い状態に保つためには:
・水の浄化、ろ過システムを取り入れる。
・適切な水質テスト手順を使用する。
このガイドラインはアニマル・ウェルフェア・アドバイザリー・カウンシルにより作成された。
ガイドラインは草稿時の情報に基づいている。
ニューサウスウェールズのレストラン、ケータリング協会のご協力に感謝する。
追記 問い合わせ先 NSW DPI Animal Welfare Unit.
翻訳協力:Ueda Hiromi
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